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9月5日午後6時
私は死んだ
なつ
なつ
そう呟くと1人の少年がやってきた
ゆうと
ゆうと
そう言って手を差し出す少年
でもその手をとる余裕は私にはなくて
なつ
そう訪ねることしかできない私を優しそうに見つめる少年 同じような経験をたくさんしてきたからだと思う
ゆうと
なつ
なつ
その瞬間、私は私の身に何が起きたか把握した
なつ
ゆうと
なつ
ゆうと
悲しそうな表情をする少年
なつ
私の言葉を聞き口を紡ぐ少年
ゆうと
なつ
黙り込む少年
ゆうと
そう言うと少年は指をパチンっと鳴らした その瞬間私は元の世界に戻ることができた ただ、いつもと違うことが一つ 誰にも私の姿も見せることができなかった
なつ
そう言って私と毎日の様に遊んでた優と結月を探した
見つけはしたけどやっぱり、気づいては貰えない でもそれでよかったんだ だって、見てるだけで幸せだから
本当に時間は少しだったみたいで、あっという間に 私の体は半透明になって言った だから私は最後の言葉を言った 決して聞こえないけれど
なつ
そう言った瞬間私は死後の世界へ引きずり込まれた
~~~5日後~~~
優
結月
なつ
そう言って微笑んでみせる
優
結月
なつ
優
結月
なつ
あの日私達はいつもの様に遊んでいた でも、その帰り優と結月は私を突き飛ばした 車が来る直前に そしたら轢かれちゃったよね だから、これは事故じゃない 立派な殺人
なつ