この作品はいかがでしたか?
55
この作品はいかがでしたか?
55
私は、心が弱い。
先生に、少し言われただけでも
3日は引きずるし
笑い声が聞こえたら
「私の事かもしれない」と
勝手に想像して、縮こまってしまう。
周りの人間の冗談が
私にとっては、鋭利な刃物なのだ。
でも、この事実を伝えたとして。
私は何と思われるだろうか。
「面倒くさい」
「重い人」
「病んでいる人」
だから、変に気を使われる。
解ってしまうのだ。
「私は不出来者」だと。
その思い込みが
じわじわと、心を炙り
神経を抉り
結果として、爪に血がこべりつく。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
死ぬ勇気も無いのに。
行動にすら移せないのに。
泣いてばっかで、ごめんなさい。
あぁ、今
もし、願いが叶うのならば。
今だけ、私に勇気をくれないだろうか。
今日も、私は涙する。
酷くひきつった
シワひとつ無い、綺麗な心で。
コメント
5件
シワシワの心に、熱をかける。 夢みたいな妄想で、周りを理解する。 そうすることで、色々な事が知れる。 心が優しい人。 常日頃から笑っている人。 それは、本心なのだろうか。