今回僕らしくないものを書きます。 最後ホラーです
哀
光さん
光
はい?
哀
今日の午後、お買い物に行きませんか?
光
ああいいよ哀さん
彼女は哀 俺の同僚だ
光
それで、この件なんだが
哀
ああ、それは○○プロジェクトの資料で✕月△日にプレゼンのものですね
光
プレゼンですか.......
哀
私、プレゼンは好きなんです。自分の意見を言えるし、いい所を見つけられるので
光
いいですね、哀さんのそのポジティブさ、好きですよ
哀
ありがとうございます!
哀さんはとても美人で会社に一緒に入った時はみんなが2度見、いや、3度見をしていた
性格もよく、頭もいい彼女がモテないわけが無い
だが、彼女からはそんな話は聞いたこともない
哀
すっかり暗くなっちゃいましたねー…
光
そうだなぁ…
雑談をしながら、路地裏に入った
哀
ねえ光さん
光
ん?
ガタッ
突然の事でなんのことか分からなかった
数秒経ち俺は彼女に羽交い締めにされていることに気づいた
光
あ、哀さん!?
哀
…すみませんね。私はとある暗殺者です。
哀
この会社に転勤してきたのも、あなたを暗殺するため
哀
......私に慈悲などありません
哀
死んで
ザクッ
ザクッ
ザクッ
光
あ"、がぁ.......
哀
ああ…綺麗な鮮血…♡♡
ナイフに付着した血液を愛おしそうに舐めた
彼女は甘い果実のようだった
だが、その果実は
喰らう者を苦しめる
猛毒な
禁断の果実だった