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〜意味怖〜だから言ったのに。

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〜意味怖〜だから言ったのに。

1 - 〜意味怖〜だから言ったのに。

♥

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2020年01月08日

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少女

あーあ。毎日つまらないなー。

私は夏休みが大嫌いで、 毎日が退屈で仕方がなかった。

少女

、、、外にでも出てみるか。

少女

、、一応出てきたけど、はぁ、やっぱりつまらない。

その時、目の前に一匹の猫が現れた。

少女

猫?

猫は 二足歩行になって、少女に行った

ネィト

こんにちは。
あなたの気持ちに応えて、
この世界にやってきました。
私はネィト。どうぞよろしく。

少女

えっ。

ネィト

あなたは毎日が退屈なようですねぇ。。

少女は恐怖で震えながら後ずさりをする。

ネィト

そこで、私が
特別に君に力を与えよう。

ネィトは、少女に念じるように目を閉じ、数秒の沈黙のあと、ゆっくりとまぶたを開いた。

ネィト

はい。これで君は超高速に走れるようになった。

少女

やだ、、やだっ
いゃぁっ、、

少女は、真っ青な顔で腰を抜かして その場にへたりこんでいる。

ネィト

じゃ、私はこれで。
あっ、あとあと、夕方5時までには、5分、家の中にいるんだよ。魔法が解けると、外では自分だけ時が止まってしまうからね。それに、周りには君が見えなくなってしまう。

少女

あっ、うぅ、、!!
やめてっ来ないでえぇっ

ネィト

まぁ、猫がいきなりしゃべったりしたら、そんな反応をしますよね。では、さようなら。

猫はそれだけいうと、普通の猫に戻り、何も無かったかのように、辺りをキョロキョロ見回して、少女を見てビックリしたのか、どこかへ走って逃げてしまった。

少女

な、なんだったのよ、、。
確か、魔法が、、。
超高速で走れるのよね、

少女は、軽く走ってみた。 その瞬間、瞬間移動したかのように、早く走れた。

少女

いゃっ!う、、?
は、速い!これはやめられないわ!

少女は、お昼を過ぎても 昼食は食べずに、 ずっとあの能力で遊び回っていた。

少女

うふっあははっ!
こんなに外が楽しいだなんて!
あっははははははははっ!

そして、横断歩道を渡っている途中で、体がカチッと止まった。

少女

えっ、何何何何つ!?

やがて信号は 血のように真っ赤な赤色になり、向こうから車が走ってきた。

少女

ぁ、、う

少女はそれを横目で 見ていた。 血走り、涙で目の前がぼやぁっとする。 車はスピードを上げて走ってきている。少女の事など、気にしていない。まるで、他の人には見えていないかのように、、。

少女

はぁっはぁっ、いゃっ!しにだぐなぃっ!

涙や鼻水で表情が見えないくらいに 顔は恐怖でゆがんでいる。 少女は泣き叫び続けた。

少女

あァーーーーっ!!!
ぃやだァァァーーっ!!!
じにだぐなぃっ!!
誰かっ誰かだずげでえええぇっ!!!

そんな声は 勿論、誰にも聞こえるはずもなく、 車が横断歩道を通り過ぎると共に、 その声も引きちぎられるようにして 消えた。 その瞬間を ネィトは見ていた そしてこう言った

ネィト

あーあ。
だから言ったのに。

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