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第四話

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第四話

1 - 第四話

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2023年08月12日

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忠成

第四話

忠成

始まりまーす。

アシリパ

脱糞王はどこいった?

杉元

白石は街へ言って情報を集めてる

杉元

俺や忠成はしばらく近づかないほうが良さそうだ

忠成

また狙われるしな

アシリパ

見ろ杉元、忠成、エゾシカの足跡だ、まだ新しい

杉元

よし、じゃあ追うか、アシリパさん

杉元

エゾシカってうまいの?

アシリパ

脳味噌に塩かけて食うと美味いぞ

忠成

アシリパ脳味噌好きだね〜

しばらく歩く

アシリパ

杉元、遅いぞ

アシリパ

鹿に追いつけなくなる

忠成

体力減ったかー?

杉元

ちょっと待ってくれ、

杉元

疲れた、水…水が飲みてぇ…

アシリパ

情けないシサムだ、

アシリパ

あ…

アシリパ

杉元、いいものがあったぞ

忠成

なんだこれ、なんかの茎?

アシリパ

サルナシのつるだ、このつるはすごく水を吸い上げる

アシリパ

切ると樹液が大量に出てくる

アシリパ

山で水を切らしたときは代用になる。

杉元

ああ…ね…ねぇ?

杉元

ちょうだい?アシリパさぁん

杉元

ちょうだい…ってフンッ

杉元

ちょ…凄い力だ!

忠成

こっちにもあるがな……

杉元

うん、んん…(サルナシのつるを吸う)

アシリパ

サルナシのつるは、他にも利用法がある

アシリパ

私のかんじきはサルナシのつるでできている。

忠成

歩きやすそうだな。

アシリパ

ああ、二人にも作ってやる

忠成

ありがとう

杉元

こりゃいいや

忠成

ああ、安定する。

杉元

…アシリパさん?

アシリパ

見ろ杉元、忠成

アシリパ

雄鹿が角研ぎをして、縄張りを主張したんだ、

アシリパ

この木を棒で擦って音を出したら、

アシリパ

戻って見にくるかもしれない(ストゥを取り出す)

杉元

ストゥ乱用しすぎじゃない?

アシリパ

…フチが言うには、

アシリパ

昔は今よりもっとたくさん鹿がいて

アシリパ

簡単にとれたって。

忠成

確かに、昔はそこらじゅうにいた。

アシリパ

鹿は神様扱いせず、獲物という意味でユクと呼んだのも、

アシリパ

簡単に取れたからではないかと思う。

アシリパ

ユクは神様が人間に食べ物として地上にまいてくれたものだと考えた

アシリパ

でも、ある年の冬

アシリパ

食べ物が掘り起こせないくらいの大雪が降って

アシリパ

鹿が大量に死んだ。

アシリパ

きっと、誰かが鹿を粗末に扱った、だから神様が怒って鹿を地上に下さなくなったって

杉元

そうか…ん?

杉元

(本当にきた、馬みたいにでけぇ…)

アシリパ

静かにゆっくり動け

杉元

……(カチャッ)

鹿が勘付き、逃げ出す

杉元

(銃声)急所を外した!

アシリパ

追うぞ、登れ!

忠成

わかった

ザッザッザッザッ

アシリパ

ササについた血を探せ、やぶを出た足跡を見つけろ。

杉元

(クソ…俺が焦ったばっかりに…)

杉元

(これじゃあ、ムダに苦しい思いをさせただけだ…)

杉元

(必ず仕留めてあげなくては…)

アシリパ

……

アシリパ

今が一頭と男が2人…

アシリパ

1人は大柄で歩き方が変だ、ケガをしているのは右足か

忠成

もう1人は、特に何もなさそうだな。

アシリパ

まさか…

二瓶

北海道のヒグマに比べれば東北のマタギが捕ってるツキノワグマってのはオオカミと犬っころだ

二瓶

だがこの犬っころは、アイヌの連中が育ててきた犬種で、ヒグマも恐れん

谷垣

その村田銃、一発ずつしか入らん不便な銃だ

谷垣

そういうのはこだわりじゃねね、時代遅れってもんだ。

二瓶

フン…

二瓶

兵隊さんが持ってるその銃は5発入るんだっけ?

