スゥ…
莉子
莉子
そうだ。莉乃に寝かさせられていたんだ。
ペラ
莉子
莉子へ まずさっきは無茶なことしてごめんね でも、こうでもしなきゃあれだけ言ってるのに莉子は何もかも自分で背追い込もうとするでしょ?
だからそれだけは止めたかったの。 私はやっぱり昴くんの前には立てないみたいだし。 今そんなことしても莉子の足でまといになっちゃうから
こんなことしか出来ないけど、こんな弱虫の私を許して下さい。 そして莉子、あなたを助けてくれるかもしれない彼らに頼って
人って頼られないのが1番辛いんだよ 彼らを信頼してるんでしょ? だったら頼りなさい。
私から言えるのはこれだけ。 これを読んでこれからどうするのかは莉子次第。 莉子が決めたことにもうとやかくなんて言ったりしない。だから
もう一度でいい。 ちゃんと考えてみて。 私はどんな時でも莉子の味方だからね それだけは絶対に忘れないでね
ポロッ
莉子
莉乃が残した手紙の上に水滴が1滴、2滴とおちてしみがつく
莉子
感情なんてとっくに捨てたはずなのに
それなのにどうして?
莉子
莉子
莉子
莉子
1度溢れ出したものは止まることなく、しばらく莉乃の手紙を握りしめて1人泣いていた
ピリリ…ピリリ
莉子
莉子
?
?
?
莉子
?
?
?
莉子
?
莉子
莉子
ん?
莉子
?
莉子
え?え? 同盟って?
私への復讐かなんか!?
そ、うだよね。 だって紫蘭のみんなのことも裏切ってるんだもん。 逆にそれしかないもんね
私は嫌われても仕方ない。 だって嫌われるようなことしちゃったんだもん
それはいいけどそれのせいでここに来て昴くんと会いでもしたら… そんなのダメ みんなが傷つくのはやだ
なんのために私嫌われに行ったのよぉ
?
?
莉子
莉子
?
?
莉子
?
莉子
莉子
?
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莉子
莉子
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莉子
莉子
?
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莉子
?
莉子
?
?
莉子
どう考えてもなにかのエンジン音
莉子
莉子
莉子
?
?
?
?
?
莉子
おかしい。 あいつがここの場所がわかるのも変だし
それに翔たちがここを分かるすべはない…
莉子
急いでピアスを見ると赤く小さく点滅していた
?
莉子
?
?
?
プツン…プープープー
部屋に無機質になり続ける音が部屋に響く
莉子
今目の前まで来てるってことはいつでも入ってきてもおかしくないってこと
それに今なら昴くんはいないし
助けてくれるかもしれない彼らに頼って
机に置いていた莉乃の手紙が目に映る
莉子
これが最後のチャンス
助けを求めることが出来る
莉子
莉子
莉子
呼んだ?
ねぇいつまで意地はってるの
悩んでる時点で答えは決まってるじゃん
自分に正直になって
莉子
莉子
ピリリ…ピリリ
莉子
莉子
莉子
莉子
翔
莉子
?
?
?
莉子
?
?
莉子
翔
翔
翔
莉子
翔
莉子
莉子
翔
翔
翔
翔
莉子
莉子
莉子
翔
莉子
健さん
健さん
?
?
莉子
莉子
?
?
莉子
?
?
莉子
翔
莉子
莉子
莉子
コメント
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続きが楽しみです!!