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エレベーターで会った老人

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エレベーターで会った老人

1 - エレベーターで会った老人

♥

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2018年12月23日

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これは私が中学2年の頃でした

私はよく学校帰りに友達の家へ遊びに行っていました

その日.......

あゆな

楽しかったねー

Aちゃん

うん!

Bちゃん

うん!

あゆな

また遊ぼうねー

Bちゃん

はーい!

Aちゃん

気おつけてね!

Bちゃん

Aちゃんバイバイー!

あゆな

Aちゃんバイバイー!

Aちゃん

バイバイー!

あゆな

Bちゃんバイバイー

Bちゃん

バイバイー気おつけてねー

あゆな

うん

あゆな

(もう暗いなー)

あゆな

(早く帰ろ)

ダッダッダ

エレベーター

あゆな

あとはエレベーターで上に行けばやっと家だ

ポチ

私は10階を押した

エレベーターには私しか乗っていなかったのでノンストップで10階まで行けると思っていました

あゆな

え、?

あゆな

10階押したのに!?

あゆな

なんで!?

何故か2階に止まった

その時奥から.......

ペチャッ

ペチャッ

あゆな

え、怖い!!

ポチ

私は何回も「閉」を押した

あゆな

(閉まって!)

カチャ

あゆな

(良かった)

その次も3階に止まった.......

あゆな

え、

あゆな

や、やだ!

ペチャッ

ペチャッ

あゆな

え?

あゆな

また!?

この音はさっきよりも近ずいているような気がした

あゆな

(早く閉まって!)

あゆな

(お願い!10階まで行って!)

カチャ

あゆな

し、閉まった

あゆな

お願い!本当に!

次もその次も1階ずつ止まっていきました

止まっていくにつれてやっぱり「ペチャッ」と言う音が近ずいてきています

8階

あゆな

また止まった!

あゆな

やだ、、

あゆな

音が.......

私は何回も「閉」のボタンをカチカチ押し続けました

ドアが閉まり始めた時ドアの隙間からしわくちゃの手が差し込まれました

あゆな

ヒッ!

あゆな

(ブルブル)

私はビックリしてエレベーターの奥の方へ飛びのきました

ドアが閉まりそこには灰色のコートを着た痩せたおじいさんが立っていました

あゆな

(何だ、ただのおじいさんか.......)

おじいさんの背中をぼんやり見つめながあゆなは、

あゆな

(この人なピチャピチャと言う足音の主なのかしら)

と、考えていました

そして、、足もとに目をやると....なんと、

赤い液体がポタポタとたれていたんです!

私は思わず

あゆな

キャッ

と、小さな叫び声を上げてしまいました

そうしたらそのおじいさんがボソボソつぶやき始めました

おじいさん

フフフ、見たな.......

エレベーターが10階まで着くと私はエレベーターから思いっきり走って家の中へ入っていきました

あゆな

ただいま!

そこにはお兄ちゃんがいました

お兄ちゃん

どうした?

お兄ちゃん

遅いぞ?

あゆな

ごめん!!

私はエレベーターの事を全てお兄ちゃんに話しました

でもお兄ちゃんにいくら言っても信じてくれません

お兄ちゃん

何か見間違えたんだろう

あゆな

違う!

あゆな

あれは、本当に血だもん.......

私はこの事があり友達と遊ぶ回数が減ってしまいました

あのエレベーターにはもう近ずけなくなりました

この作品はいかがでしたか?

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