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奏汰

というわけだから、みんな朝陽のことよろしく

あのあとすぐにみんなを呼んで私をしょうかいしてくれた 

幹部は奏汰を含めて五人

総長は奏汰

副総長が涼

さっき私を助けた時に一緒にいた二人が智也と満

あともう一人、今日はここにはいないんだけど仁って人がいるらしい

なんだか男の子を呼び捨てにするのは違和感だけどみんな君付けとか嫌いらしくって奏汰に言ったら

奏汰

やめときな

ってすこし嫌そうな顔で言われた

え、ちょっと待って、それ大丈夫なの?

痛ぇ!

涼が話していると隣にいる茜さんが思いっきり足を踏んずけていた

涼と茜さんって意外と茜さんのほうが上なんだな

じゃなくて本当にいいのか?

今その前に色々とあるのに、この子を危険なことに巻き込むようなこと

奏汰

確かに涼の言うことは確かだよ

奏汰

でも朝陽が狙われることなんてすぐにはないはずだよ

智也

なるほど、下の連中に知らせることもないから一気に広まるってこともないからね

智也が奏汰のいうことに補足してくれたみたいで

ちょっと待った!

あのさ、奏汰や涼が言ってることだけど

朝陽ちゃんを危険に巻き込むようなことじゃなくて、最初から巻き込むようなことにならないようにみんなでまもればいいんじゃない?

茜さんの言葉にみんな納得したように笑っていて

俺も賛成なんだけどさ

このこと仁が知ったら朝陽ちゃんやばくない?

満さんの言葉に私以外のみんなは凍り付いた

朝陽

へ?

朝陽

なになに?

奏汰

あ、いや、それは俺から仁にくぎを刺しておくから

確かに、じゃないとあの悲劇がまた…

いったい!

俺に当たることないだろう!?

茜さんにまたもや足を踏まれてもだえる涼

察するにその悲劇ってやつに茜さんがかかわっている感じか

あ!私は大賛成だよ!

ここみんな男ばっかだからすごくうれしい!

お花のように柔らかく笑ってくれる

そんな茜さんがさっきから涼のことポカポカするなんて夢を見てるんじゃないかって思ってしまう

朝陽

あ、ありがとう

朝陽

それに私のことは守らなくても大丈夫です

朝陽

皆さんのお荷物になるつもりはないので

意外とたくましい

朝陽

ふわぁ

奏汰

おっと、もうこんな時間か

奏汰

それじゃあ今日は解散で

じゃあ朝陽ちゃんまたね!

茜さんたちが部屋を出て奏汰と2人になる

朝陽

じゃあ、そろそろ私も帰るから…

奏汰

まって、俺が送っていくから

朝陽

い、いや大丈夫一人で帰れるし

奏汰

何言ってるの、こんな時間に1人なんてまたさっきみたいなことになるだろ

さっきのあの男が頭に浮かぶ

まぁ、確かにこの人一応そうちょうだからいないよりはましかなって

朝陽

じゃあお言葉に甘えて

奏汰と一緒にバイクに乗るために外に出る

奏汰

疲れた?

朝陽

そりゃそうでしょ

朝陽

ずっと気を張りっぱなしだったんだから

頭にポンとなでてくれる

奏汰

でも以外といい奴らだろ?

朝陽

…うん

でもね、その中でも一番いがいだったのはあなたなんだよ

朝陽

…なんてね

奏汰

へ?なんか言った?

朝陽

ううん

朝陽

あ、解散したらさみんな家に帰るの?

奏汰

うん

奏汰

俺と満と智也は一人暮らしで茜と涼は茜の家に住んでるだって

朝陽

へぇー

朝陽

居候ってこと?

奏汰

そんな感じなんじゃない?

あえて声に出さなかったけど、みんな実家に住んでるわけじゃないんだ…

奏汰

ここにいるやつらは何かしらの事情があるんだよ

奏汰

だからみんなここに集まるんだよ

朝陽

そう

奏汰

じゃあこんどは俺が聞いてもいい?

朝陽

…こたえられるようなことなら

バイクの後ろに腰かけて奏汰と向き合う

奏汰

なんでこんなところに来たの?

朝陽

小さいときに両親が事故で死んじゃったの

朝陽

それで、親戚に引き取られたんだけど色々あって、高校に入ってからすぐに家を出たの

奏汰

うまくいかなかった?

奏汰

じゃあ両新が死んでからずっと一人だった?

朝陽

それは違うよ

私はゆっくりと首を振る

朝陽

小さいころからずっと一緒にいてくれた人が二人もいたんだ

朝陽

でもね

奏汰

ん?

朝陽

今は二人ともいなくなっちゃった

だからあなたに会いに来たんだよ

この世で最も大切なあなたたち二人を取り戻すために

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