TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

スゥ…

莉子

んん…

莉子

あれ?私何して…

そうだ。莉乃に寝かさせられていたんだ。

ペラ

莉子

ん?これは…

莉子へ まずさっきは無茶なことしてごめんね でも、こうでもしなきゃあれだけ言ってるのに莉子は何もかも自分で背追い込もうとするでしょ?

だからそれだけは止めたかったの。 私はやっぱり昴くんの前には立てないみたいだし。 今そんなことしても莉子の足でまといになっちゃうから

こんなことしか出来ないけど、こんな弱虫の私を許して下さい。 そして莉子、あなたを助けてくれるかもしれない彼らに頼って

人って頼られないのが1番辛いんだよ 彼らを信頼してるんでしょ? だったら頼りなさい。

私から言えるのはこれだけ。 これを読んでこれからどうするのかは莉子次第。 莉子が決めたことにもうとやかくなんて言ったりしない。だから

もう一度でいい。 ちゃんと考えてみて。 私はどんな時でも莉子の味方だからね それだけは絶対に忘れないでね

ポロッ

莉子

え?

莉乃が残した手紙の上に水滴が1滴、2滴とおちてしみがつく

莉子

私…泣いてる?

感情なんてとっくに捨てたはずなのに

それなのにどうして?

莉子

み…んな

莉子

り…の…

莉子

会いたいよ

莉子

こんな所にいたくない…

1度溢れ出したものは止まることなく、しばらく莉乃の手紙を握りしめて1人泣いていた

ピリリ…ピリリ

莉子

え…?

莉子

も…しもし

やっほー

今大丈夫って…

もしかして泣いてた?

莉子

そ、そんなことない!

ふーーーん

そんな可哀想な囚われのお姫様に朗報なのかどうかは微妙なところだけど

面白い情報GETしたんだけど聞く?

莉子

…きく

鳳来と紫蘭が同盟を組んだったってさ

莉子

そう…

莉子

ん?

莉子

ワンモア プリーズ

鳳来と紫蘭が同盟を組んだ

莉子

はぁぁぁぁぁ!?

え?え? 同盟って?

私への復讐かなんか!?

そ、うだよね。 だって紫蘭のみんなのことも裏切ってるんだもん。 逆にそれしかないもんね

私は嫌われても仕方ない。 だって嫌われるようなことしちゃったんだもん

それはいいけどそれのせいでここに来て昴くんと会いでもしたら… そんなのダメ みんなが傷つくのはやだ

なんのために私嫌われに行ったのよぉ

お姫様?

大丈夫?

莉子

私への復讐ってことでしょ?

莉子

全然大丈夫じゃない!

…ちょっとまって

なんでそっちの発想になるんだ?

莉子

え?だって私は彼らを裏切ったから…

お姫様って意外と自分のことになると途端にバカになるよね

莉子

は、はぁ?

莉子

何いきなり!

だーかーらー

お姫様をお兄さんから取り返すために組んだ同盟だと俺らは考えてるんだけど

だから俺らがいなくても彼らが潰してくれるんじゃないかって

莉子

え!ちょ

莉子

それって…

そう。俺らは今回は参戦しない

それにこっちもちょっと色々あって今手伝っても足でまといになりかねないから

莉子

いやいやいやいや

莉子

考え直そう!

てことだから

彼らに伝言があれば伝えるよ

って必要ないか

莉子

…どういうこと?

今さ俺お姫様が監禁されてるであろう場所の真ん前…いる…だ……ど

莉子

何?後ろの雑音で聞こえない

さて問題です

この雑音はなんの音でしょーか

莉子

どう考えてもなにかのエンジン音

莉子

エンジン音?

莉子

って

莉子

あんた今どこにいるの!?

おおー

やっと気づいた?

お姫様が監禁されてるであろう場所の真ん前さ

よかったね

お迎えが来たよ

莉子

な、なんで

おかしい。 あいつがここの場所がわかるのも変だし

それに翔たちがここを分かるすべはない…

莉子

まさか!?

急いでピアスを見ると赤く小さく点滅していた

その様子だと自分で助けを求めたわけじゃないんだ

莉子

も、もちろん

まぁとにかく俺はこれ以上ここにいたら彼らに睨まれるっていうか既に睨まれてるけど

色々危ないから帰るわ

じゃーねー

プツン…プープープー

部屋に無機質になり続ける音が部屋に響く

莉子

ど、どうしよう

今目の前まで来てるってことはいつでも入ってきてもおかしくないってこと

それに今なら昴くんはいないし

助けてくれるかもしれない彼らに頼って

机に置いていた莉乃の手紙が目に映る

莉子

助けてくれるかもしれない彼ら…

これが最後のチャンス

助けを求めることが出来る

莉子

私は

莉子

どうしたらいいの

莉子

莉乃…

呼んだ?

ねぇいつまで意地はってるの

悩んでる時点で答えは決まってるじゃん

自分に正直になって

莉子

自分に

莉子

正直に…

ピリリ…ピリリ

莉子

また?

莉子

なんのようなのよ

莉子

もしもしなんの用?

莉子

色々危ないから帰るんじゃなかったの?

莉子!

莉子

か…ける?

ごめんねー

お姫様

逃げようと思ったら捕まっちゃった

莉子

…このバカ

でもいい機会じゃない?

自分に正直になってみたら

莉子

……

莉子

最後にもう一回だけきく

莉子は成海昴が好きか?

莉子

あいつと一生息苦しい部屋ですごすのか?

莉子

莉子

それは…

今莉子が、助けてって一言いったら俺らは全力で助けに行く

でもここでそれを莉子が望まないんだったら俺らは大人しく帰る

もう関与したりしない

だから莉子がどうしたいか教えて

莉子

ねぇなんで?

莉子

私はみんなに酷いことしたんだよ?

莉子

みんなを裏切ったんだよ?

俺は莉子を信じるよ

莉子

っ…

健さん

申し訳ないけどここでうじうじしてたらやつが帰ってくるだから

健さん

そろそろ決断してくれるかい?

お姫様

もう答えは決まってるでしょ

莉子

私はみんなに迷惑なんてかけたくない

莉子

だから

はぁ…

いつまで意地張ってんだよ

莉子

…え?

もう悩んでた時点で決まってるんだろ?

こんな時くらい頼れるやつを頼れよ

莉子

…莉乃と全く同じ事言っちゃって

莉子

莉子

翔、みんな

莉子

ここまで来てくれてありがとう

莉子

私は…

この作品はいかがでしたか?

357

コメント

1

ユーザー

続きが楽しみです!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