Î
はぁ〜、やっと着いた。以外と早かったね。
H
そうだね、運転お疲れ様。もうすぐお昼だけど、どうする?どっかお店入る?近くに地魚料理の店あるみたいだよ。
Î
あっ、それはちゃんと、考えてあるから大丈夫だよ。
H
え、もしかして、お店予約してくれてたの?ありがとう。
Î
ヘヘ、お昼ご飯これだよ。
H
何これ?
Î
え、おにぎり!お昼ご飯に一緒に食べようと思って早起きして作ってきたんだ〜。梅干とおかかと鮭。じゃ食べよう。飲み物も缶コーヒーあるよ。(一個だけ)
H
は?いやいや、あり得ないでしょ?何で、旅行先まで来て、おにぎりと缶コーヒー食べなきゃいけないのよ。しかも缶コーヒーに関しては1個だけ!
Î
だって、お店行ったらお金かかるじゃん!夕朝食はホテルで出るから大丈夫だけど、昼食は出ないじゃん。だからお金かけたくないから、作ってきたんだよ。で、缶コーヒーは同じ物二人で分け合いたいなと思って。
H
お前はバカか?あのさ、旅行っていうのはさ、現地の美味しい物とか、観光地とか、温泉とか入って、非日常を満喫する為に行くんでしょ?何でここまで来ておにぎり?しかも缶コーヒー二人で分け合いたいって、そんなの気持ち悪くて飲めるか!
Î
え〜でも、現地の美味しい物なら夕食とかで食べれるし、温泉も宿で入れるじゃん。何でそんなに怒るのか意味がわからないよ!それに気持ち悪いは言い過ぎ。俺ら恋人同士だろ?
H
うん、まぁ確かに気持ち悪いは言い過ぎた、ごめん。だけど、おにぎりは許せない。あんた一人で食べて。私は、ここで降りて、一人で美味しい物食べて、そのまま、何処かに一泊して帰るから。あんたは、ここで寂しく一人でおにぎり食べて、ホテルも一人で行ってね。じゃ👋
Î
は?ちょっと待ってよ。
H
待たない、さいなら。
その後、私は彼をブロック。そことは違う温泉街に行きたっぷり地元の名物と温泉を満喫して帰りました。あ〜すっきりした。