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こーじくん大丈夫かな? またなにかされそうな予感💦🥺😭 早くめめたちが助けに来るといいな😆 続き楽しみにしています(*^^*)😆😁
向井康二
向井康二
俺は重たい瞼をゆっくり目を覚ます。 だが全体が真っ暗なので現実なのか夢なのかわからなんだ。
俺、蓮様が使用人の部屋から出なやと言われてずっと使用人の部屋に待っとった。 やけど途中意識が失ぉてしもた。 異臭の臭いがまだ鼻の奥に残っていて気持ち悪かった。
キィ.....
向井康二
突然扉がゆっくりと開きやし。 外から光が差し込んでけた。 光が眩しく俺は手を目の前にかざす。
ラウール
向井康二
扉からラウールの顔が現れて俺を見とった。 まさかラウールが出てくると思わず俺は驚いてしもた。
ラウール
向井康二
ラウール
向井康二
ラウール
ラウールは表情を変えんとこの場所のこと話す。 あそこで暮らしてきた?俺が暮らしとったのはゴッド王国の屋敷と..... えっ.....俺が暮らしとったのは屋敷と俺の家。 まさか.....
向井康二
ラウール
向井康二
ラウール
ラウールは瞬間移動の異能使い。 ラウールが見た景色を覚えたらその場所に自由にいける。
ラウール
ラウール
向井康二
ラウールがここが蔵だと教えた瞬間。 俺は昔の記憶を思い出した。 昔の俺はまともに家事ができんかったからしょっちゅう蔵の中に閉じ込められとった。 義父がいつも俺の髪の毛を掴み引きずられとった。 思いだしたくなかった忌々しい記憶やった。
ラウール
向井康二
ここは何もあらへん、鍵も外側しかないから出られることは一切ない。 いつも蔵の暗闇と孤独を送る日々やった。
向井康二
今、この家には俺の味方がおらへん。 助けなんて当然来ぉへん。 俺は自分にそう語った。
目黒蓮
俺は康二が暮らすクリスト王国に来た。 この王国のどこかに康二の実家があるのか。
目黒蓮
深澤辰哉
深澤辰哉
佐久間大介
佐久間大介
馬にまたがってから康二の家を探し続けていた。 だが深澤さんが言った通りこの王国の全体には異能が邪魔をしている。 異能がダメなら町に行っていろんな人に聞くしかない。
目黒蓮
佐久間大介
目黒蓮
バシンッ!!
馬「ヒヒーン!!」
俺は馬を動かすため短鞭で馬を叩き馬を市場まで走らせる。 康二が連れて行かれた焦りで俺は不安となる。 康二の家族たちは康二を使用人以下の扱いをされていると聞いた。 使用人たちも康二を助けてくれるはがない。
馬は勢いで市場まで走っていく。 辺りは草原しかなく馬の足音しか聞こえない。 市場に行けば.....
目黒蓮
初めてクリスト王国の市場を見て驚いた。 店は一軒家の店でなく出店ような感じだった。 辺りは野菜と魚の匂いが混じっていた。
目黒蓮
俺は馬から降りて辺りの市場の店を見わたる。 康二の家を知っている人物を探さないと。
目黒蓮
大橋和也
目黒蓮
大橋和也
目黒蓮
野菜売り場で働ている青年に話をかけてみた。 青年は陽気だった笑顔は一気に驚愕した表情となった。 どうしただろう。 俺、間違えったことを言ってしまった?
大橋和也
目黒蓮
道枝俊祐
長尾謙杜
道枝俊祐
長尾謙杜
ドサッ!!