二瓶

確かに便利だ、よしリュウ、行け

二瓶

雌熊だったら犯してしまえ!

二瓶

手を出すなよ、俺とヒグマだけの勝負だ、

谷垣

おい、予備の弾は?

谷垣

村田単発銃を使う猟師は予備の弾を指に挟んでいたぞ

二瓶

5発あれば5回勝負できると勘違いするが、

二瓶

1発だから腹が据わるのだ

(ヒグマの唸り声)

二瓶

(目を見開く)

谷垣

(巣穴を飛び出す正面に立ちはだかって、ヒグマを驚かせた…!)

二瓶

ビビっておっ立っちゃ負けよ…

銃声

二瓶

…マタギの谷垣さんよ、まだついてくるのか?

二瓶

お前さんが行き倒れてるのを助けたからって、恋人が欲しかったわけではないぞ

谷垣

あんたも狙ってるんだろ?白いオオカミを。

谷垣

故郷にいた時、薬売りから聞いたことがある

谷垣

北海道にいるものすごい熊撃ちの名前

谷垣

そいつが一つの山に入れば、そこの熊がすべて消えてしまうって

谷垣

谷垣

あんたの名前だ

谷垣

二瓶鉄造

二瓶

この顔、こいつはいつか人間を襲う顔だ

谷垣

なぜそう言い切れる。

二瓶

見てみろ、6歳の雌で、子宮に出産跡がない。

二瓶

こういう熊はだんだん凶暴になる

二瓶

ヒグマってのは、雌の方が気性が激しく恐ろしい

二瓶

人間とおんなじだな、

二瓶

お前さんもマタギなら知ってるだろうが

二瓶

熊ってのはそれぞれ個性がある

二瓶

ビビって逃げ出すやつ、何発撃とうが向かってくるやつ

二瓶

俺が1人で倒したヒグマは200頭を超えたが

二瓶

一度だって同じ勝負はない

谷垣

(1人で200頭…)

二瓶

だが、共通する習性はある

二瓶

個性と習性は別だ

二瓶

習性を知り尽くせば、こちらの有利に働く

二瓶

マタギの兵隊さんよ

二瓶

オオカミとの勝負は一度もないだろう、

谷垣

そういうあんたは?

二瓶

ない

二瓶

何も知らんからこそ、勝負がしたい

二瓶

オオカミは人間の罠によって、絶滅するまで駆除された

二瓶

その知恵比べにも負けず、生き残った最後のオオカミ

二瓶

そいつの個性と俺の個性の勝負

二瓶

猟師の魂が勃起する!

アシリパ

あのトドマツの下に入った足跡がある

アシリパ

杉元が撃った鹿が潜み、休んでいるに違いない

アシリパ

私が鹿を追い立てる、杉元と忠成は先回りして待ち伏せしろ

忠成

オーケー!

杉元

おう!

杉元

(今度こそ仕留めてあげなければ)

(滑る音)

杉元

ん?

忠成

なんだありゃ

杉元

おお、すげえ

忠成

俺もやってみたいなあ。

アシリパ

いったぞ!杉元!

杉元

く…だあ!

忠成

杉元ぉーそれ大丈夫かー?

杉元

おおお!……とうッ!

忠成

フンッ!

杉元

ハア!鹿は?

杉元

アシリパさん!鹿は?

アシリパ

あっちへ上って逃げた、まだこんな体力が残ってたなんて

杉元

あ…

アシリパ

もうすぐ暗くなる、朝を待って足跡をたどろう

アシリパ

あれで、簡単な小屋を作る

アシリパ

……

忠成

(杉元……)

アシリパ

そんなに心配するな

アシリパ

手負いで苦しませた鹿は、肝臓や肉の味は落ちても、脳味噌や目玉は美味しく食べられるから

杉元

いや、そういうことじゃなくて…

忠成

杉元ぉーあんま気にすんなぁ?俺とかやばかったぞ?

