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日本親子が一緒に過ごす日

第1話 - 日本親子が一緒に過ごす日

2025年12月03日

#かんとりーひゅーまんず

#日本親子

あユ/ゆっさん大好き❤️

借りた画像ピクルー Countryhuman maker PetitVivi

注意この話は政治的意志・戦争賛美・特定の国に対する反感など一切意図を持っていません、あらかじめご了承ください。

旧国（日帝）が出てきます日本と日帝は親子関係です戦争について触れるシーンがあります

これら全て許容できる方のみこの先をすすんでくださいませ。

日本家リビング

日本

、、、

日帝

、、、

一つのちゃぶ台を挟んでいる親子がいた。日本（息子）はスマホを見ており、日帝（父）は新聞を読んでいる。

日本

（暇ですね、、、）

日本

（今日は特に予定ないですし）

日帝

、、、

日帝は日本の方をチラチラ見ているが、日本は気づいていない。さすがは元軍人、視線を見事にコントロールができている。それにしてもなぜ日帝は日本のことをチラチラと見るのだろう。

日帝

、、、

日帝

（話したいっ!）

日帝

（しかし、どうすればいいのだ！？パラオの時のように接するのがいいのか！？）

日帝

（いや、ダメだ、、日本はもう立派な大人だ、、、）

日帝

（どう声掛ければいいのだ、、？！）

日本

（んー、、）

日本はチラッと日帝の方を見る日帝はそれにすぐに気がつく。

日帝

、、、？

日本

（よしっ！）

日本はスマホをおき、正座に、日帝は新聞を四つに折ってから置き、正座のまま日本をみつめていた。

日本

父上!

日帝

！

日本

今日！

日本

私と一緒に過ごしませんかっ！

日帝

（ッ〜〜〜〜！！）

日帝

（む、息子から誘われたっ！なんという幸福っ！）

日帝

コホン、いいぞ

日本

パァーッ！

日帝

（え？可愛すぎではないか？今の顔、、、え？何が起こったのだ？？）

日帝

、、、

日帝

（さすが我が息子！！
とんでもない可愛さだ！）

日本

ち、父上、、？

日帝

すまない、少し考え事をな

日本

そうですか、、、

日帝

それで日本

日本

はい！

日帝

今日はどう過ごすのだ？

日本

えっ！

日本

（どうしましょう、考えていませんでしたっ！）

日本

（こういう親子で過ごす時は、、親孝行！！）

日本

（父上の好きなことを一緒にやればいいじゃあないですか！）

日帝

、、、

日帝

（必死に考える我が息子、、）

日帝

（尊い）

日本

あ、あの父上

日帝

なんだ？

日本

ち、父上の好きなこと、、趣味ってなんですか?

日帝

趣味、、、か

日帝

あまり考えたことなかったな

日帝

そうだな、、、

日帝

鬼畜米帝を苦しめることだろうか？

日本

とんでもないことを言わないでください、父上、、、

日帝

それは失礼した、申し訳ない

日本

他にないのですか？

日帝

他に、か

日帝

うーむ、、、

日帝

刀での戦闘、、、

日帝

だろうか

日本

そ、そうですか

日本

（どれも難しいものばかりですね、、アメリカさんに迷惑かけるにもいきませんし、刀での戦闘は現代では犯罪になってしまいます、、、）

日帝

なぁ日本

日本

はっはい！

日帝

今日一日、私に付き合ってはくれないか？

日本

はい！付き合います!

日帝

ありがとう

日帝

では、準備が整ったら私に声をかけてくれ

日本

はい

日本

（一体どこに行くのでしょうか?）

数分後

日本

父上、準備整いました！

日帝

よし、では私についてきてくれ

数時間後いくつかの電車を乗り継ぎ、山の中へ入り、山頂まで行った。そこにはとても綺麗な花たちが咲き誇っていた。

日本

（なんでしょうか、、すごく）

日帝

懐かしいか？

日本

！

日帝

日本、覚えているか?