左側から青年の2人が現れて俺を見て驚いた。
大橋和也
目黒蓮
道枝俊祐
長尾謙杜
大橋和也
目黒蓮
青年は2人を連れて店の奥側に移動させた。 康二の実家に反応したからもしかしたら康二のこと知っているはずだ。
目黒蓮
あの背の青年がみっちー。 康二がもっとも信用している人物。 確かにみっちーは市場で働ていると康二は言っていた。 市場に来て正解だった。
道枝俊祐
目黒蓮
目黒蓮
道枝俊祐
目黒蓮
目黒蓮
俺は道枝くんを警戒しないように優しく話しかける。 俺のことわからないと思うし。 警戒されれば康二の家が教えてくれないと思うから。
道枝俊祐
道枝俊祐
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
道枝俊祐
道枝俊祐
道枝俊祐
道枝俊祐
道枝俊祐
目黒蓮
康二が話していたことを思い出す。 帝国の戦争で赤ん坊の時に故郷を離れた。 故郷を離れたことで康二は不幸になってしまった。 母は処刑され義父義弟からは苛められた。 康二にとって幸福は決してなかった。
道枝俊祐
道枝俊祐
目黒蓮
目黒蓮
道枝俊祐
目黒蓮
康二を助けられるのは俺しかいない。 このままあの義家族を放置などできない。 見つければ康二に謝らせてもらいたい。
道枝俊祐
道枝俊祐
目黒蓮
道枝くんは俺の正体をわかってもらえた。 俺のことわかり警戒心がなくなりまじめな顔になった。 そして康二の家と義父のこと教えてもらった。
佐久間大介
目黒蓮
目黒蓮
佐久間大介
佐久間くんは腰から金貨を入った袋を渡す。
目黒蓮
目黒蓮
道枝俊祐
道枝俊祐
目黒蓮
道枝くんは金貨を入った袋を受け取ることができずに返す。 康二が彼らを信用する理由がわかった気がする。
目黒蓮
佐久間大介
深澤辰哉
目黒蓮
俺たちは階段の上を走っていく。 これが終われば康二をゴッド王国に帰す。 急いで康二を探さないといけない。
義父
向井康二
蔵の中におとんも入ってきよった。
義父
向井康二
バチン!!
向井康二
義父
義父
バチン!! バチン!! バチン!!
おとんが手に持っとる鞭で俺を叩きまくる。 手足は拘束されて全く身動きが取れへん状態やった。 やっと.....俺は幸せになれたのに。 どうして.....またこんな仕打ちを受けんならんの.....
ラウール
向井康二
ラウール
向井康二
ラウール
ガン!!
向井康二
ラウールは笑顔やったけど目がわろぉてへんかった。 俺に話しかけた思ったら俺の腹を思い切り蹴り飛ばし。 俺は大量の唾が吐き出した。
ラウール
ガシッ!!
向井康二
ラウール
ラウール
ラウールは俺の髪を掴み上げて顔をラウールの方を向かせて話す。 俺は奴 隷のために生まれてきたんか。 一体どこから俺の人生はまちごとったんか.....
義父
向井康二
義父
義父
向井康二
義父
突然のおとんの話し。 おとんとラウールは俺が蓮様に愛されとることを気に食わないから。 またちゃう国に売り飛ばそ としてんのか。
俺はやっと...自信なかった自分に自信を持っとるようになって。 俺は自分の人生を諦めとった。 やけど蓮様や皆の支えがあったおかげで俺は人生を希望を持った。 せやから俺は.....
向井康二
向井康二
向井康二
向井康二
俺は初めて義家族に言い返せた。 皆が俺に希望を持ったせてくれはった。 せやから初めて義家族に言い返すことがでけた。 俺は二度と自分から逃げないし諦めんと強く誓った。
バキーーーーーン!!
目黒蓮
佐久間大介
深澤辰哉
家の門を神の力で木端微塵に壊した。 外には誰もおらず俺らだけしかいなかった。
目黒蓮
佐久間大介
深澤辰哉
目黒蓮
この家には憎悪の気持ちが漂っている。 とてもじゃないけどここにいるのがとても嫌だ。 早く康二を救出しないといけない。 俺は康二の無事を心の底から願い家の中に入る。
目黒蓮
誰もいない廊下を淡々と歩く。 だがいくら歩いても誰1人と遭遇することがなかった。
目黒蓮
目黒蓮
そうこの家には使用人が見つからない。 それどころか人の気配が何もしない。 どういうことだ、なぜ人が誰もいないのか。
目黒蓮
歩いていると下に続く階段があり。 階段の下には庭に入る扉があった。
目黒蓮
俺は下の階段の1段に踏み入れた時。
目黒蓮
シュッ!!