忠成

山入って一週間は何も捕まえられなかった

杉元

いや何で生きてんの!?

忠成

雪食ってた

杉元

栄養なっ!?

二瓶

さて、今夜はこの二瓶鉄造が、とれたての熊で腕をふるった料理をご賞味いただこう

二瓶

二瓶ごはん、心臓!焼きました!

二瓶

(ガブッ)うまい!噛めば噛むほど血の味がする。

二瓶

新鮮な心臓は猟師だけの特権だな、谷垣よ

二瓶

マタギは熊の血を飲むんだってな、ならばこれもいけるはずだ

二瓶

二瓶ごはん、血の腸詰め!

二瓶

うん、血の味がしてうまい、精がつくから気をつけろ、屋根をぶち破って小屋を破壊するなよ?

二瓶

勃起!ヌハハハハハッ

二瓶

もの静かなやつだ、マタギの習慣が身に付いてる

二瓶

なぜ、似合わん軍帽を取らず、ここにいる

二瓶

どうして故郷へ帰りマタギに戻らんのだ、谷垣

谷垣

俺は、ある目的があって軍に残った、故郷の秋田を捨てる覚悟だった、だが、山に入っているうちに

谷垣

何か、俺の中の毒のようなものが抜けていくのが分かった

谷垣

"これより後の…"

谷垣

"世に生まれて 良い音聞け"

谷垣

熊を成仏させるために引導を渡す、マタギの唱え言葉だ

谷垣

あの戦争で殺した相手には、一度も唱えることはなかった

二瓶

お前にとって、オオカミ狩りは口実なのだ

二瓶

軍にも故郷にも戻れず、お前の猟師魂は、北海道の森をさまよっている

二瓶

谷垣よ、オオカミを取ったら、毛皮を手土産に故郷へ帰れ

谷垣

フッ…フフフフッ

二瓶

ヌハハハッ…勃起ィ!

兵士

立てぇ!杉元!

杉元

ハッ

兵士たちの雄叫び

ドーン(爆発音)

兵士

ぐわああ!

兵士

うああ!

杉元

(走れ…走れ…止まると殺される!死んでたまるか、生きてやる!)

杉元

だあ!

杉元

ハア…ハア…ハア…

忠成

どうした杉元

忠成

悪夢に苦しめられたか?

杉元

ああ……

アシリパ

鹿が雪を掘り起こして寝た跡だ、一歩遅かった

アシリパ

鹿のオソマが凍ってる、ほら杉元、食べるなよ

アシリパ

それは食べちゃダメなオソマだ

杉元

食べていいウンコなんてねえぇし!!

忠成

あはっ、完全にオソマ人間じゃねぇかww

杉元

笑うなよ!

アシリパ

鹿は決まった時間の間隔でオソマするから、

アシリパ

追いかける時、距離の目安になる

アシリパ

足跡の幅が狭い、必ず追いつける。

谷垣

どうやってオオカミを取る気だ? 

二瓶

まずはおびき寄せる餌が必要だ

二瓶

鹿を撃つ

谷垣

なぜだ?熊の肉が余っているだろ

二瓶

谷垣よ、お前がもし道を歩いていて、皮をすっかりむかれたカキの実が落ちてたら食うか?

二瓶

獲物を狩る時は獲物の気持ちになれ、戦争で鈍ったかね、マタギの谷垣ちゃん。

アシリパ

足跡が乱れてる、相当体力がなくなってる

アシリパ

手前の木、きっとあそこに隠れてる

アシリパ

あそこから追い出すから、杉元と忠成は風下から大きく迂回してあっちに潜んでろ。

アシリパ

気配を消して、静かに行け

杉元

(必ず次は1発で仕留める)

杉元

(これ以上は苦しませずに終わりにさせる)

二瓶

リュウは若いが優秀な猟犬だたくさんの鹿の足跡のなかから、新しく強いにおいを捜し出す

二瓶

どうした?リュウ

二瓶

(リュウを引っ張る)なるほど

二瓶

ヒグマも恐れぬアイヌ犬がこのザマだ

谷垣

あ…もしかして…

二瓶

フンッ

二瓶

ヌハハハハハッ

二瓶

我々はオオカミの縄張りにいる

アシリパ

(いくぞ杉元、しっかり狙え)

杉元

………

杉元

ハッ

アシリパ

杉元!撃て!

