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和樹side
和樹
いつもは明るいはずの倉庫が今はとても暗く感じる
多分みんなが考えていることは同じでお昼のあの時
翔とか言うやつと言葉と紫蘭
そして、莉子…成海さんの見たことの無いあの感じは俺たちみんなを動揺させるには充分すぎるものだった
頭の中がこんがらがっていて何がなんだけわからなかった
でもこんがらがっている頭を使って行き着いた答えは二通り
1つ目は、本当に成海さんは俺たちを裏切ってなんかないってこと
もう1つは、最初から紫蘭の仲間で俺たちを陥れるために近づいてきた
の2つになる。 今の俺たちは2つ目だとしか言えない
が
そうすると翔ってやつの言葉が引っかかる
なんだろう… 頭の中で引っかかる
そしてそれと同時に信じていたものが崩れていくような感覚に襲われる
優月
静かになっていた倉庫でその声を聞いてはっとする
それは優月を疑ってしまったってことの罪悪感
優月
和樹
優月
優月
和樹
こんないい子が俺たちを裏切るなんてありえない
俺は頭に浮かんでいたことを振り払う
和樹
透流
優月
春樹
雅人
よかった。 いつも通りの雰囲気になった。
”河村優月を信じたいのは自分の罪を認めたくないから、楽しい毎日を崩したくないから”
……そんなわけない。 と頭を振る
俺らのその行動で少しづつ信じていたものが静かに崩れていとも知らずに
莉子
翔
みんな
カシャン
文化祭の打ち上げの真っ最中
色々買ってきて倉庫で宴会みたいなことしてるの
健さん
莉子
葵
莉子
莉子
ひより
莉子
ひより
ひより
ひより
莉子
莉子
翔
莉子
風真
莉子
健さん
健さん
健さん
莉子
蓮
ひより
ひより
ひより
蓮
蓮
健さん
健さん
翔
莉子
莉子
ひより
ひより
翔
莉子
翔
ひより
改めて分かったけどここにいるみんなは優しすぎる
そして、暖かい
それを改めてわかってまた涙腺が緩む
…でも今日はいっぱい泣いたからもう大丈夫
翔
莉子
莉子
翔
莉子
翔
莉子
莉子
私が泣いていたらみんな頭を撫でてくれて、髪の毛ぐちゃぐちゃになるなぁとか思いながら
みんなの温かさにまた涙が溢れ出していた
真っ白かったキャンバスに様々な色が塗られていく
そう。私たちの様々な思い
そしてそれはどんどん重なっていく
河村優月の嘘
そして私が知っている本当の真実
鳳来のみんなの楽しい日常
文化祭の件をきに敵対し始める鳳来と紫蘭
全ての色が混ざりキャンバスは黒くなっていく
このキャンバスの全てが黒くなる時、全てに終止符が討たれる
が
?
?
?
?
それと同時に莉子にもその時が刻一刻と迫っていた
そして今日、全てのことが
動き始める