目黒蓮
背後から殺気が感じ一気に避けたら矢が放たれていた。 矢には紫色の液が流れていた。
目黒蓮
円間
目黒蓮
目黒蓮
円間
円間
目黒蓮
俺の後ろには弓矢を持った円間さんが現れた。
円間
目黒蓮
円間
円間
目黒蓮
お父様は円間さんをとても信頼してた。 いつも病人を救い皆から信頼されていた。 俺も円間さんを信じていた。 円間さんならお父様を治せると。
円間
ブワッ!!
円間さんの周りには毒が漂っていた。 あれに触れれば確実に死んでしまう。
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
ブワッ!!!!
円間
目黒蓮
円間
円間
俺は神の力で強風を吹かせて円間さんを倒れさせた。 後ろに倒れた円間さんは自身の毒に触れてしまい円間さんは毒に苦しみ始めた。
円間
ガン!!
ボワッ!!
目黒蓮
円間さんは近くの棚に置かれていた火がついた蠟燭を床に落としてしまった。 その瞬間部屋が乾燥していたのか火は瞬く間に燃え広がった。
目黒蓮
目黒蓮
俺は急いで下の階段を下り庭の扉を開けた。
ガン!!
向井康二
ラウール
向井康二
向井康二
向井康二
ラウールに蹴られても俺はラウールたちをにらみつける。 俺の宝物を今まで奪ってきたラウールたちに負けへん。 おかんは俺を幸せにするためにクリスト王国に来よった。 おかんは俺のために泥になりながら頑張ってきたんや!!
義父
バシンッ!!!!
向井康二
義父
義父
義父
義父はおかんのこと語りかける。 だが話の内容は義父の憎悪しか聞こえへん。 やけどおかんは俺のこと大事に思ってくれとったんや。
義父
義父
義父
向井康二
義父
バシンッ!!バシンッ!!バシンッ!!
向井康二
おかんに振られ続け逆恨みし俺たちを不幸にした義父。 今、俺もおかんと一緒に殺されて まう。 しんどいっ...悲しいっ...むっちゃ悲しいよっ。
ラウール
向井康二
ラウール
グイ!!
義父に叩きつけられ俺の体はもう限界突破しそうやった。 視界もぼんやりとする。 逃げたいけど逃げられへん。 俺.....このままラウールによって殺されるのか。
向井康二
フッと頭の中に蓮様の姿を浮かんだ。 俺は僅かな力で蓮様の名前を呼ぶ。 ここに助けをこぉへん1人の人物を。
目黒蓮
向井康二
諦めかけた時。 近くで蓮様の声が聞こえた。
庭に入ったら目の前に蔵があった。 蔵の扉は開けっ放しだったため中に人がいた。 人物は暴言を吐き何かを殴る音が響ていた。 音と一緒に康二の弱弱しい声が聞こえてた。
目黒蓮
あの蔵の中に康二がいるのか!! すぐに助けないと!! 俺はすぐに蔵の中に入った。
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
スッ
俺は康二を抱き上げて康二の額に手を乗せる。 癒しの効果が効いたのか康二は深い眠りについた。
義父
目黒蓮
義父
さっきまで暴言を吐いていた人物と思えないほどの臆病に聞こえる。 こいつが康二の.....
目黒蓮
義父
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
ビュルルルルルルルルルルルルルル!!!!
義父
ガン!!
