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スクールラブ

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スクールラブ

1 - スクールラブ

♥

79

2019年12月04日

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佐野川沙樹

制服よし!
カバンよし!
よしっ!これで準備オッケー!

今日は私にとって特別な日 なんて言ったって待ちに待った 高校入学の日だから!

佐野川沙樹

(ふふっ。)

佐野川沙樹

(カッコいい人に会えるといいなー)

佐野川沙樹

(どうしよー!もう今からワクワク止まんない!!)

おーい!沙樹〜

佐野川沙樹

湊…!

何朝からニヤニヤしてんのー笑笑

佐野川沙樹

なっ…!
ニヤニヤなんかしてな…っ

自分でも気がつかないうちに ニヤついていたらしく 幼地味の湊にからかわれた

まぁ、気持ちわかんなくもないけどね

何てったって
今日は入学式だもんね!

佐野川沙樹

そうだよ!
今年こそは彼氏作るぞー!

もう笑沙樹

沙樹ったら毎年それ笑笑

佐野川沙樹

だってーー

たわいもない会話をしているうちに 私と湊は入学式の会場へと着いていた

佐野川沙樹

うー緊張するー

だねー

ドンッ

佐野川沙樹

わっ!あ…ごめんなさいっ💦

キョロキョロして歩いていたら 男の人にぶつかってしまった

…(ギロッ

佐野川沙樹

(っ…!)

佐野川沙樹

(怒らせちゃった…?!)

私がぶつかったその男の子は 何も言わずに睨んでいた

おーい!

あまりの剣幕に 私が固まっていると 遠くから男の子が走ってやって来た

んだよ、奏

まーた女子睨んでんのかよー笑

煩い。。

ったく、昔から変わんねーよな
龍弥は

龍弥

…煩い
お前こそ、相変わらず能天気だな。

ははっ笑
それより早くいこーぜ!

そう言うと 二人は走って行ってしまった

佐野川沙樹

(へぇ…)

佐野川沙樹

(龍弥くんって言うんだ…)

佐野川沙樹

(…仲良くなれるといいな)

おーい!

沙樹〜何してるのー
早く行こうよー

私がぼーっとしていると 湊が遠くから私を呼んだ

佐野川沙樹

ごめんー今行く〜

そして入学式を終えた私達は それぞれの教室へと入り ホームルームが始まった

生徒A

席替え誰と隣になるんだろーな!

生徒B

ワクワクするね!

初めての席替えに 生徒たちはドキドキを隠しきれない様子だった

佐野川沙樹

(私は誰となるんだろ…?)

そんなことを考えているうちに あっという間に私のくじの番になった

佐野川沙樹

…っ!

私は驚いてしまった。 なぜなら私の隣はさっきぶつかった 龍弥だったからだ。

佐野川沙樹

(す…凄い…。)

佐野川沙樹

(こんな偶然ってあるんだ。)

龍弥は席を移すなり 無言で窓を見ていた

佐野川沙樹

(声、掛けなきゃだよね!)

佐野川沙樹

(隣になったんだし、それにさっきのこともちゃんと謝れてないし)

私は勇気を出して 龍弥に声をかけた

佐野川沙樹

あの!

龍弥

佐野川沙樹

私隣になった佐野川沙樹です!
よろしくお願いします!
あと、さっきのことごめんなさい…
私ちゃんと前見てなくて

龍弥

(ジーッ)

佐野川沙樹

(なっ、何…?!)

龍弥

(フィ)

佐野川沙樹

…っ〜?!

龍弥は チラッと沙樹を見たかと思うと すぐに興味ないと言うように 目を逸らしたのだ

佐野川沙樹

(なっ、何よっ!)

佐野川沙樹

人が折角勇気出して声かけてるのにっ…)

佐野川沙樹

(もう知らないっ!)

暫くすると

バサッ…

佐野川沙樹

(…?)

佐野川沙樹

(何だろこれ…?)

私の机の上に 不器用に切られた メモが置いてあった

佐野川沙樹

(…!)

佐野川沙樹

(これ、って…)

中身を見てみると [すまなかった] [こっちこそ宜しく] そう書かれていた

佐野川沙樹

…ぷっ…

思わず私は笑ってしまった

龍弥

…ジロッ

私が手紙を見て笑ったことに気がついたのか 睨まれてしまった

佐野川沙樹

こ・ち・ら・こ・そ
よ・ろ・し・く・ね

私は周りにバレないように そっと口パクで 伝えた

ん?なになにー?
どうしたのー?

湊には見られていたらしく そのあと思いっきりからかわれた

佐野川沙樹

何でもないー!

えー?そうー?わかった〜

私は何とかごまかして その場から切り抜けた。 そして私と湊は家に帰った。 私は家に帰ってから、これからのことを考えていた。 これからどんな毎日が待っているんだろう。 今日龍弥君とぶつかった時はドキッとしたけど 案外可愛いところもあるんだな。 これから仲良くできたらいいな。 そんなことを考えながら 私は眠りについた。

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