竜一郎
竜一郎
佳澄
ショッピングモールから一歩出ると、街路樹に施されたイルミネーションが美しく輝く
竜一郎
佳澄
思わず赤らめてしまった
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄
佳澄
再び視線を感じさりげなく辺りを見渡すが、人混みでごった返していた
佳澄
少しだけ自意識過剰になってるのかもしれない
佳澄
竜一郎
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄
視線のことを口にせずごまかした
竜一郎
佳澄
竜一郎
竜一郎
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄
竜一郎
連れてこられたのは、人気のない公園のベンチだった
竜一郎
佳澄
去年のハロウィンの夜。竜一郎はベンチに座ったまま眠って、しかも左腕から流血していた
放って置けず彼を背負い家に連れて帰った
佳澄
竜一郎
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄
竜一郎は腕を伸ばし佳澄を抱きしめた
佳澄
竜一郎
竜一郎
切なさそうに想いをぶつける
佳澄
竜一郎
佳澄
佳澄
竜一郎
佳澄
竜一郎は上目遣いで見詰める
竜一郎
竜一郎
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄が戸惑っていると、竜一郎は顔を近づけ唇を重ねる
佳澄
竜一郎
佳澄
チュッ
リップ音で唇を離す
佳澄
言いかけようとした瞬間、佳澄のお腹からぐぅぅぅと鳴った
佳澄
たださえ竜一郎からキスされ顔が赤くなっているのに、なんてタイミングで鳴るんだ…………
なんだか恥ずかしい
竜一郎
窓ぎわ
竜一郎
佳澄
さっきの公園での出来事を思い出し、また少し顔が真っ赤になる
佳澄
竜一郎
佳澄
佳澄
一瞬、目の前の後輩を殴ろうかと思ったが──やめた
佳澄
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄は席から立ち上がりトイレへ向かった
そのとき、スマホが震え通知が送られてきた
竜一郎
画面にタップし、それを見るなり真顔になった
竜一郎
竜一郎
トイレから戻るととびきりな笑顔を向けてきた
佳澄
条件反射でつい“ただいま“と返してしまった
竜一郎
佳澄
竜一郎
立ち上がりレジへと向かう
佳澄
竜一郎
違和感を覚え思わず声をかけたが──
佳澄
佳澄
竜一郎
竜一郎
伝票をひらひらさせながら歩きだす
コメント
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竜一郎くんが垣間見せる二面性に惚れざるを得ません……! そして彼の過去もとても気になる展開でドキドキします 時おり彼の顔を強ばらせるのは誰からの連絡なのか、なぜ彼が流血して気を失っていたのか 続きも拝読してきます!