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でも私はれうに幸せになって欲しいよ。 いや今れうはヒロと付き合えてて幸せかもしんないけどさ… 心のどっかで矛盾してないかい? ヒロに愛されなくてもいい、でもやっぱり愛されたい。 ヒロが色んな女の子に手を出すのも理解してる、でもやっぱり他の女の子で遊ばないで欲しい。 そんな矛盾を抱えたまま生きてくのは辛いと思うよ。 それでもその茨の道を選ぶなら、本当は止めたいけど私じゃ多分止められないや…
※現実の内容をそのまま作成しています。 名前だけ現実と異なります。
火曜日の朝。 4月16日。
私はいつもの通り 学校に行く準備をし、 家を出た。
笑顔で、元気よく、 「行ってきま〜す!」と、 親に向かって手を振った。
今日もいつもの通りの 平日だと思っていた。
昼に、ヒロのことを知らされるまでは。
授業を全て終え、 私は電車に乗った。
1駅通り過ぎた頃、 携帯を見るとメールが1通届いていた。
内容を見ると、 いとこからだった。 「突然ごめん。彼氏とまだ付き合ってる?」 と、一言。
付き合った日から 毎日のように電話をしていたので 「付き合ってるよ」と返事を返した。
※いとことヒロは同じ学校です。
いとこ
いとこ
嫌な予想をしてしまう。
"まさか女子と間接キス?" "浮気?"と、 色々な予想が頭の中をぐるぐるした。
いとこ
リネ
突然の言葉に焦ってしまい、 つい誤字ってしまった。
いとこ
送られてきたのは 明らかにヒロの字で書かれた、 手紙の写真だった。
【手紙の内容】 先輩。 4月16日の昼休み、 食堂で待ってま〜す。 (昼ご飯たまには違う人と食べたいので 一緒に食べませんか?) ヒロ
いとこ
いとこ
自分も理解はできなかった。
中学校の頃も こういうことがよくあった。 だから自分は そういうヒロも理解していた。 だから自分はそれで良かった。
自分はわかってる。わかってた。 ヒロが彼氏じゃいけないこと、 ヒロが彼氏じゃ幸せにならないこと、 全部承知の上でヒロを選んでる。
きっと、ヒロは私のことが好きじゃない。 ヒロは、私のことを弄んでる。 私で遊んで、私を騙してる。 そんなことも、理解してる。
いくら嘘つきでも、騙されてても、 自分はそれでいい。 そんなのは覚悟した上で付き合ってる。 ヒロが相手なら 自分はマリオネットになってもいい。
でも2つだけ、願いがある。
ヒロに、全力で愛されたかった。 嘘偽りなく、騙しもなく、 愛されたかった。 そして、二度と女で遊ばないでほしい。 私のことで遊ぶのは全然いい。 これからも私で遊んでくれていい。 でも、他の女の子に手を出さないでほしい。
それだけが私からの願い。
私は、これからも ヒロのことを思い続けるだろう。
何されても、どれだけ騙されても、 私はヒロのことを 好きでいて、愛すだろう。
そして、いつまでも ヒロのマリオネットでいるだろう。