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The Zombie Another

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The Zombie Another

19 - The Zombie Another episode19

♥

16

2022年10月21日

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''ドンッ''!

ゾンビ(変異体)

ヴオ''ア''!!!

ぶつかった衝撃でゾンビは後方へとぶっ飛んでいった

1階に下りた4人は入り口を目指して走っていると..

ノア

っ!な!(ニコールの方を向く)

突如、前方から何か大きなものが飛んでくるのが分かった

ノア

ニコーr..危n..!

だが、気づいたときにはもう遅かった

ニコール

(ハッ!

心も体も麻痺してしまい、一歩も動けなかった

フランク

っ!、ニコーr..!

飛行物はフランクの真横を通りすぎ、ニコールに直撃した

グッシャアア'' !!

激しい音とともに、さっきまで居た筈のニコールの姿が無かった

手を差し伸べるも..1手遅かった

ニコールはゾンビ(変異体)の下敷きとなった

フランク

っああ''..

フランク

あああ''!!!(泣)

ニコールの元へと駆け寄り、飛び出ている左手を握り締めた

フランク

ニコールうう''う''...うう!!

ニコール(死にかけ)

.........ぅ.........

肺が押し潰されて...骨も折れてる

折れた骨が身体中に突き刺さって激痛が伴う...

身体中の感覚が...ない

声が...うまく出せない

フランク

っぐうう''う''...!

ニコール(死にかけ)

.....................

ノア

っ!!

ノア

フランクさン!!早k...

フランク

............(泣)

フランク

もう...行ってくれ''!

フランク

娘と...

一緒に居させて欲しいんだ

そう言う彼(フランク)の表情は、笑顔で...どこか諦めのついたように見えた

ノア

.....................っ!

突然の言葉にノアは激しく心を打たれた

ノア

タッタッタッタッ!

ノアはフランクを置いて走り出した...

フランク

ぐぞぉっ!ふん''っ!

フランク

うああ''あ''!!

フランク

動け...うごげよお!!

乗し掛かっているゾンビ(変異体)を動かそうとしたが、ビクともしない

ニコール(死にかけ)

ぁ...意識が...朦朧として...

死体(ニコール)

...............

タッタッタッ

ノア

ハァ...ハァ...!

ノア

((あそこだ!!))

しかし、まだ安心は出来ない。トラックの近くにはゾンビがまだ無数にいた

ゾンビ(?体)

ヴォアアアアギィアア!!

ハリー(警官)

あれ、ノアだ。マイロもいる

ノア

((こレで...!))

シュッ!

発煙筒1つを投げ捨て、ゾンビをトラックから離れさせた

ジュワワワワァア...(光る音)

ゾンビ(?体)

ヴヴヴヴ......

ノアとマイロが座れるくらいのスペースを空ける

ノア

もう行ってください!

ハリー(警官)

待て、まだ中にいるんじゃないのか?

ノア

っ......

もうっ...誰もいませ''ん''

ハリー&ノーマ

っ......

思ってもみないことを聞き、一瞬呆気にとられてしまった...

ゾンビ(?体)

ヴアヴギィアア!!

ノーマ

っ!、もう逃げるぞ!

ノーマ

ゾンビが来る!!

ブォオオオン!

ゾンビの追手を振り切り、トラックを安全な場所に止めた...

ノーマ

((荷台の扉を開ける))

ノーマ

もう降りていいぞ、化け物はいない

荷台から下りた

アリシア

.........っ?!

マイロ

(ハッ!

アリシア

マイロっ?

マイロ

お姉ぢゃん!(タッタッ

ギュッ

マイロがアリシアの背中に両手を回す...

アリシア

((っ...!))

マイロを抱き締めようと反射的に両手をまわそうとしたが、左手を即座に引っ込めた..

マイロ

よかっだっ...!(涙

おねえちゃんがいきててほんとによかった!!

アリシア

((震えテる...))

アリシア

((当タり前...か))

アリシア

っ......(小涙

また、会えたんだ...!

そう喜ぶ気持ちともう1つ...

私はもう手遅れだから...いずれ離れなきゃならないんだよね...

アリシア

((そレデでも....この子だは...))

助けたい...

ビリベリベリッ!(段ボールについているテープを剥がす音)

ジャック

っ...(中身を確認)

中には缶詰めが入っており、皆に配って食事をとることにした

缶詰め1つを手に取る

アリシア

((ラベルが無イ...))

マイロ

中身何だろ

アリシア

ん~、分かラない(パガッ

焦げ茶色のスティック状の物が沢山入っていた

マイロ

なにがはいってるの?

アリシア

ちょっト食べてみルね(パクッ

サクッサクサクサク...(噛む音)

あれ...?

アリシア

((味が...しナい))

マイロ

食べていい?

アリシア

いいよ(差し出しながら)

マイロ

(サクサク

マイロ

あっチョコのお菓子♪

アリシア

((え?))

思ってもみなかった言葉に戸惑いながらも、もう1本食べる

アリシア

((...確かに言われてみればほンのちょっとだけチョコの風味が...))

アリシア

...これ、全部食べる?

マイロ

いいの?♪

アリシア

うん

マイロは喜んでその缶詰めを手に取った

アリシア

((味覚がおかしクなってる...))

アリシア

((ウイルスに感染しタからだ、きっと...))

アリシア

...別のを食ベヨう

PAYSANDU [OX TONGUES] 原材料 ''食用調合油、味付け牛タン、醤油、食用胡麻油、ねぎ、みりん、刻みニンニク、生姜......

アリシア

肉...(ゴクリ

バガッ!

缶詰めの蓋をとり、肉を手で掴んでそのまま一気に口へと運ぶ!

美味しい..

何度も何度も!!

アリシア

美味しい....

その後も、肉の入った缶詰めを探しては食い...探しては喰い...さが

ムシャムシャガツガツガッガッムシャガッ!!

アリシア

((旨イ旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨イ旨い旨い旨イ旨い旨イ旨い旨い))

マイロ

おねえ...ちゃん?

マイロの声にハッと我に返る

アリシア

......

アリシア

どう...しタ?(振り返る)

マイロ

えっ...と...

マイロの視線の先には大量に荷台の床に散らばった空の缶詰めがあった

アリシアはそれにすぐさまに気づく

アリシア

((アッ...))

まだ2缶しか食べてないんじゃないの?私?!

気づかなかった...

マイロ

それとお姉ちゃん...口回りにソースいっぱいついてるよ...

アリシア

えっ...

マイロ

ほら

右手で口回りを触ると...指先にべっとりとした感触があった

アリシア

((うっ......えっ...))

アリシア

ごめん!ちょッとトイレに行ってくるね

そう言うと、すぐさまに荷台から降りて大人達のいない所へ...

建物の壁にもたれながら...

アリシア

ヴ...(涙

アリシア

((違う...私は人間なンだ!))

アリシア

((ゾンビじゃない))

アリシア

((ゾンビになんテならない))

アリシア

((絶対に絶対に...!!))

誰にも聞かれぬよう...静かに涙を流した...

ぅぅぅぅ...

嫌だ...なりだぐない...ょ

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