鹿が突進して、杉元が発砲するが、鹿には当たらなかった。

アシリパ

何やってんだあいつ!

忠成

クソッたれ!

忠成

(タッタッタッタッ)死ねこのクソ鹿ァ!

忠成

…!

杉元

ハッ…

忠成

(咄嗟に身を引く)レタラ…!

杉元

レタラ…

アシリパ

レタラ!そのまま押さえてろ!

アシリパ

なぜ撃たなかった?

アシリパ

お前が仕留めると言っていたはずだ

杉元

傷口の血がつららになって揺れていた

杉元

つららを溶かす体温も残ってないのに

杉元

懸命に生きようとするこいつに睨まれたら、動けなかった…

杉元

こいつは俺だ……

アシリパ

最後まで責任持てないなら、最初から撃つな

谷垣

今の銃声、俺と同じ三十年式小銃だ

アシリパ

杉元、ここに両手を入れてみろ

杉元

え…

杉元

あ…

アシリパ

どうだ?

杉元

熱い、かじかんだ手がほぐれていく

アシリパ

鹿は、死んで杉元を温めた、鹿の体温が、お前に移って、お前を生かす

アシリパ

私たちや動物たちが肉を食べ

アシリパ

残りは、木や草や大地の命に置き換わる

アシリパ

鹿が生き抜いた価値は、消えたりしない

杉元

食うか

アシリパ

ハッ、食おう食おう!

レタラがあたりを見渡す

杉元

ん?

杉元

何か様子が変だぞ

忠成

なにかあったか?レタラ

アシリパ

ん?

アシリパ

せかしてる、誰か来る

杉元

あ…

アシリパ

(きっとあの兵士だ、まだ私を捜し回っているのか

アシリパ

行っていいぞ、レタラ

アシリパ

杉元や忠成も、持てるだけ持って、引き揚げよう

忠成

へいへーい

アシリパ

残りはレタラが戻ってたべてくれるだろう

杉元

重た〜いぃ、これぇ

忠成

なんだぁ?か弱い乙女か杉元ぉー

アシリパ

脳味噌は食べるんだから持っていけ

二瓶

見ろ、オオカミの足跡があるぞ、かなりの大物だ

二瓶

食い荒らした形跡がない、オオカミが取った鹿を猟師が横取りしたのか?

二瓶

後始末が雑だ、

谷垣

(三十年式小銃に長靴、鹿革の靴を履いた子供、それに…裸足?)

谷垣

(あの時の2人なのは間違いないが…あと1人は誰だ?)

谷垣

(こんな雪の中を裸足で歩くのは困難だ…まあいいか…)

谷垣

間違いない

二瓶

例のアイヌの少女か

谷垣

どういうわけかわからんが、オオカミは少女を警戒していない

谷垣

オオカミは俺たちに感づき、逃げた

二瓶

肉はオオカミに残していったのか

二瓶

食べに戻ってくるかもしれん

二瓶

谷垣よ、洗いっこしようか

谷垣

は?

二瓶

マタギは猟に入る前に水ごりをするんだろ?

二瓶

嗅覚の鋭いオオカミとの勝負、準備は徹底しておかねばな

杉元

遠くて顔は良くわからんが、1人は兵士の装備だ

杉元

俺たちの足跡を追ってくるそぶりはない、行こう

ガサガサ…

忠成

なんだ…?

