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ログインできました💦💦 第2アカは近いうちに消します! お騒がせしてしまいすみませんでした!!!
作者です! このアカウントにログインできなくなってしまったので、急遽第2アカを作りました!今使っているのがそれです! 続きはこのアカで書いていこうと思います!一応これからフォロワー様を順次フォローしていきます! 読みにくくなってしまい申し訳ございません💦💦 引き続きお楽しみいただける方はこちらのアカウントをフォローしていただけると嬉しいですm(_ _)m
デビルスパレス
地下の執事の部屋
ガチャッ
フルーレ
ノックもなしに
無遠慮に開かれた扉から
主
そんな一言とともに主様が入ってきた
フルーレ
フルーレ
フルーレ
主
主
フルーレ
主
主
主様はまた一言そう言って
近くの椅子に座った
主
フルーレ
主
主
フルーレ
主
フルーレ
フルーレ
主
戸惑う俺に
主様は大袈裟すぎるほどの 大きなため息をついた
主
主
フルーレ
フルーレ
フルーレ
相変わらずの主様の口の悪さに
思わず声が大きくなる
フルーレ
フルーレ
主
「ラト」
その言葉が出た途端
不敵な笑みを浮かべていた主様の表情が
少し陰った
フルーレ
フルーレ
フルーレ
主
ラトは主様のお気に入りだ
悪魔執事の主としての任務に全く興味がなく、むしろうまく避けていく主様は
この世界に帰ってくるとラトに まっすぐ会いに行った
2人はどこか雰囲気が 似ているように感じる
だからなのだろうか
2人の仲が深いことは 必然のような気がした
フルーレ
フルーレ
満月の日が近づいてきたからか
ラトは昨日から高熱を 出して寝込んでいた
医務室でルカスさんの治療を受けた後
主様はそのままラトの看病をしていた
主
主
フルーレ
伏せられた瞳を見上げる
フルーレ
フルーレ
色濃い隈が広がる目元
そして
思わず手を伸ばしてしまいたくなる ほどに
怯えた瞳
フルーレ
俺は作業机に広げていた
色とりどりの生地の前へ
主様を誘導した
フルーレ
主
俺の突然の質問に
主様は目を丸くした
フルーレ
俺はそんな主様を見上げて
思わず笑みがこぼれた
主
フルーレ
フルーレ
主
フルーレ
フルーレ
主
フルーレ
フルーレ
主
フルーレ
主様の低い声が俺の名前を告げる
冷たい瞳が俺と主様の間に明確な線を 引いた
フルーレ
主
主
主
フルーレ
主様はそう言うと
軽く俺の頭に手を乗せた
主
フルーレ
その小さなつぶやきは
俺にはよく聞こえなかった
けれど
フルーレ
フルーレ
主
主様はよく嘘をつく
だけれど
つき続けた嘘で自分を 覆い隠してしまった主様は
時折
とても幼い顔をする
フルーレ
フルーレ
フルーレ
主
また何かを小さくつぶやいた主様は
そのまま部屋を出ていった
ラトのところへ行く身支度を整えながら
頭の中には主様の冷たい瞳と幼い表情がよぎる
フルーレ
フルーレ
フルーレ
フルーレ
フルーレ
俺はいつの間にか
フルーレ
フルーレ
ぎゅっと拳を握りしめていた