ローレン .
この部屋に居てよ ?
知らない人
知らない部屋
知らない匂い
茅 .
( 知れない . )
知らないが
こんなに怖いなんて .
ガク .
失礼するよ
部屋に入ってきた
誰かは
本を数冊持って
私から隠すように
部屋から出て行った .
またこの " 檻 " に
独り .
私は部屋の扉を開けて
外に出た .
裸足だからだろうか
床が凄く冷たく感じる .
急に背後から
誰かに
手を引かれた .
茅 .
へ ッ 、
刀也 .
出てきたら
刀也 .
ダメじゃ無いですか .
笑顔なのに
なんだか怖い . . .
刀也 .
部屋に戻りましょ ?
茅 .
や 、やだ .
刀也 .
. . .
刀也 .
まぁ 、確かに
刀也 .
ずっと部屋の中だと
息が詰まりますよね
息が詰まりますよね
刀也 .
外に散歩 、行きます ?
茅 .
は 、はい ッ
逃げれるチャンス ?
茅 .
( なんか砂浜に座って )
茅 .
( 潮の匂い嗅いで
ぼんやりするの )
ぼんやりするの )
茅 .
( 気持ちが楽 )
落ち着いて .
『 帰る 』というワードが
出たら
全速力で走って逃げる
刀也 .
じゃあ 、そろそろ
早く ッ 、早く
逃げなくちゃ .
刀也 .
戻りましょう k
私は途中で
全速力で
走り始めた .
あの人の
刀也 .
茅 ッ ! ______
叫ぶ声がする .
夜になった .
人混みに酔い
路地に入る .
茅 .
はぁ ッ 、はぁ ッ
息切れが凄い .
でも 、まだ遠くに
逃げなきゃ .
その時
身体の力が抜けた .
膝から地面に崩れ
ぺたんと座り込む .
茅 .
なんで ッ 、
脚をさすって
無理矢理 立とうとしても
立てない .
葛葉 .
こんな使い方
葛葉 .
したくないのにな ~
突然
上から誰かが来た .
茅 .
何で ッ 、どうやって
葛葉 .
お前の中に流れる血液に
葛葉 .
俺の血が混じってる .
首を指で
トントンと触られる .
葛葉 .
だから
葛葉 .
身体のコントロール
もできるし
もできるし
葛葉 .
お前が何処にいるのかも
葛葉 .
分かる .
茅 .
え . . .
頭が
ついていかない . . .
葛葉 .
取り敢えず今は
葛葉 .
おやすみ ~ .
急に眠気が襲ってきて
私は倒れた .






