風亜
風亜は溜息を吐いていた。
不満があるのではない。
安心したからだ。
自分のコンプレックスを否定されなかったことに安心したのだ。
風亜
暖かい涙を流しながら、そう呟いた風亜だった。
夜
耳ごと引きちぎることを想像しながら夜が声をかける。
朱亜
希愛
美月
3人が方針を固めていると夜が新たな意見を口にする。
夜
全員
その日の体育、夜達はバスケでパスの練習をしていた。
美月
希愛
夜
朱亜
その時…
ゴンッ
鈍い音がした。
風亜
音に驚いたクラスメイトが音が鳴った方向を見ると、風亜が耳を押さえていた。
運藤
体育教師の運藤が声をかける。
風亜
風亜は、1度しゃがんでから保健室へ向かった。
床に落ちた血塗れのピアスを握りしめて──
風亜
風亜は、耳を押さえていた右手をゆっくりと離した。
手には、べっとりと言ってもいいほど血が付いていた。
風亜
すると風亜は恐る恐る鏡の前に立った。
鏡には、耳たぶがぱっくりと割れ、血に塗れた右耳が映っていた。
その時、突然ガラガラと音を立てて誰かが入ってきた。
風亜
そう、夜だ。
夜
夜は風亜の耳を見て問い詰めた。
風亜
夜
風亜
夜
風亜
夜
風亜
夜
風亜
夜
風亜
夜
風亜
夜の圧力に負けたのか、風亜は渋々と語り出した。
風亜
夜
風亜
夜
風亜
夜
風亜
こんなコントのようなやり取りを終えた後、夜は風亜のピアスを切断した。
夜
風亜
夜
風亜
夜
風亜
※形成外科の医師免許が無いのに人を縫おうとしないでください。
夜
風亜
夜
風亜
学校中に風亜の悲鳴が響き渡ったという。
夜
風亜
夜
風亜
※お願いですから医師免許持ってない人はやらないでください。
夜
風亜
夜
風亜
再びコントのようなやり取りを繰り広げる夜達だったが…
風亜
夜
風亜
風亜は苦笑いをして言った。
風亜が苦笑いだろうが笑顔を見せたのは、転校後初めての事だった。
夜
夜
そして夜は授業に戻り、風亜は怪我を悪化させない為見学となった。
るいの
るいの
※自分の作品で笑わないでください
るいの
るいの
るいの
るいの
るいの
コメント
4件
最近コメントを送ったのに何故か消えるバグが発生しております(この間もあった) 夜が色々とやべぇw でも実際あんな感…なんでもないです お?ドキッとした?お??? だいたい同じ内容のコメントを2回書いた私を誰か褒めてください←よーしよしよし早く寝ろ←え