君は向日葵のように
笑顔が眩しい人だった───。
ジージー、と微かに響き渡る
セミの鳴き声と
全てを焼き尽くすような
異常な暑さのせいで
秋の訪れを全く感じない
9月中旬。
︎︎ ︎︎
雲一つない真っ青な空で
輝きを放つ太陽は
徐々に日差しを強くして
気温を上昇させた。
︎︎ ︎︎
真っ黒な帽子を深く被り、
そっと顔を上げると
太陽に睨まれていた。
そりゃ暑いわけだ、と
うんざりしつつも
日陰のない道を歩き続ける。
︎︎ ︎︎
生ぬるい風に乗せられ、
柑橘系の香りが漂う。
それと同時に蘇る
君と過ごした数多の想い出。
それは幕を下ろした
桜のように儚く、
スポットライトを浴びている
紫苑のように美しい
俺の初恋の物語───。
コメント
4件
え!!!え!!!!連載だ!!!!!!!!!もうプロローグだけですんごい美しくて描写がきれいで大好き😭😭葵の連載が読めるの嬉しすぎるよー!!!更新待ってます!!
久しぶりの連載になるので至らない点が多いと思いますが、優しい目で見守っていただけると嬉しいです🙌 この作品はまだ大まかな内容しか考えていないので完結まで時間がかかります。