ラウール
俺の怒りは頂点に達し強風を起こす。 そいつは強風に巻き込まれて壁に頭部を強打する。
義父
目黒蓮
今、この屋敷は火事になっている。 この庭は蔵の道しかなくて一旦家の中に戻るしかない。
ラウール
目黒蓮
ラウール
ラウール
ラウール
ラウール
目黒蓮
ラウールの魂の叫びだす。 目黒は向井を抱えてラウールのほうを見なかった。
目黒蓮
ラウール
目黒蓮
ラウール
目黒蓮
ラウール
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
ラウール
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
ラウール
ラウール
目黒蓮
目黒蓮
ラウール
目黒蓮
ラウール
目黒は康二の今までの経験をラウールに話す。 さっきまで自信満々だったラウールさえ目黒に怯え始め言葉はたじたじとなる。 そして目黒の一括でラウールを黙り込ませた。 ラウールは額から汗を流し始め表情はこわばっていた。
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
ラウール
ラウール
目黒蓮
ラウールは頭を抱え込み悲痛の叫びを上げる。 目黒はただラウールの姿を憐れみに思っていた。
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
眠っている康二の瞳から涙が流れていた。 これで康二の義家族の成敗は終わった。 後はゴッド王国へ帰り康二を治療をしないといけない。
目黒蓮
向井康二
神の力を使い。 目の前に燃え広がる炎を左右に分け。 俺らが通れる道が出てきた。
目黒蓮
こんなに酷い仕打ちをされるなんて..... 俺と出会うまで...康二はずっと... 俺は康二を抱き上げ燃え続ける家の中を歩く。
目黒蓮
向井康二
康二の首には俺があげたネックレスが輝ていた。 俺があげたネックレス大事に使ってくれていたんだ。 たぶん康二にとってこれは最高の宝物はずだ。
目黒蓮
ようやく俺は家の玄関までたどり着いた。
佐久間大介
目黒蓮
深澤辰哉
深澤辰哉
目黒蓮
もう円間さんは二度と外に出られることはないだろう。 あの義家族も康二と二度と関わることはないはずだ。
道枝俊祐
目黒蓮
大橋和也
目黒蓮
目黒蓮
目の前に彼らが心配そうに康二を見ていた。 彼らには感謝しかなかった。 今回の事件の真相を細かく教えてくれたこと。 それから康二の家と今までの康二の全部を話してくれたこと。
目黒蓮
目黒蓮
藤原丈一郎
西畑大吾
目黒蓮
大西流星
高橋恭平
あの義家族とは絶縁とした。 家に用がなくなったから康二は彼らと会えなくなる。 そうなると康二と彼らは悲しい思いをする。 なにしろ康二と彼らの信頼は俺よりも深いから。
目黒蓮
道枝俊祐
目黒蓮
大橋和也
目黒蓮
長尾謙杜
目黒蓮
目黒蓮
円間さんがいなくなった医療部は人手不足となった。 ゴッド王国に医療をできる者は今誰もいない。 悩んでいた時に偶然彼らを見て思いついた。 彼らを医療部に入れてもらえたら康二といれるし。 康二が安らげると思う。
藤原丈一郎
大橋和也
大橋和也
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
店の経営と生活は俺たちに任せておけば十分に生きていける。 店の経営も保つこともできる。 後は彼らの決断を聞くだけだ。
道枝俊祐
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
早く康二を手当てしないと危険だ。 今はゴッド王国へ帰るしかないか。
目黒蓮
深澤辰哉
目黒蓮
深澤辰哉
目黒蓮
彼らをどうするか彼ら自身に決めてもらおう。 強引に誘っても迷惑になるから。
目黒蓮
目黒蓮
道枝俊祐
大橋和也
目黒蓮
佐久間大介
深澤辰哉
目黒蓮
目黒蓮
この世の中は不公平だ。 異能を使える者と使えない者の2つの人間がいる。 だが異能を使える者は異能を利用し弱者を苦しませる。
目黒蓮
康二は何も使えない無異能者。 それだけの理由で苛められていた。 周りから手を差し出す者がいなかった。 康二のお母さんも美しいだけで後は必要なかった。
目黒蓮
俺は全体に炎に包まれた康二の家を見ていた。
7章 完結