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～美衣(娘)の気持ち～
私の事を、女手1つで育ててくれたお母さん
いつも優しくて、かっこいい。
私は、そんなお母さんが大好きだった
……
だから、明日こそ！…
伝えなきゃ…
お母さんの気持ち
私は美衣の事が大切で大切で仕方なかった。
美衣は私にとって宝物。
小さい頃サンタさんは大人にプレゼントを渡さないと言ったら
美衣は、｢じゃあ来年はお母さんの欲しいものを頼むね？」
と言ってくれたのは嬉しかった。
私も母として、しっかりしなきゃ……
美衣)みい
お母さん、！
お母さん
なに？
美衣)みい
これプレゼント！
美衣)みい
今日は母の日でしょ？
お母さん
…ありがとう。
そこには、お母さんが行きたがっていたイタリアの絵と手紙がくっついているものがあった
お母さん
美衣……
お母さん
ごめんね、美衣。
お母さん
イタリアに連れてくお金もなくて。
美衣)みい
ううん
美衣)みい
全然大丈夫！
美衣)みい
あと、私の為にいつも頑張ってくれて
美衣)みい
ありがとう。
お母さん
ありがとう、ありがとう。
美衣)みい
美衣)みい
お母さん……
美衣)みい
美衣)みい
死なないでね？
美衣)みい
死ん…じゃダメだよ？
お母さん
…お母さん、病気に勝てるように頑張るね。
美衣)みい
…うん、頑張ってね
マザコンだって言われたっていい。
私は私の為に頑張ってくれる優しいお母さんが大好きなの。
だからね、今まで一生懸命頑張ってくれたお母さんは
きっと病気に勝てる！そう信じてる。
もちろん私だって一緒に戦ってるんだからね？
だから、絶対…絶対死なないでね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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