涼真
昨日のお好み焼きパーティー楽しかったな
海斗
そうだな、本当はたこ焼きしたかったけど
涼真
たこが売り切れだったからな
海斗
お前がくれたあの人形ありがとな
涼真
え、人形?
海斗
ん?
海斗
人形くれたじゃん
涼真
俺、知らないけど…
海斗
冗談はやめろって
海斗
机の下に置いてたぜ
涼真
…おい
涼真
その人形もしかして…
海斗
外国のクマのぬいぐるみだけど
涼真
…
涼真
その人形から目を離すなよ
涼真
常にお前を狙ってるぞ
海斗
やめろよ…マジで
涼真
お前ニュースみてないのか?
海斗
長い間見てないけど、それが人形と関係あんの?
涼真
落ち着いて聞いてくれよ
海斗
…わかった
涼真
最近、殺人が多発していてな
涼真
その殺人現場には必ずと言っていいほどクマの人形が置いてあるとか
海斗
まじかよ
海斗
なぁ
海斗
クマの人形がどっか言ったんだけど…
涼真
…おい速く逃げろ
海斗
え…
涼真
俺の家でもいい
海斗
わ、わかった
数分後
涼真
よく来たな
海斗
はぁはぁ
海斗
どうしたんだ
涼真
クマの人形が移動したんだろ?
海斗
うん
涼真
殺人犯がお前の家にいたと言うことだ
海斗は寒気がした
海斗
まじかよ…
涼真
落ち着くまでおれの部屋を貸してやるから
海斗
ありがとう、本当に
数日後
海斗
…おい
涼真
なんでだ…
そこにはクマの人形があった