るりside
私はるり。高校3年生だ。今はお母さんと2人暮らしをしている。
母
おはよう、るり
るり
おはよう、お母さん
母
早く朝ごはん食べちゃいなさい
るり
はーい…
朝ごはんのトーストとハムエッグを食べてる途中にお母さんに声をかけられた。
母
今日覚えてる?
るり
今日…?何かあったっけ?
母
やっぱり忘れてた笑
母
今日は、大事な話があるから学校終わったらこのお店に来て
そう言ってお母さんは私に地図の書いたメモを渡した。
るり
うん、わかった。
母
それにしても、今日はゆっくりなのね
るり
えっ、まだ7時30分くらいでしょ?
母
もう、8時くるけど…
るり
えっ!? やばっ、遅刻じゃん!!
るり
行ってきます!
母
るり、お弁当!
るり
あっ、ありがとう。じゃあ行ってきます!
母
行ってらっしゃい
ガラガラガラ
キーンコーンカーンコーン
るり
よし、セーフ
先生
るりさん
るり
わっ、先生…
先生
HR始めるから席ついて
るり
はい…
席についた後、隣の席の康二が声をかけてきた。
康二
あれはほぼアウトやったで笑
るり
遅刻じゃないからいいの!
先生
そこの2人、話さないの!
るり
すみません…
るり
康二のせいで怒られたじゃん!(ボソッ)
すると康二は笑いながらすまんと手を合わせた。
放課後
康二
るり、一緒に帰ろー!
るり
ごめん、今日は無理
康二
何で?
るり
お母さんと約束があるから
康二
そっかー、じゃあまた明日な!
るり
うん、バイバイ
私はお母さんと約束をしていた店に来た。
母
あっ、るり!
るり
お母さん!
お母さんの隣には知らない男の人が座っていた。
男性
こんにちは
るり
こんにちは…
男性
るりちゃんだよね?
るり
はい…
母
るり、こちらの方はね…お母さんが今、お付き合いしてる人なの
るり
えっ?お付き合いって…
母
とりあえず座って
るり
うん…
私が座った後、お母さんはすぐに話し始めた。
母
お母さんね、この人と結婚しようかなって思ってるの…
るり
結婚…
私が混乱している時、私と同い年くらいの人が3人来た。
蓮
父さん、急に呼び出してどしたの?
男性
とりあえず、3人とも座りなさい
男性
こちらは父さんが今、お付き合いしている人とその娘さんだ。
私は思わずぺこっと頭を下げてしまった。
辰哉
こんにちは
るり
こんにちは…
翔太
君、今いくつ?
るり
18歳です
翔太
高校三年生?
るり
はい
蓮
俺と同い年じゃん
るり
そうなんですね…
男性
話してるとこ悪いんだがちょっといいか?
辰哉
うん、いいよ
男性
父さんはこの人と結婚しようと思ってる
蓮
いいんじゃない?
辰哉
うん
翔太
おめでとう
るり
えっ…?
私は3人のあっさりとした反応に驚いてしまった。
母
るり、賛成してくれる?
るり
う、うん
るり
お母さんが幸せになれるなら…
母
ありがとう、るり
お母さんはほっとしたのか目に涙を浮かべていた。
るり
(お母さん、幸せそう…)
男性
るりちゃんもこれからよろしくね
るり
はい、お願いします
男性
ははは、そんなに堅くならなくていいよ笑
男性
これからは君の父親になるんだから
るり
はい
辰哉
るりちゃんか…これからよろしくね
辰哉
俺は辰哉、大学3年生だよ
翔太
俺は翔太、大学1年…よろしく
蓮
俺は蓮、高校3年、るりと同い年
るり
(るり…!?)
いきなり呼びすてで呼ばれたので少し驚いてしまった。
蓮
これからよろしくな
るり
うん、よろしく
続く







