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るしゅ
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#探偵
橘靖竜
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保谷東
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加賀春樹
理性
物事を正しく判断する力のこと
僕からしばらくの間 欠けてしまっていたものだ
しかし
全てを思い出した
全てを理解した
"この事件の首謀者さえ分かった"
これは 幸運なことだった
逆に言えば "マインドコントロールをかけられなければ絶対に分からなかったからだ"
であるのに 犯人がマインドコントロールを用いた その理由について推理するなら……
既に、奇しくも結論として出ている
"バレる自信がなかったからだ"
そうに違いない
但し、僕の心は心を守ろうとした
その働きこそが……
加賀春樹
加賀春樹
周囲を見渡しても もう、どこにも見えない
呆気に取られた 傀儡たちが見えるだけである
その中には 異変を感じ取った操作者がいた
いや、正確には操作は当の昔に 破棄していたのだろうが
今こそ こちらが逆襲をする番だ
椅子に座った天使を見る
新城綾乃……
必ず仇をとってあげよう
僕は胸に誓った
黙っていると 賢太郎が話しかけてきた
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
新城秋穂
新居宗介
新居宗介
加賀春樹
新居宗介
加賀春樹
新居宗介
新城秋穂
外は再び雨が降り始めていた
かなり勢いが強いようである
でも、好都合だと思った
可能性があるとすれば 警察が来る前しかないのだ
必ず追い詰めてみせる
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
僕はさっさと歩き出した
後ろでは突然のことに 反応が遅れるものがほとんどだった
しかし、慌てて後を追ってくる
賢太郎はこちらを凝視して 真剣な眼差しで口を結んでいた
秋穂は綾乃の亡骸に 自身のカーディガンを被せてやっていた
新居はあたふたとしながらも 姿勢正しくついて来ている
綾香は不安そうな顔をして 視線を下に落としている
僕は何となく 書斎を出る際に書棚にある本を見た
背表紙には タイトルが記されていた
「慧眼の使者」
作者の名前は 高島詩乃だった
……探偵か
加賀春樹は 決意を改めて固くした
探偵くんは何かに気付いた?
何に気付いたというのだ
まさか
本当に真犯人が解ったと言うのか?
あれは ハッタリではないのか
いや、そんなはずがない
それよりも 解ったことがある
あの反応を見るに……
探偵は マインドコントロールにまだかかっていたのだ
しかし それを今解かれてしまった
互いの力が拮抗していたのだ
不測の事態
だが
解っている
やることはただ一つだけ
必ず逃げ延びてやる
犯人は決意を改めて固くした
食堂
晩餐は用意されなかった
早いからではない
それどころではなかったためだ
僕でも理解が追いつかない
彼の身に何が起こった?
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
そして
加賀春樹
加賀春樹
この事件の真相とは何なんだ?
僕……新城賢太郎は困惑していた
正直に言えば、肝を冷やしていた
この男、加賀春樹に追い詰められ 何とか反論をして容疑を晴らしたのだが
全てが解ったというような物言いだ
……だとすれば
"僕は非常に不味い立場にある"
思案している間に、加賀は口を開いた
加賀春樹
加賀は寝室で述べたことを もう一度説明した
簡単にまとめると 時刻: AM3時から4時の間 場所: 聡太郎の自室 被害者: 新城聡太郎 死因: 失血死(即死) 凶器: 賢太郎のキャンプ用ナイフ ということであった
加賀春樹
加賀春樹
新居宗介
これも 寝室で話した例の経緯のことだろう
加賀春樹
加賀春樹
新城秋穂
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
簡単にまとめると 時刻: AM1時から4時の間 場所: 貴恵の自室 被害者: 新城貴恵 死因: 失血死(即死) 凶器: 賢太郎のキャンプ用ナイフ ということであった
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
新城賢太郎
新城秋穂
新城秋穂
加賀春樹
加賀春樹
新居宗介
新城綾香
加賀春樹
新城秋穂
新城賢太郎
加賀春樹
加賀は苦笑いをしている
間違った推理で人を追い詰めたことを 反省しているようだ
もう少し 傷口をえぐってやろうかと思っていると
新居が発言した
新居宗介
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
何だこの物言いは
まるで
……僕を疑っているようだ
それは、一度否定されたはず
まだ、疑っているのか?
僕は平静を保つように努めた
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城秋穂
新居宗介
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
新城賢太郎
新城秋穂
新城秋穂
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
沈黙
僕を含めて 誰も知らないようだった
それにしても 密室殺人を簡単に破ってしまう手掛かりが隠されていたとは……
加賀は穴について話し始めた
加賀春樹
新居宗介
新居宗介
加賀春樹
新城秋穂
加賀春樹
加賀春樹
新居宗介
新城秋穂
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
新居宗介
新居宗介
加賀春樹
新居宗介
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
何かに利用するため……
時間がなかった……
少し考えてみる
様々な可能性を考えてみるが どう繋がるのか見当もつかない
加賀くん、君は何を考えている?
心が解らない
加賀春樹
新居宗介
加賀春樹
新城賢太郎
新居宗介
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城秋穂
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
新城秋穂
新城賢太郎
新城綾香
新居宗介
綾乃
お前は優秀だった
怖いほどに、である
父親の僕でさえ 心が見透かされているような気がした
成長していれば 偉大な心理学者になっていたことだろう
そう、僕を超える……
歴史に名を刻む者に……
……
だが
"もう居ないから、仕方がないか"
僕は 笑みを堪えるのに必死だった
加賀春樹
簡単にまとめると 時刻: 午後4時25分 場所: 書斎 被害者: 新城綾乃 死因: 失血死(即死ではない) 凶器: 賢太郎のキャンプ用ナイフ ということであった
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
新居宗介
新城秋穂
新城秋穂
新居宗介
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
新城秋穂
新城秋穂
新居宗介
新居宗介
加賀春樹
加賀春樹
新城秋穂
加賀春樹
また、それか……
マインドコントロール
かつては栄光の光となったが 今では忌まわしい言葉の響きだ
ずっと付き纏う容疑の源である
しかし
僕の不完全なマインドコントロールは 事件と何ら関係ないと証明された
大丈夫
何も、関係が……
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
新城賢太郎
加賀春樹
新城秋穂
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
新居宗介
加賀春樹
ふっ
"やはり妄想か"
この様子だと 真相が明るみにはならない
だったら
少し乗ってやろう
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
新城秋穂
加賀春樹
加賀春樹
新居宗介
加賀春樹
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城秋穂
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
新城秋穂
新城秋穂
新居宗介
新居宗介
新城賢太郎
新城賢太郎
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
ついに
ついに この一連の事件の犯人が分かる
……だが
加賀くんの推理は的外れだ
僕
この僕
"新城賢太郎が黒幕だというのに!!"
そして
犯人の名は告げられた
読者への挑戦状
この話以降は 犯人が明らかとなります
そのため、推理をして 誰が犯人かを当ててみたいという方は 一度、止める事をオススメします
以上の事を了解された方のみ 真相を解き明かして下さい
それでは 健闘を祈ります
探偵諸氏
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
加賀春樹
こうして
0 は1 となった