日本

え

数十年前私が10にも満たない子供の頃、私たち家族はこの山の山頂で暮らしていた。

この日は父上が出掛けており、私は家の近くの花畑で遊んでいた。

日本

父上ー！

遊んでいた時、父上は帰ってきた。私はとても嬉しくなり、すぐさま父上の元へ走り、父上の足に抱きついた。

日帝

日本、、

日本

父上！おかえりなさい！

日帝

フッ、、ただいま

日本

わっ！

日本

もーうっ！父上！

日本

急に抱っこしないでください！

日帝

はっはっはっ！

日帝

すまん、すまん笑

日本

反省してませんね！

日帝

そんな怒らないでおくれ、キャラメルあげるから

日本

キャラメル！🌟

日本

ふふん！今日だけですよ！

日帝

あぁ、わかった笑

日帝

（それにしても重くなったなぁ、、、）

日本

あっ！父上！

日本

向こうに素敵なお花が咲いていたんですよ!見に行きましょ！

日帝

あぁ行こう、道案内よろしくな

日本

はい！お任せください！

幼い頃、日本はこの山頂で暮らしていた。家族構成は、祖父の江戸、父の日帝（陸）叔父の海、空（2人は弟）息子の日本、妹のにゃぽんで幸せに暮らしていた。

だが、、、

会議室

バンッ！

海

こんなのおかしいだろっ！

そう机を叩いたのは次男の海だった。

日帝

仕方ないだろう！

日帝

もう資源が底がつきそうなんだ！

日帝

このままだと国民達は苦しい思いしかしないのだぞっ！？

海

それでもっ！

海

戦争するのはおかしいっ！
もう何度も勝ったがその代わり大勢の人が亡くなったんだぞ！？

空

海兄さんの言う通りだと思うよ，陸兄さん戦争はやめようよ、、、

そう海の意見に賛同したのは末っ子の空だった。

日帝

っ！

空

あと決めるのは、僕らじゃないでしょ？

海

決めるのは、、

日帝

人間、、だ

あくまでも彼らは国の化身。発言、提案はできるが国を動かす決定権はなく、決定するのはいつも人間である。そのため人間が決めた方向で彼らは動き、軍を指揮するのだ。

日帝

、、、すまない

日帝

暴れすぎたな

空

いいんだよ，陸兄さん

海

（どう動くだろうな、日本の政府は、、、）

結局、人間は戦争すると言う判断を下した

その結果、、

空

では、行ってまいります

江戸

うむ、達者でな

空

はい

空

陸兄さん、海兄さん

空

、、、行っています

日帝

、、あぁ

海

ちゃんとやってこい

空

うん

日本

空にぃちゃん

空

んー？どうしたのかな？

空は日本と同じ目線に立った。

にゃぽん

これ！

にゃぽんが言ったと同時に日本とにゃぽんの手には寄せ書きされた日章旗を差し出した。

空

！

日本

無事に帰って来れるようにって

にゃぽん

おじいちゃんとお父様と海にぃちゃんとお兄ちゃんと私で書いたの

空

、、、

日本

ねぇ

空

ん？

日本

また、、一緒に遊べる？

日帝

っ、、、

海

、、、

江戸

、、、

にゃぽん

遊べる？

空

、、、うん！

空

遊べるよ！

空は日章旗を受け取り、笑顔で言った

にゃぽん

！

日本

ほんとっ！？

空

ほんとだよぉー！

空

すーぐに帰ってくるからねー！それまでいい子で待っててね！

日本

うん！

にゃぽん

約束！

空

うん！約束だ！

空

また会おうねっ！

それが空との最後の会話になってしまった。

それから❌❌後

海

行ってまいります

日帝

あぁ、、

江戸

ちゃんとやっていくのじゃぞ

海

はい

にゃぽんと日本と同じ目線になり、こう言った。

海

日本，にゃぽん

海

これからもっと大変になるが

海

お前達なら絶対に大丈夫だ

にゃぽん

うんっ、、！

日本

空にぃちゃんと一緒に帰ってくる？

海

あぁ！もちろんだ！

海

一緒に帰ってくる時は空は俺に担がれながら帰ってくることになるだろうな笑

にゃぽん

えへへっ！

日本

にゃぽん、、（小声）

にゃぽん

海にぃちゃん、これ

海

！

2人が差し出したのは、空がもらったのと同じ日章旗に寄せ書きしたものだったが、内容は少し違っていた。

海

、、、ありがとう

海は目を細め嬉しそうな声色で言い，日章旗を受け取る。それを聞いた日本たちはとても嬉しいそうな反面、寂しそうだった。

海

！

海はあることに気がついた。それは、日章旗に寄せ書きされたある一文だった。そこにはこう書かれてあった。『必ず帰ってきてください。』その文字はどの文字よりも滲み、震えて書いてあった。

海

、、、、

海

日本、にゃぽん

日本

！

にゃぽん

、、？

海

私は必ず空と帰ってくる

海

だから

海

安心しろ、それまで待っててくれ

日本

！

日本

うん！待ってる!

