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天使病〜No. 1〜

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天使病〜No. 1〜

1 - 天使病〜No. 1〜

♥

30

2018年07月29日

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これはある説を元に作ったお話です。(多少変えています。)

これは5年前の事…

タイキ

母さん

何?

タイキ

お腹すいた…

もうご飯できるわよ

タイキ

はーい

妹の部屋の前

タイキ

ユリ〜もうご飯できるよ!

ユリ(妹)

わかった!

さぁいただきます!

タイキ

いただきます!

ユリ(妹)

いただきます!

いただきます

妹は当時6歳で俺は13歳

7個違いの兄妹だった

そして、妹の発表会当日

タイキ

ここが会場?

そうよ

そして、発表会が始まった

妹は白のワンピースを着て綺麗な白い羽がキラキラ光る優しい天使の役だった

タイキ

すごい綺麗…

ねぇ綺麗ね

本当の天使が舞い降りた

そしてその姿が綺麗で美しかったので親の間では「天使ちゃん」と呼ばれ出したのです

俺も「天使ちゃん」と呼ぶようになった

「天使ちゃん」と呼ぶと振り向き綺麗な笑顔で「なーに?お兄ちゃん」と呼ぶのです

でもその1年後…

タイキ

ユリ〜ご飯できたぞ〜

ユリ(妹)

嫌だ!

タイキ

え?

ユリ(妹)

行きたくないの!

妹がこんな事言うはずがない…そう思いながら言いづけた

タイキ

大丈夫か?ユリ!

ユリ(妹)

やめて!開けないで!

タイキ

お腹痛いのか?

ユリ(妹)

違う!

タイキ

じゃ何だ?

ユリ(妹)

お兄ちゃん…私ダメかも

急に言葉の力が無くなり泣きながらこう言った

ユリ(妹)

お兄ちゃん…来て

タイキ

開けるぞ?

タイキ

いいか?

ユリ(妹)

うん…

タイキ

ユ…リ?

ユリ(妹)

お兄ちゃん…

ユリ(妹)

もうダメかも

ユリ(妹)

お兄ちゃん今までありがとう

そう、妹は天使になっていた…本物の

今から飛んで行きそうな気がした…

タイキ

なぁそんな事ないよ

ユリ(妹)

え?

タイキ

お前はまだ生きれるよ

ユリ(妹)

お兄ちゃん…ダメなの

タイキ

え?

ユリ(妹)

私ねリビングに行くときっとお母さんとお父さんが呼ぶと思うの

タイキ

何を?

ユリ(妹)

天使病にかかった患者を射殺する人…

タイキ

嘘…

タイキ

でも俺がいるよ?守ってやるよ?

ユリ(妹)

ううん。ダメなのきっとお兄ちゃんも…みんなも絶対に私を敵だと思うの

タイキ

うっ、痛い…

ユリ(妹)

ほら…だんだん私の事を悪く思って来てる…

タイキ

嘘だ…

ユリ(妹)

ごめんね

ユリ(妹)

私もう行かなくちゃ

俺の妹が宙に浮いたんだよ…

タイキ

ちょ

タイキ

待てよ!

ユリ(妹)

ごめんね…お兄ちゃん

ユリが窓から出て行った

ユリ(妹)

きっと、お兄ちゃんもお母さんもお父さんも…みんな私の事を忘れる

ユリ(妹)

だから、約束して!

タイキ

うん

ユリ(妹)

誰にも言わないで…

ユリ(妹)

そしてお兄ちゃんを天国で見てるね!

ユリ(妹)

また会おうね!

ユリ(妹)

じゃあね!

ユリ(妹)

バイバーイ

タイキ

待てよ!

タイキ

おい!待ってくれよ!

ユキは空高く羽の破片をヒラヒラと落としながら、飛んで行く

ユリ(妹)

ありがとう!お兄ちゃん!

タイキ

あぁ!またな!

それからユリは空に消えて行った

でも俺が忘れるわけがない…写真も残ってるもしかしたら…

そして今

タイキ

ユイナ〜

ユイナ

なーに?

ユイナ

タイキ♡

タイキ

遊園地行かね?

ユイナ

いいよ!

俺は彼女を持っている

幸せだ

でもある日の事…この事件で俺の人生めちゃくちゃに…

このお話は続きがあります!

面白いと思ったり、悲しいと思ったら♡おねがいします!

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