佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
正直この会話に飽き飽きしてたんだ
佐藤 愛
谷口 健
愛…
愛ってなんだろう
どうして″好き″という感情は出てこないんだろう
本当に俺はめぐみを愛してやれているのか分からない
もう何も感情が湧いてこないんだ
佐藤 愛
この呼び掛けにも何も感情は湧いてこない
佐藤 愛
好きという感情が出てこない
佐藤 愛
嫉妬も欲望も何も感じないんだ
そんな俺をいつまでも愛してくれる愛が
嫌で仕方なかったんだ
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
でもいざ別れると考えると心がうずうずするような感じがした
麻友
谷口 健
麻友
″嫌″という言葉は出てこなかった
むしろ付き合ってみたらどういう感じなんだろうと感情が出てきた
それから数ヶ月
佐藤 愛
佐藤 愛
谷口 健
この時少しだけ罪悪感に浸るような感じがした
数週間後
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
佐藤 愛
怒られるだろうなと思いながら愛の部屋に向かった
でもそこに待ってたのは
谷口 健
笑顔を浮かべている愛だった
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
佐藤 愛
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
佐藤 愛
谷口 健
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
佐藤 愛
佐藤 愛
谷口 健
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
谷口 健
佐藤 愛
佐藤 愛
佐藤 愛
佐藤 愛
谷口 健
谷口 健
愛がベランダの窓を開けた
一瞬で気づいたんだ
谷口 健
佐藤 愛
最期まで笑顔で俺を見たんだ
手を伸ばしたけど届かなかった
いつだってそう
何も届かないんだ
この愛おしくて辛いこの感情ももう届かない
ずっとずっと好きだったのに感情濁してばっかりで気づかなかった
愛が好きで愛していたことも
猫
谷口 健
谷口 健
谷口 健
その場で泣き崩れた俺に猫は優しくすりすりしてくれた
まるで愛が『泣かないで』と言っているかのようだった…
谷口 健
猫を愛だと思い優しく抱きしめた
届かなかったこの気持ちも猫に放った
谷口 健
猫が『わたしも愛しているよ』と伝えているようだった…
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