明日地球に巨大な隕石が落ちる
簡潔に言えば地球の最後だ
僕はいつも通りの生活をする
それしか出来ないから
学校に行こうか
奏磨
速斗
奏磨
速斗
奏磨
速斗
速斗
奏磨
奏磨
速斗
奏磨
奏磨
速斗
速斗
奏磨
速斗
速斗
奏磨
速斗
速斗
速斗
速斗
奏磨
速斗
速斗
笑い話をする速斗の顔にも
不安と恐怖の表情が垣間見えた
いや、速斗だけじゃない
学校にいる人、外に出ている人
全ての人がそうだった
奏磨
速斗
奏磨
速斗
奏磨
速斗
笑う速斗の声は酷く震えていた
僕に何かができたのなら
そんなに嬉しいことは無い
でも、そんなの妄想に過ぎない
奏磨
奏磨
その日地球に隕石が落ちた
誰も生きていない
生きているはずもない
最後の最後まで
みんな無理に笑っていた
泣くでもない、悲しむでもなく
笑顔で過ごしていた
それが人間なのかもしれない
僕はそう思いながら眠った
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