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ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
二次創作注意 本作は「命に嫌われている」のパロ作品です
ころん
ころん
机にうつ伏せになりながら僕はそう呟いた
...僕は絵を描いていた
コンクールでは何度も入賞していたし、それなりの実力はあった
でも、僕の右腕は機能しなくなった
原因は親との喧嘩
頭に血が上っていた母親は僕の利き手を容赦なく鈍器で殴った
それ以来右腕は動かない
だから、絵が描けない
絵というのは僕の存在理由でもあった
僕の生きる意味、それは絵を描くこと
それが描けなくなった今僕には存在価値もなくて、
だから僕はこう言葉を零す
ころん
莉犬
ころん
そこに知らない男がいた
ころん
このクラスの人じゃない、見たこともない
なんで、当たり前のようにここにいるの?
しかも、なんで窓から?
莉犬
ころん
自分の名前を呼ばれ、思わず首肯する
その途端に手をつかまれる
ころん
するととんでもない力で引っ張られる
そうして僕はその時浮遊感を感じた
一瞬頭が真っ白になったがすぐに今の状況を理解した
僕は手を引っ張られて三階から飛び降りている
その瞬間僕は気を失った
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