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○○ side
ピピピピ ピピピピ
○○
今日はカラオケだ、というのを言い聞かせ、重たい体を起こす
昨日大ちゃんがコーディネートしてくれた服に着替え、
普段はしないメイクを少しやり、準備を終わらせる。
そうして、家をあとにする。
10:00 ちょっと前 待ち合わせ場所
○○
基本、休日外には出ないから人の多さにびっくりし、
まったく謙社くんを見つけられない。
長尾
○○
声のする方向を見るとおしゃれな服を着た男の子が2人立っていた。
しっかり見たらどっちもしっかり知ってる人で、
長尾
道枝
○○
○○
道枝
久しぶりに会ったのにもかかわらず、距離が近い道枝さん。
しかし、男の人が慣れない私は目を合わせることができない。
長尾
道枝
○○
長尾
道枝
何の話をしているのか聞くこともできず、話してもくれないので
先にどんどん行ってしまう2人を追いかける。
カラオケ施設
長尾
長尾
道枝
長尾
○○
長尾
○○
「惚れてん」という言葉になぜか反応してしまった。
きっと普段言われないから、と言い聞かせすぐ頭の中から消すことにした。
○○
長尾
長尾
勝手に曲を入れ、もう逃げられなくなってしまったのでしっかり歌った
長尾
道枝
○○
褒められ慣れていないので凄く嬉しいようで恥ずかしかった。
雑談をしつつ2人が基本歌っていたらあっという間に時間は過ぎ、
午後3時になっていた。
道枝
長尾
○○
ガラッ
高橋
○○
長尾
長尾
高橋
○○
道枝
なんで...なんでこの人が...。
なんで...恭平が、いるの...?
元カレであり...この男嫌いになる原因のこの人が...。
恭平はずっと謙社くんと話してて、こっちを見る気はない。
道枝
○○
道枝
○○
道枝くんの言う通り、水を飲もうとグラスを持ち、口に運ぼうとしたら、
高橋
○○
急に話しかけられ、手を滑らしてグラスを落としてしまった。
長尾
道枝
○○
案の定、グラスは割れず、中身がこぼれるだけで済んだ。
○○
長尾
片付けも終わり、落ち着いたところでまた再開された。
しかし、歌う気が出ない私はただ聞いてるだけで、
基本、謙社くんと恭平の2人が歌っている。
道枝
○○
道枝
○○
道枝
○○
道枝
道枝
相談なんてないがLINEは交換しておいた。
高橋
○○
高橋
高橋
長尾
○○
なんでこの人はそんな質問ができるの...。
どんどん気持ち悪くなってきた...。
私はこの空気感に耐え切れず、恭平から逃げるように出ていった。
No,15 END