あの日から
君は笑わなくなったんだ。
詩音
おはよう。菜奈
菜奈香
おはよう…何か用?
詩音
…んーん、特にないよ。挨拶しただけ
菜奈香
そう。じゃあ
詩音
うん。
竜也
今日も笑ってないな。菜奈香
詩音
だね。
菜奈香
………
詩音
どうにかしないと菜奈の学校生活3年間が無駄になっちゃうよ…青春も必要だし!
竜也
だよなぁ…
詩音
しかも笑わないことで怖がられてるし💦
竜也
そら困るわ…
詩音
無理に笑えとは言えないもんね。
竜也
んー…まぁとにかく放課後会議会議!
詩音
だね。
放課後
詩音
ねえ、竜也
竜也
なに~?
詩音
僕のせいで菜奈は笑わなくなったのかな…?
竜也
…それは俺には分からない。
詩音
困らせちゃってごめんね。だよね。ありがとう
竜也
おう…
菜奈香
あ、詩音くんと竜也くん…
詩音
菜奈!
菜奈香
何?
詩音
い…いや
菜奈香
あっそ。じゃ
詩音
う、うん。
彼女は…魔法にかかったかのように
笑わないんだ。
僕のせいだと毎日毎日心のなかで呟いて呟いて…
頭が痛くなるほどに
呟いて呟いて
詩音
新シリーズだーね!
詩音
今回は終わり!❤15個で書こーかな!
この作品はいかがでしたか?
320