未門
未門
沙樹
未門
未門
沙樹
未門
沙樹
沙樹
未門
沙樹
沙樹
未門
昨日、妖魔を残らず捕まえると伝えてから様子がおかしい
と言うよりも、術の発動に躊躇いを感じる
元々優しい子ではあったが…
未門
「妖魔を捕まえる」
それは想像以上に大変だった
1つ、数がとても多い
2つ、人間への擬態能力がとても高い
3つ、人間が意図的に匿っている
4つ、人間すら騙してる事もある
……5つ
この岩永の決断で、自害した妖魔があまりにも多い
それらの処理も全て岩永家がしている為疲労がとんでもない
自害の理由は未だ不明
なんなら死体処理の方が面倒なのでやめて欲しい
未門
岩永家現当主、岩永未門
先代に拾われ、才能に恵まれた人間
刀に認められ
術もずば抜けて扱いが上手い
何よりも
先代が持っていなかった夜桜を殺す力を持っていた
未門
「本当にこれでいいのだろうか?」
悩みが飛んで、消えて、また浮かぶ
夜桜に会ってからずっとこんな調子だった
何か、何か、こうでは無い
そんな違和感を、未門は感じたくなかった
…故の、行動
未門
未門
でも、こうでもしないと
…「岩永未門」が、壊れそうだった
「困惑」
ただ、それに尽きる
桃香
桃香
桃香
桃香
桃香
夜桜家現当主、夜桜桃香
妖魔の国の王族、「夜桜家」に九尾の狐として生まれた
それだけで素晴らしいことなのに、世界は彼女に試練を与えた
「八大陸沙羅家2代目巫女、沙羅桃香」
その、転生した姿である
無論、八大陸時代に使えた術は全て思い出し
幸か不幸か大切な仲間達も一緒についてきてくれた
そんな桃香、散々酷い目にあっておきながら今世ではその中でも1番酷い目にあうのを許している
……彼女は、強い
故に、優しい
故に、甘すぎる
桃香
桃香
桃香
桃香
桃香
桃香
桃香
桃香
桃香
桃香
「今世の全てを、終わらせに」
不愉快
そう、不愉快なのだ
だが、仕方がないと思う
それにしても急に呼びすぎだろとも思いつつ
確かに、この件はとても大事だ
だが、それでも来たくなかった
来た理由は一つだけ
今回、相手をするのが自分の可愛い眷属だから
万が一死なれたら困る
……なんてレベルでは無い
死ぬことはほぼないと思うが、それでも怖い
この世界でたった1人の眷属なのだ
……でも、それでも
クルト
クルト
ベリアル
クルト
クルト
ベリアル
クルト
クルト
ベリアル
クルト
クルト
クルト
ベリアル
ベリアル
クルト
クルト
クルト
ベリアル
ベリアル
ベリアル
クルト
クルト
ベリアル
クルト
クルト
クルト
白魔
白魔
秋霖
秋霖
そういい、「跪く」2人
ベリアルも後ろで跪いている
クルト
クルト
白魔
白魔
クルト
秋霖
クルト
クルト
白魔
秋霖
ベリアル
クルト
クルト
クルト
ベリアル
ベリアル
ベリアル
ベリアル
クルト
クルト
クルト
ベリアル
ベリアル
ベリアル
ベリアル
ベリアル
ベリアル
ベリアル
コメント
3件
それぞれがそれぞれの感情を抱いてそれぞれの道を進み出してる……(ややこしい言い方ごめん)でも皆どこか切ない、苦しい様子で壊れかけてる…… 今回の連載は展開が全然読めないからこれからどーなるんだろ、って気持ちがいつも以上(100倍くらい?)に膨れ上がっていてめちゃくちゃ楽しみ👀✨ 未門さん、桃香さん、クルトさん。皆に幸あれ🙏🍀