飼
もうすぐ別の井戸に変えないとですね…
飼
厄介な刺客ですよ…
全集
飼ちゃん…っ!
飼
あらまぁ…
彼女が可愛らしい姿で私の方に駆け寄って来る。 私は急いで井戸に蓋を被せた
全集
飼ちゃんっ!お手紙読んでくれた?
飼
全集様、申し訳ありません…
飼
現在忙しく…
全集
そっかぁ…
全集
でも、確かに私も聞くの早かったねっ…
全集
昨日お手紙出したばっかりなのに…
申し訳無さそうに微笑む貴方はまるで…
飼
此方が読むのが遅いのが悪いのです…
飼
お気になさらず…
全集
あ、ありがとうっ!
知集
全集様、もうすぐお時間です
全集
あっ、そっかぁ…
全集
またねっ、飼ちゃんっ!
飼
えぇ、またいつか…
私に背を向け、秘書の方に駆け寄っていく貴方
屍をいくつも作って登った全知全能の神の座
飼
さすが、私が見定めたお方です…
私は蓋を外して
井戸に入っている神々の屍達の中に爆竹を放り込んだ
飼
全集様を守れる神々を厳選しなくては…







