執事から渡されたスマートフォンの画面に見入りながら、
善治が動揺のあまり声を上げた。
善治
なん…これは…っ!!
里穂
…それ、撮るの大変だったんだから
里穂
人間って、なかなか思った通りに涙が出ないみたい
善治は、里穂の言葉も耳に入らない様子でスマホの画面を叩く。
善治
これはどうなっている…どうやって消せばいい!?
里穂
それ、他人はそう簡単には消せないの
里穂
だけど困るわよね…
里穂
『強姦されて捨てられた女子学生』に…
里穂
『名家である神宮寺家の悪事』…そして…
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