にゃぽん

帰ってきたらまた鬼ごっこしようねっ！

海

あぁ！

海は立ち上がり、日帝と江戸に向かい、真剣な眼差しで

海

それでは、お元気でっ！

日帝

っ！あぁ、、、！

江戸

必ず帰ってこい。

2人が戦地に行ってから 1週間後

にゃぽん

ねーお兄ちゃん

日本

どうしたの？

にゃぽん

もし、、もしだよ？

にゃぽん

もしさ、、このまま戦争が続いたらさ、、、

にゃぽん

お、お父さんも、、

にゃぽん

いっ、、、いっちゃうのかなぁ

そうにゃぽんは泣きそうな目をし声を押し殺しながら言った

日本

！

日本

にゃぽん、おいで

日本は両手を広げ、にゃぽんは日本の胸に飛び込んだ。

日本

だいじょうぶ、だいじょうぶ

日本は頭を撫でながらにゃぽんを落ち着かせると同時に父も戦地に行ってしまうのではないかという不安にかられた。

江戸

、、、

江戸

（、、残酷な世界じゃのう、まだ2人は幼いのに）

江戸

（どうして、こうなったのじゃろう）

数ヶ月後

モブ

こちらが、海様の遺骨でございます。

モブ

そして、こちら空様の遺骨でございます。

日帝

、、、届けてくれ、感謝する

モブ

では、失礼します

戦争が始まってから数ヶ月後、海と空は生きて帰ることは叶わなかった。

江戸

、、、

日本

父上？

日帝

っ

日本

そちらは？

にゃぽん

？

日帝

、、、海、、兄さんと空、、兄さんはとても褒められることを成したんだ、だから

日帝

上の方がものすごく遠いところへ行かせたんだ

日帝

そのほうが力を活かせると思ったんだろう

日帝

そしてこれは2人からの贈り物だよ

にゃぽん

そうなんだ！

日本

いつ帰ってくるんですか？！

日帝

当分は、、帰ってこないだろうな

日帝

その場所は、とても困っている人たちがたくさんいるからな、
解決するまでかなり時間がかかるだろう

日帝

だから2人が帰ってくるまで日本、にゃぽん、いい子にして2人に自慢できるようにしなさい

にゃぽん

そうしたら帰ってくるですか？

日帝

あぁ、、きっと

日本

わかりました！
それまでに自慢できるいい子になりますっ！

にゃぽん

わっ！私もっ！

日帝

、、、ふふっ

日帝

偉いぞ、2人とも

そう言って2人の頭を撫でる。

日本

ふぇへへ！

にゃぽん

いっへへ！

江戸

そうじゃ！

江戸

2人とも、さっき美味しいお菓子を貰ったんじゃ！

日本

えっ！

にゃぽん

お菓子！？

江戸

おぉう！
一緒に食べるか？

にゃぽん

うん！たべるー！

日本

食べます！食べます！

江戸

よしっ！

江戸

では家にいこうか！

日本

はい！

にゃぽん

はい！

日帝

、、、

数日後

日本

ねぇ、にゃぽん

にゃぽん

なぁに？お兄ちゃん

日本

にぃちゃんたち、いつ帰ってくると思う？

にゃぽん

んー、、、戦争終わったら帰ってくるんじゃない？
困っている人たちはきっと戦争のことで困ってるのよ！きっと！

日本

そっか、、、！

おーい！

日本

ん？

にゃぽん

今、誰かがおーいって、、

日本

言ってたよね、、

日本

、、、

にゃぽん

、、、

怖いっ！日本兄妹はそう言う

にゃぽん

どっ、どうしよう、、

日本

にゃぽん、僕の後ろにいて

にゃぽん

う、うん

？？？？

Hay!

？？？？

君らここのchildかい？

日本

え、、えぇ？

？？？？

oh!自己紹介がまだだったな！

アメリカ

俺様はアメリカ！
覚えてくれよ！

日本

あっ、はい

日本

えっと私は日本です、その、
よろしくお願いします、、？

アメリカ

あぁ！よろしくなっ！

アメリカ

というか、お前似てるな
その後ろのやつも！

にゃぽん

っ！
（震えており、日本に抱きついている）

日本

すみません、あ、あまり近づかないでもらえても、、、

アメリカ

いやーほんと、瓜二つ？って言うだっけか？

日本

（話聞いてないっ！？！？）

日本

あっ！あのっ！

シュンッ！

日帝

おい、、米帝

アメリカ

！

アメリカ

おぉ日帝chan！

日帝

お前、、、一体何をしようとしていたのだ

アメリカ

別にー

日帝

、、、誠か？

アメリカ

おいおい、そんなにキレんなよー日帝chan

日帝

ちっ、それでなんのようで来た

アメリカ

忘れてた！
お前と今後について話しに来たんだ。
拒否権はねぇーぞ

日帝

承知した、ではあちらで

日本

父上っ！

日本は顔を歪めながら日帝の元へ走っていく。

日帝

！

日本

いっ！行かないでくださいっ！

日帝

、、、

日帝

大丈夫だ、日本

日帝

父さんは米帝と少し話するだけだ、安心しろ

日帝

すぐ帰ってくる

日本にそういい、アメリカと一緒に日本達の家へと向かっていった。

日本

、、、父上

5日後

にゃぽん

お父様、本当に行ってしまうのですか、、？

日帝

あぁ、でも安心しろ

日帝

父さんが戦争を終わらせてくる

にゃぽん

ほんと？

日帝

あぁ、約束しよう

日本

、、、

日本

（本当に、、終わるのかな、、？アメリカさんと戦争しているらしいけどあの人、戦争をすぐに戦争を終わらせるような方には見えなかった）

日本

（すごく、、怖かった
もしかして、父上が、、、あ、アメリカさんに、，殺されちゃうのかな？）

日帝

日本

！

日帝

私はしばらく家を留守にすることわかっているよな

日本

はい

日帝

よし、いい子だ

日帝

そこでだ、お前に頼みたいことがある

日本

？

日帝

この家を、、じいちゃんとにゃぽんを守ってくれ

日帝

兄としていつかこの家の主として守ってくれ

日本

、、！

日本

はい！わかりました！

日本

頑張って守ってみせます！

日帝

いい子だ、ありがとう

日帝はそういい日本の頭を優しく撫で、戦場へと旅立っていった。

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