この作品はいかがでしたか?
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コメント
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雰囲気好きです... どんな事されたか考察楽しいです
え、なんか、、、深い
すこです...
『君と僕』は実験体だった
傷がどんどん増えていく
美しい君の顔や手は
ボロボロに壊れてった
2xxx年 8月9日 ハグの日
君が連れられてきた
嫌嫌!と声を響かせながら
絵本を取りに行こうとすると
怒り狂ったような奇声が聞こえた
怖いなって廊下を走ってった
2xxx年 8月10日 特別な日ではない
また君の奇声を聞いた
いがぁぁぁぁぁぁぁいぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
って言ってたっけな
僕はもう手にされないから頑張ってね
日記書いてる途中なのに誰か来た
あ
2xxx年 8月11日 特に無し
昨日は君が来た
今日は此処で寝ていい?
だって
まぁ別にって
返して寝かした
君は僕と血が繋がるのかな?
君は今日も此処で寝たね
2xxx年 8月12日 ん
君が僕の部屋に毎日来るようになった
鬱陶しいなぁ
君の肌に触れてみた
ボロロロロロロって溶けてった
でもすぐに触った箇所は生えた
実験は不成功だって分かった
はぁ…
2xxx年 8月13日
君は“あの人”に連れてかれた
僕は追いかけようとしたけど
撃ち抜かれた
はぁ。またこれが痛いんですわぁ…
まぁすぐにこんなの治るけど
君の叫び声、ぜえぜえ言ってて
機械の音が廊下に響いた
2xxx年 9月1日
君はちゃんとした体になっていた
その間に僕も
僕は君と研究所(此処)を出ようって考えてみた
だから明日君に伝えよう
2xxx年 9月2日 ??
君に昨日のことを伝えた
そしたらいいよって
だから二人で計画を練った
話し合って出口はここだとか
2xxx年 9月10日 は?
遂に出る
日記も持ったし
きっと大丈夫
監視には見られないよう、
敢えて全員殺しといた
君は斧と銃を振りながら
僕はスナイパーライフルで
君が殺してる間に鍵を開けた
日記がちょっと赤いのに濡れちゃった
2xxx年 9月28日
君が語るには
赤いのは、“血”だって
血、美味しそう