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暖かい日が差し込む部屋で、
品のある机を囲み、会話をしている者がいた。
カリゴ
カリゴ
エクレール
エクレール
エクレール
エクレール
エクレール
カリゴ
カリゴ
エクレール
エクレール
カリゴ
カリゴ
エクレール
カリゴ
カリゴ
カリゴがオーダーと呼ばれた男の元に駆け寄り、
羽織っていた物を預かった。
オーダー
オーダー
オーダー
エクレール
オーダー
オーダー
エクレール
エクレール
オーダー
オーダー
カリゴ
オーダー
オーダー
カリゴ
オーダー
エクレール
オーダー
オーダー
オーダー
エクレール
オーダー
オーダー
オーダー
ボソリと、オーダーが呟く。
エクレール
オーダー
オーダー
パチン
そう言いながら、エクレールに向けて指を鳴らした。
ジェネ・オブリオ王国
メイン通り
特訓期間を終えたウォルフ、部隊が通りを歩いている。
イヴィ
ロック
ディアベル
リエル
ロック
イヴィ
チラリと、前方に目をやる。
イヴィ
イヴィ達の他にも、初老、中年といった者もついてきていることに気がつく。
いずれも、彼らよりイヴィ達の方が年下なのは明らかだ。
ロック
ディアベル
彼らを取り巻く全てが厳格な空気に支配されているようだった。
リエル
リエル
リエル
イヴィ
ディアベル
ディアベル
クツクツと笑い、楽観視しているのが見て分かる。
イヴィ
ロック
小声でロックが続けた。
イヴィ
ディアベル
ディアベル
イヴィ
イヴィ
リエル
リエル
リエル
ディアベル
ロック
イヴィ
ロック
ロック
イヴィ
リエル
ロック
イヴィ
リエル
ロック
ディアベル
会話の規模が、より一層小さくなる。
傍から見たら、先程から身を寄せ合って、前方を確認しながら話しているのだから、
子供、悪く言えば「餓鬼」に見えていることだろう。
イヴィ
ディアベル
ディアベル
ロック
ロック
イヴィ
イヴィ
ロック
その時前を歩いていたウォルフの、これまでに迷いなく進んでいた足が止まった。
目的地に着いたようだ。
中年のウォルフが口を開く。
クランツ
クランツ
クランツ
それだけ言うと、余計な目つきでイヴィ達を一瞥し、駅構内へ入っていった。
何か資料を手に持っている。
イヴィ
イヴィ
ディアベル
クランツ
クランツ
ロック
クランツ
クランツ
クランツ
リエル
また距離が空いた。
リエル
イヴィ
イヴィ
イヴィ
ディアベル
それから切符を買い、汽車に乗ったのだった。
ジェネ・オブリオ王国
ゲハイム街
人通りが少なく、寂れた街に着いた。
ロック
クランツ
イヴィ
イヴィ
クランツ
イヴィ
クランツ
イヴィ
ロック
クランツ
クランツ
クランツ
イヴィ
イヴィ
たった二音。
だが、そこには起伏もなければ感情も流れていない。
平坦な返事だ。
ディアベル
イヴィ
ディアベル
リエル
ディアベル
ロック
ロック
ディアベル
リエル
リエル
クランツ
クランツ
イヴィ
ロック
話に夢中になっていたのかもしれない。
だが、この僅かな時間で、
6人ほど、周りを囲む者がいた。
台詞の割には、やけに整った身なりをしていた。
それも、全員が。
ロック
クランツ
クランツ
イヴィ
イヴィ
クランツ
武器を持った者がクランツ目掛けて襲ってくる───
その刹那、
この場の時が止まった。
飛び出した者も、銃を撃った者も、
止めに入ったイヴィ達もだ。
その中で、1人動く者がいた。
クランツ
再び、時計が針を進める。
襲いかかって来た者は、全員床に平伏していた。
イヴィ
クランツ
クランツ
クランツ
イヴィ
クランツ
胸元から1枚のカードを出す。
クランツ
ロック
リエル
クランツ
イヴィ
クランツ
イヴィ
リエル
クランツ
クランツ
クランツ
ディアベル
クランツ
クランツ
イヴィ
クランツ
クランツ
イヴィ
イヴィ
ロック
クランツ
クランツ
リエル
クランツ
ディアベル
ディアベル
イヴィ
イヴィ
ディアベル
リエル
クランツ
クランツ
クランツ
イヴィ
クランツ
クランツ
クランツ
クランツ
イヴィ
クランツ
クランツ
クランツ
クランツ
クランツ
イヴィ
イヴィ
イヴィ
クランツ
イヴィ
ロック
イヴィ
ロック
ロック
クランツ
リエル
クランツ
クランツ
イヴィ
ロック
イヴィ
リエル
ロック
イヴィ
リエル
リエル
クランツ
クランツ
ロック
クランツ
イヴィ
ディアベル
クランツ
リエル
クランツ
クランツ
イヴィ
扉を開けると、中は薄暗い。
イヴィ
ロック
クランツ
どうやら、「隠し部屋」があるらしいとのことだった。
クランツは廊下の天井に吊り下がっている明かりを指す。
クランツ
そして絨毯をめくり、床板を移動させた。
ガチャンッ
すると、何かがはまる音がし、地下への階段が現れたのだ。
ロック
ロック
イヴィ
クランツ
イヴィ達もクランツに続き、地下室へと走っていった。
カリゴ
とある部屋で、カリゴが何かの地図と睨み合っている。
カリゴ
エクレール
エクレール
エクレール
どうやら、ゲハイム街にある拠点の警備について話しているらしい。
確かに、地図に書かれているのは見張りの6人と地下室の2人のみであり、計画書を保管している場所としては手薄に見えてしまう。
エクレール
オーダー
カリゴ
カリゴ
オーダー
オーダー
オーダー
先程から、影で話を聞いていた人物に目を向けた。
レーツェル
レーツェル
彼女は顔を上げる。
その顔には、毒々しい刺青が彫られてあった。