それからはまたいつも通りのあの生活
朝、翔と一緒に登校して保健室で1日過ごして放課後紫蘭のみんなと遊んで帰る…はずだった
莉子
葵
朝陽
莉子
風真
朝陽
朝陽
翔
莉子
莉子
ひより
健さん
莉子
翔とひよりちゃんの顔が大人っぽい顔つきになる
莉子
ドクリッ 私の心臓が嫌な音をならす
…まさか私のせいで? どうしよう。彼らにとっては全く関係なかったのに
見ず知らずの私のせいで…?
ポンポン
莉子
風真
ひより
莉子
健さん
健さん
健さん
健さん
莉子
健さん
ひより
健さん
ひより
葵
葵
卑怯…なんて言えない。 この世界では卑怯もくそもないから
健さん
莉子
スゥ…
ひより
莉乃
莉乃
莉乃
健さん
健さん
莉乃
莉乃
健さん
莉乃
莉乃
所詮そんなもんこの世界は強いものが全て
にしてもクズだなぁ
風真
翔
莉乃
風真
朝陽
翔
風真
莉乃
私達が行くのは暗い商店街の路地裏。喧嘩に飢えた奴らが溢れかえっているところ
そして、そんな不良を狩ろうとしている警察
そんな道を呑気に歩きながら狙われるのをまつ
喧嘩は売るより買う方が好きなんだよね〜
ちなみに面子は私、翔くん、風真くん、あとはこの前私が倒しちゃった下っ端の2人
なんか私の顔バレを防ぐべく私は黒いパーカーを羽織っている
翔
風真
風真
莉乃
莉乃
翔
風真
風真
風真
あの挑発にのるおバカさんたちがわらわらと寄ってきた
ざっと15人前後ってとこか
莉乃
風真
翔
鳳来の傘下
風真
鳳来の傘下
うわ、自信たっぷり。 自分の上がいることを知らないなんて、こいつらは弱いな
それはみんなもそう判断したみたいで
風真くんは余裕そうに欠伸をしていた
風真
莉乃
そんな会話をしながら不敵な笑みを浮かべながら奴らに近づく
鳳来の傘下
それに応えるように奴らも近づいてくる
鳳来の傘下
鳳来の傘下
それにつられて周りにいた奴らもゲラゲラ笑っていた
別に手加減してくれてもいいけど、瞬殺されるだけだってばね?
ばかだよね。人を見かけで判断するなっつーの
莉乃
莉乃
手加減してくれるみたいな人の横に回って耳元でそう囁きそのまま手刀を入れる
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
風真
風真
風真くんのそれが合図でお互い一斉に走り出した
あと2人前後で囲むようにして立っているけど、流石に手加減はしてくれないみたい
酷いよねー か弱い女の子に対してさ?
そうこうしているうちに2人が私に向かってパンチを入れようとして
莉乃
前からのを避けて後ろにいるやつには回し蹴りを入れ
前にいる奴には足に力を入れて急所に蹴りをかます
ある意味男を動かなくさせるのってこうするのが速いんだよね
おかげで悶絶してるし
鳳来の傘下
莉乃
莉乃
回し蹴りしたやつが立ち上がり唸りながら私に殴り掛かる
莉乃
そう、足に力を入れて急所を狙って蹴る
鳳来の傘下
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
翔
風真
翔
莉乃
翔
莉乃
風真
莉乃
風真
翔
風真
莉乃
近々交戦が起こる
紫蘭は物理的にも人数的にも負けるわけないけど、ただ倒すだけじゃ意味が無い
そう。莉子の願いどうりあいつらの目を覚ましてやらなきゃ……