TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

翌朝

綾乃

ぐがーっ…ぐがーっ…(←ベッドのど真ん中で大の字)

すぴー(@ ̄ρ ̄@)(←隅っこ)

…ピーンポーン♪

綾乃

ぐがーっぐがーっ…

ピンポーン♪

綾乃

…うぅーん……

ゲシッ

うぅん…(←寝返りした綾乃に背中蹴られた)

ピンポピーンポーン!♪

綾乃

んんーっ…!

ドカッ

…ドスン

………。(←ついに蹴り落とされた)

綾乃

うぅん…むにゃむにゃ(@ ̄ρ ̄@)

ピーンポーン♪

ピーンポーン!(怒)

配達員

(イライライライラ…)

配達員

(まったく、いつまで待たせるのよっ)

配達員

(こっちはこのクッソ暑い中こうして荷物を運んできてやってるってのに…っ)

配達員

(しかも、こんないかがわしい荷物を…)

配達員

(「桐矢葵」か……男か女かわかんないけど、こんな物を買う奴の顔を拝んでみたいものねっ!)

配達員

(でも腹立つから、とっとと不在票ぶち込んで次の配達に回ろっと!)

…カチャン

配達員

(おっ、やっと出てきた!)

配達員

(どうせ欲求不満のBBAか変態ジジィか、バカガキのうちのどれかなんだろうなぁ…笑)

配達員

どもー。荷物のお届けでーす。

あ…、お待たせしてすみません

配達員

………

配達員

(イッ……イッケメーーンッ!!♡////)←軽く目眩

配達員

おっ…お忙しい中すみませんっ////(←あまりにも露骨な豹変ぶり)

配達員

あっ、あの…お、お受け取りのサインをっ…お願いいたしますワッ♡////

あ、はい

…ん?最近俺なんか買ったっけかな…?

宛先が俺の名前になってるけど…なんだこれ?

配達員

えっ…////あ、あのっそれは…////

配達員

(恥ずかしいからってごまかしてるけど…もうバレバレよっ♡)

(この送り主…なんか、見覚えのあるメーカーのような……)

理解した瞬間、配達員と目が合った…

配達員

ま、まぁ…楽しみ方なんて人それぞれですからねっ!うふふ////

配達員

(ちくしょう…こんなイケメンに使ってもらえる彼女が羨ましいっ…!!)

配達員

そ、それでは私はこれでっ…!////

配達員は顔を真っ赤にしながら走り去っていくのだった…

(綾乃の奴っ…(¬_¬))

綾乃

すぴぴー(@ ̄ρ ̄@)

綾乃

(くんくんっ……いい匂い…♡)

綾乃

………

…ガバッ!

綾乃

(こ、このっ、かぐわしくてそそられる匂いはっ…!!)

綾乃

そうっ!あ・さ・ご・は・んっ…!!♡

匂いをたどってリビングに移動すると、キッチンにソムリエエプロンをした葵が立っていた

綾乃

おはよー葵っ♡

おっ、さては匂いにつられて起きてきたなぁ?

休みなんだし、ゆっくり寝といてくれてたら後で起こしてあげたのに♡

「朝ご飯ができたよお姫様♡」…ってな♡(←超激甘ウインク付き)

綾乃

………

一瞬クラッと目眩を起こすも、綾乃は料理中の葵を後ろからギュッと抱きしめた

おいおい、朝からなんだよ?(笑)

綾乃

だって…

綾乃

こんなにもイケメンで激甘で優しいダンナさんが朝ご飯を用意しながら出迎えてくれるなんて、最っ高の寝覚めなんだもん…♡

綾乃

私って、なんて幸せ者なのかしら…っ!

……ほらっ、もうすぐ出来るから早く顔洗って座って待ってなよ♡

綾乃

はーーいっ♡♡(๑>◡<๑)

………ふっ(ニヤリ)

綾乃

わーっ♡今日も死ぬほどウマそーっ!♡

綾乃が好きな、俺特製のほうれん草とベーコンのキッシュロレーヌだよ♡

フルーツサラダとオレンジジュース付きっ♡

綾乃

いっただっきまーす!♡…パクッ

綾乃

………

…どう?おいしい?♡(ニコニコ)

綾乃

おっ……おいぴいっ…!!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)♡

綾乃

しやわせっ…♡

そう……よかった♡(ニヤリ)

…10分後

綾乃

あーおいしかったぁ♡

綾乃

ごちそうさまーっ!♡

あっ、ちょっと待って綾乃

綾乃

…ん?なに?

ほっぺにキッシュのほうれん草が付いてる

綾乃

えっ…どこ?

席を立った葵が、向かいの席に座る綾乃に一気に距離を縮めた

……ここ♡

綾乃

あっ…!

頬をペロッと舐められてしまった

綾乃

葵…っ!////

そういえば…

お姫様にお目覚めのキスするの…忘れてた

綾乃

あ…っ

唇を奪われて、体の自由が勝手に効かなくなる

…デザートのおかわりは?

綾乃

……ほ、欲しいっ…////

今度はもっと深くキスされると同時に持ち上げられ、テーブルに座らせられる

綾乃

んっ…♡

可愛いな、綾乃…

綾乃

……ばかっ////

だからさ…

やっぱ優しくするだけじゃ物足りないんだよねぇ♡(ニヤリ)

綾乃

………え?(笑)

幸せな時間の後には…

もしかしたら拷問が待ってるのかもねぇ…?(ニヤリ)

ズボンのポケットを探った葵は、ある物を綾乃の目の前にかざした。

あのローターを。

綾乃

……はっ!

綾乃

そ、それっ…!!なんで葵がっ…?!

…つづく。

カラダの関係は、お試し期間後に。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

11

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