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わたしは誰の顔も見れない。
はるな
はるな
わたしは人が死ぬ時間と
人の死に方が見える。
いつからかは分からない。
小学校の頃の暑い夏の日
わたしは好きな子がいた。
はると
はるな
楽しい日が続いていた
でもある日遊んでいると
はるな
好きな子があと10秒後に死ぬのがわかった。
はるな
ドンッッ!!【車が男の子に当たる音】
はると
目の前に好きな子が倒れている
頭の中が真っ白になった。
呼吸が荒くなった。
ショックと過呼吸になり暑さでわたしは倒れてしまった。
わたしは病院で寝ていた。
はるな
お母さん
はるな
お母さん
はるな
自分のせいだと思った
私が手を引っ張ったりなにかしていれば
自分を責めた
責め続けた
そんな事があっても1日はやってくる
はるな
はるな
お母さん
お母さんは少し明るすぎる人だ
はるな
写真に語りかける
はるな
父は私が産まれる前から亡くなっている
お母さん
はるな
お母さん
はるな
お母さんのはまだ見えない
死ぬ間近じゃないと見えない。
はるな
はるな
お母さん
私は今高校生だ
はるな
わたしはあまり友達を作らなかった
死を見たくなかった。知りたくなかった。
はるな
学校のチャイムがなる。
先生
まな
まな
まな
先生
先生
男子なんて興味なかった。
いより
いより
まな
まな
先生
何故か分からないけど、
あの子とは仲良くなれる気がした。
いより
先生
先生
まな
先生
まな
はるな
まな
はるな
わたしは作り笑顔が得意だ。
いより
まな
まなが呟いた
いより
先生
先生
はるな
仲良くなりたくなかったのに。
全ての場所を教えた
はるな
いより
いより
いより
はるな
はるな
いより
はるな
わたしはふっと笑った
いより
いより
はるな
いより
はるな
わたしは断るのが苦手だ
はるな
はるな
いより
いより
この辺の公園は、小学生のころのあの公園だ
いより
いより
いより
はるな
いより
いより
いより
もしかしたら仲良くなれるかもと思った
はるな
はるな
わたしはなんで話しているんだろう。
いより
はるな
何故か分からないけど、 この人なら話してもいいかもしれないと思った。
はるな
はるな
いより
はるな
はるな
いより
いより
はるな
いより
はるな
いより
いより
いより
こんなに自分のために怒られたのが初めてだった
はるな
いより
はるな
いより
はるな
私の中で奥に収まっていたものが出てきた気がした。
おかげで明日が楽しみになった。