これは私が中学2年の頃でした
私はよく学校帰りに友達の家へ遊びに行っていました
その日.......
あゆな
Aちゃん
Bちゃん
あゆな
Bちゃん
Aちゃん
Bちゃん
あゆな
Aちゃん
あゆな
Bちゃん
あゆな
あゆな
あゆな
ダッダッダ
エレベーター
あゆな
ポチ
私は10階を押した
エレベーターには私しか乗っていなかったのでノンストップで10階まで行けると思っていました
あゆな
あゆな
あゆな
何故か2階に止まった
その時奥から.......
ペチャッ
ペチャッ
あゆな
ポチ
私は何回も「閉」を押した
あゆな
カチャ
あゆな
その次も3階に止まった.......
あゆな
あゆな
ペチャッ
ペチャッ
あゆな
あゆな
この音はさっきよりも近ずいているような気がした
あゆな
あゆな
カチャ
あゆな
あゆな
次もその次も1階ずつ止まっていきました
止まっていくにつれてやっぱり「ペチャッ」と言う音が近ずいてきています
8階
あゆな
あゆな
あゆな
私は何回も「閉」のボタンをカチカチ押し続けました
ドアが閉まり始めた時ドアの隙間からしわくちゃの手が差し込まれました
あゆな
あゆな
私はビックリしてエレベーターの奥の方へ飛びのきました
ドアが閉まりそこには灰色のコートを着た痩せたおじいさんが立っていました
あゆな
おじいさんの背中をぼんやり見つめながあゆなは、
あゆな
と、考えていました
そして、、足もとに目をやると....なんと、
赤い液体がポタポタとたれていたんです!
私は思わず
あゆな
と、小さな叫び声を上げてしまいました
そうしたらそのおじいさんがボソボソつぶやき始めました
おじいさん
エレベーターが10階まで着くと私はエレベーターから思いっきり走って家の中へ入っていきました
あゆな
そこにはお兄ちゃんがいました
お兄ちゃん
お兄ちゃん
あゆな
私はエレベーターの事を全てお兄ちゃんに話しました
でもお兄ちゃんにいくら言っても信じてくれません
お兄ちゃん
あゆな
あゆな
私はこの事があり友達と遊ぶ回数が減ってしまいました
あのエレベーターにはもう近ずけなくなりました