杉元

ん…

杉元

(カチャッ)誰かいる

白石

待ってたぜえ

杉元

何だ白石か

白石

何だって…

白石

おやおや、取れたのかい?ちょうどいい時に来たようだな

白石

手土産に酒を持ってきたんだ!

アシリパ

鹿の肺だ、これも生で食べる

杉元

ぬ〜

白石

肉が食べたいんだけど…

アシリパ

チタタプって言えぇ!!

アシリパたちの笑い声

アシリパ

おい杉元、チタタプ残ってるぞ〜全部食えぇ

杉元

もうおなかいっぱい

アシリパ

何?ハッ

白石

ブへッ

アシリパ

懸命に走る鹿の姿、内臓の熱さ、肉の味!

アシリパ

すべて鹿が生きた証だ!全部食べて全部忘れるな!

アシリパ

それが獲物に対する責任の取り方だぁ!

杉元

もし俺が死んだら、アシリパさんだけは俺を忘れないでいてくれるかい?

忠成

おまえなんつー話をだなw

アシリパ

ああ?杉元が死んだらぁ?

アシリパ

ヒンッ死ぬな…杉元!

杉元

俺は不死身だぁ!

アシリパ

ヒンッ

忠成

お前ら酔ってんなー

白石

不死身だってさ、アシリパちゃん、ほらほらぁチタタプ食いな

アシリパ

まむまむまむ

アシリパ

チタタプうまい!!!

忠成

おわ!?また上半身だけ出た!

白石

あ…そうだ杉元

白石

俺がきたのは街である情報をつかんだからだ

杉元

ん?

白石

金塊の暗号を体に彫られた囚人の情報さ

忠成

(なんか話してんなー……あー…ねむ…)

白石

毛皮……聞い………だ

忠成

(あー…限界………ねよ…う………)

谷垣

その入れ墨…

二瓶

そんな目で見つめるな谷垣よ

二瓶

寒さで縮んでいるだけだ、普段はもっと立派だ

谷垣

屯田兵を殺しておいて、よくも俺に冗談が言えたものだな

二瓶

俺を撃って皮を剥ぎ、やっぱり軍に戻るかね

二瓶

マタギの谷垣か、兵隊さんの谷垣か

二瓶

今のお前はどっちなんだ?

二瓶

やられたな、オオカミのフンだ

谷垣

いつの間に

二瓶

きっと俺たちが水ごりをしている間だ

谷垣

送りオオカミ

二瓶

ん?

谷垣

オオカミは人間を追跡し、観察すると聞いたことがある

谷垣

最初にここへきた時から俺たちはつけられていたのか

二瓶

勃起が止まらん

谷垣

送りオオカミにつけられた時は、身に着けているものを落とせば、オオカミがそれに気を取られて追ってこなくなるという

谷垣

いまもどこかで、我々を見ているのかもしれない

谷垣

あ…んん…

谷垣

臭…何を燃やした?

二瓶

やつが残したフンだ

二瓶

俺たちがいけ好かない侵入者だと執着心を植え付けてやる

二瓶

よく見ておけ、これが文字どおり、オオカミのフンを使った、日本で最後の狼煙だ

アシリパ

昨日、私たちが鹿を取った辺りだ

杉元

あれ、そういや忠成は?

アシリパ

コタンヘ向かうように言っておいた、あいつは長年の旅で疲れが溜まっているらしい。

白石

へえ〜

コンコンコン

オソマ

ん〜?

忠成

俺…忠成だ、オソマ、開けてくれないか。

オソマ

忠成だー!

忠成

おばあちゃん、久しぶり。

フチ

ゆっくりしていきなさい

忠成

ありがとう、

オソマ

忠成!あそぼっ!!

忠成

いいぜ、何して遊ぶ?

一方その頃、アシリパたちは壮絶な戦いを繰り広げていた…

忠成

一旦終わりです、

忠成

ところで気づきましたか?

忠成

自分間違えて前の回でもアシリパを小屋から上半身突き出してるんです。

忠成

うまいこと繋げましたがね。

忠成

それでは〜バイバイブ〜

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