/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
私はいつも
変な夢を見る。
謎のピエロに…
みんなが殺されてる夢。
今日もまた、同じ夢を見た。
咲良
ねぇ、おねーちゃんったらぁ
咲良
いつまで寝てるのー？
凛音
あ、、、
凛音
咲良、、、ごめん
咲良
見たいテレビあるんだからソファー独り占めしないでね
凛音
うん、、、
数分後
ママ
咲良～ 凛音～
ママ
ご飯よー
咲良
はーい
凛音
はーい
夜
寝たくないなぁ
また奇妙な夢を見ちゃうかも、、、
数分後
今度は親友の桃江が殺されている。
この殺人鬼は何、、、
血とかすっごいリアル、、、
桃江
りん、、、ﾈ！！助けてぇ～
ｸﾞｼｬ
凛音
ひぃっ！！
やっぱり、夢か
パパ
ん？なんで制服着てるんだ？学校休みだろ？
凛音
あ、、、
夜
もうやだ、、、寝たくない、、、
パパ
うわぁぁぁぁ
ママ
きゃぁぁぁぁぁ
咲良
おねーちゃん、、、痛いよｫｫｫｫｫ
ｸﾞｼｬｯ
ｻﾞｸｯ
凛音
、、、、、
どうしよ、、、この世界に残ってるのは、私だけだ、、、
早く、早く目を覚めろ、早く、早く！！！！
凛音
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ
ママ
ちょっと何？急に叫んだりして
咲良
びっくりしたぁ、やめてよ
凛音
咲良、、、ママ、、、
凛音
あ、パパは？
ママ
今お風呂に入ってるわよ。
ママ
どうしたの？そんな怯えた顔して
凛音
ううん、何でもないの
咲良
変なの～
夜
結局みんな無事だった。
桃江とも連絡とれたし
でも、やっぱり気持ち悪いんだよな、あのピエロの顔、、、
目の前にピエロがいる。
私と目があった。
やっぱりこの顔は気味が悪い。
そしてピエロが近づいてきた。
にんまりと笑いながらオノを振り上げた。
やばい、私も死ぬ、、、
凛音
あ、でも、、、
残ってるのは私だけ、、、
私が死んだら
この夢を見なくてすむかもしれない。
目の前にオノが振り下ろされた。
ｸﾞｼｬｯ
凛音
あ、、、、
凛音
よかった、、、
凛音
私、あのピエロに夢の中で殺されたんだ、、、
なんか手がビリビリする、、、
凛音
今日は学校か、、、
ママ
凛音～桃江ちゃんがもう来たわよ～
パパ
じゃあ、仕事にいってくるな
咲良
おねぇちゃぁん。お菓子後で買ってきてねぇ
桃江
凛音～！早く早く～
凛音
あ、、、
みんなの顔が、、、
夢の中のピエロと同じ顔だ。
凛音
う、うそだっ
桃江
りんねぇー
パパ
りんねぇー
ママ
りんねぇー
咲良
おねぇちゃぁん
そうだ、、、
初めから、現実だと思っていたこの世界はニセモノだったんだ。
本当の世界は、、、
殺人ピエロにみんな殺されて誰もいなくなった世界 、、、、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
