TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

お風呂…

入りたくない

痣も

傷も

何も見たくない

ご飯は食べれるかな

ご飯出来たよ!

みんな、座ってぇ〜

みんな(-紫赤

はーい!

いただきます!

みんな(-紫赤

いただきます!

いただきますッ…

久しぶり

吐くよ

絶対吐くよ

パクッ

おいッ…しポロ

え?莉犬?

不味かった…?

おいしいッ…ポロ

おいしい…?!!良かった…

なんで、泣いてるの?

あッまり、ご飯たべないッから…

そっか

おいしい

温かいご飯

小学生ぶりかな

莉犬はどれくらいの頻度でご飯食べてたんですか?

3日に1回かな

みんな(-赤)

は…?

え、3日に…1回?

うん

お前…まじ?

本当だよ

それ、死ぬて…

死なないよ

人間、3日ご飯食べなくても死なないから

体重何kgですか?

えっと…

30…

30!?

まって、今何歳?

17だけど…

ん?

17?

うん

13くらいかと…

はぁ?

ごめんやん

身長は?

150

150…

ちっさ

おい

w

あの、150で30はヤバくないですか…?

うん、やばいね

いっぱい食べなきゃ

いっぱい食べるっていっても、俺少食だから

だーめ

食べなきゃ、いつか本当に死ぬよ?

ちょっとずつでいいから1日3食ちゃんと食べられるようになろうね

3食…?

1日3食なんて初めて聞いた

小学生のころから

1日1食だった

1食じゃないの?

え、?

3食…だよ?

3食…だよ?

1日1食…?

おかしい

おかしすぎる

確かにこの子は痩せすぎている

3日に1回なら

1日に3食食べてるはず

だと思ってたのに

3日に1回

しかも、1日1食

莉犬くんは危なすぎる

今までように過ごしていたら

本当に死ぬ

それだけは絶対

いやだ

なにかおかしい…?

おかしすぎやで

へ…

おかしいこともきづいてない

昔はどんな風に過ごしていたんだ…

莉犬くん

普通はね

毎日ご飯食べて

3食食べて

過ごすんだよ

朝ごはん

昼ごはん

夜ご飯

食べるんだ

朝…ごはん?

夜ご飯…?

それは、知らない?

いや、知ってるよ

俺が作ってたからね

だけど食べなかったし

食べさせてもらえなかったし…((ボソ

聞こえたよ

食べさせてもらえなかったし

この子は普通を知らないのかな

でも、全部を普通にしたらだめだよね

"当たり前"のことを教えてあげよう

俺は朝ごはんも夜ご飯も食べなかった

小学生の頃からだよ

親に「給食だけでみんな過ごしているのよ」

って言われてから

えっ…

だから、3食なんて知らなかった

お母さんとお父さんは

普通じゃないと思ってたけど

俺が普通じゃなかったんだ…

ある意味そうかもしれないな

さとちゃん…

だけど、親は人間としておかしいと思う

そうなの?

殴ってくるんだろ?

実の子供を

おかしいだろ

そうだね

なんか意味わからん話ですね

次回…第5話 ♡20

「生まれてこなければ」

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

274

コメント

5

ユーザー

ブクマ失礼します

ユーザー

いままで見なかったのを後悔した😭

ユーザー

面白い

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