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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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これは、私の母が学生の頃 アルバイトをしていた時の話です。

母のバイト先はステーキ屋で

お客さんが集まる本店と、人が ほとんど来ない蔵があったそうです。

その蔵は、団体のお客様用で

お客さんに頼まれると、そこでも 食事が出来るようになっていました。

その蔵には、古いタンスやテーブル、

針の動かなくなった、壊れた 振り子時計が置いてありました。

ある日母は蔵の掃除を頼まれ

一人蔵の中へと入っていきました。

テーブルの上を拭いてまわっていると

どこからか、音が聞こえたのです。

ボーン

…と、一回。

母は一目散に走って逃げ、

アルバイト仲間に起きた事を 話しましたが

誰も信じてくれなかったそうです。

霊の仕業か、はたまた誤作動なのか、 それは分かりませんが

母は確かに聞いたそうです。

重々しく辺りに響いた、 振り子時計の音を。

母は、それからもその店で長い間 働いていましたが

あの日から、振り子時計の音を聞いた 人は一人もいなかったそうです。

この作品はいかがでしたか?

780

コメント

24

ユーザー

面白かったです。 自分は自殺の名所で霊体験をした事があります。

ユーザー

初コメ失礼します! とっても怖いです…😭 体験した恐ろしさがこちらによく伝わります

ユーザー

夜に読むんじゃなかった…😭 怖いです、怖いです どこからか聞こえるんじゃない方思うと…もう…😥 誤作動か、はたまた幽霊の故意的なものか …どうなんでしょうね😌

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