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Grand Murder Game

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20

⑨ あなたのために 後編

♥

50

2021年04月01日

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ツウさん

うわぁ

ツウさん

さすがにビックリしたかなぁ

ケン(藤田 マモル)

いや!

ケン(藤田 マモル)

ビックリするでしょ!

ケン(藤田 マモル)

っていうかルール違反だし!

大家さん(大家 エリ)

ちょ!

大家さん(大家 エリ)

もっかい繋いで、ツウさん!

ツウさん

やだよ

ハクさん(白星 カンタ)

え……?

タクさん(田原 クニヒコ)

何を…言うとるんや……?

加藤 リョウ

(大人しいツウさんが)

加藤 リョウ

(こんな大胆なことをするなんて……)

加藤 リョウ

……ツウさん?

加藤 リョウ

どうかしたの……?

ツウさん

ルール違反って。

ツウさん

リョウさんから一日に2つ取った時点で

ツウさん

もうルールは破綻してるんだよ

そう言い放ったあと

ツウさんはパソコンの前に座った

ケン(藤田 マモル)

たし…かにそう………

ケン(藤田 マモル)

だけど……

ケンは悔しそうに俯いた

加藤 リョウ

あのさ

ツウさん

加藤 リョウ

俺から2つ取ったって

加藤 リョウ

何?

ハクさん(白星 カンタ)

(そっか)

ハクさん(白星 カンタ)

(リョウさんの記憶)

ハクさん(白星 カンタ)

(書き換えられてるんだった)

ツウさん

それは……

ツウさん

・・・。

ツウさんは言いかけてやめた

パソコンに視線を戻す

そしてハッと気づいたように言った

ツウさん

(クス)
あの計画

ツウさん

しっかり進んでるみたいだよ〜

ミサトさん(山崎 ミサト)

そういえば…そう……だったね

ケン(藤田 マモル)

進み具合はどう?

ケンはパッと顔を上げて いつもの雰囲気を取り戻した

ツウさん

順調みたいだよ〜

タクさん(田原 クニヒコ)

「ラジオ」聞いてみるか〜

加藤 リョウ

あれ、

加藤 リョウ

ここ地下なのに電波繋がってるんだな?

大家さん(大家 エリ)

まぁね!

大家さん(大家 エリ)

私の努力の賜物よ(`∀´)エッヘン

加藤 リョウ

・・・(汗)

ツウさん

じゃ、スピーカーにするよ〜

カチッ

「課長!」

加藤 リョウ

加藤 リョウ

この声って……

ミサトさん(山崎 ミサト)

お利口さんに聞いてね〜?

加藤 リョウ

・・・(汗)
(遠回しにうるさいって言われちまった)

「そいつらの居場所が分かりました!」

「なんだと!? どこだ!」

「あいつら……」

「警視庁の下にいます」

「は……? おいおい、ふざけてんじゃねぇだろうな?」

「ふざけてません!本当です!」

「でも……何故ここの下になんか? 他にも場所はあるでしょう?」

「灯台もと暗しってやつですよ」

「いや分かんねぇわ」

タクさん(田原 クニヒコ)

場所ホンマにバレてるやん

ハクさん(白星 カンタ)

嘘だと思ってたの?

タクさん(田原 クニヒコ)

いやそーゆーわけやないんやけど

タクさん(田原 クニヒコ)

ダミーの方かと思たんや

ミサトさん(山崎 ミサト)

そんなのあったっけ?

大家さん(大家 エリ)

ありませーん

タクさん(田原 クニヒコ)

ないんかいな(笑)

ケン(藤田 マモル)

まあ、あったら作戦に入ってるよね〜

加藤 リョウ

確かにな

加藤 リョウ

(この声)

加藤 リョウ

(課長と自称後輩くんじゃないか?)

加藤 リョウ

(わかんねぇけど)

「……よし、分かった」

「それじゃあここの下捜索するぞ!」

「はい!」

ケン(藤田 マモル)

真の僕ら探し隊結成だね〜

ミサトさん(山崎 ミサト)

真ってなにそれカッコよ

大家さん(大家 エリ)

かっこいい……か?

ウツミ 警部

下と言っても一体どこだ?

課長(犬飼 警部)

ウツミ警部は知りませんか?

ウツミ 警部

課長(犬飼 警部)

警視庁の下……

課長(犬飼 警部)

地下には1階分の空間があるって

要 アキラ

そんなものがあるんですか!?

ウツミ 警部

報告してきたお前が驚いてどうするんだ(汗)

要 アキラ

す、すみません

要 アキラ

俺も警視庁の下ってのが分からなくて……

課長(犬飼 警部)

そうか、要は知らないのか

課長(犬飼 警部)

知ってるのは俺らの世代だけか……?

ウツミ 警部

同世代のはずの私も知らないけどな

カチッ

捜査官

やべっ!

キャスター 「本日も始まりました、 NPニュースです」

ウツミ 警部

おい誰だ!
テレビつけたやつ!

捜査官

すみませんっっ!手が滑ってしまってっっ!

「本日最初のニュースです」

「正体不明の事故死により亡くなられた方が100人を上回りました。」

課長(犬飼 警部)

え……

要 アキラ

嘘だろ……

要 アキラ

そんなに……?

ウツミ 警部

100人だと……!?

課長(犬飼 警部)

と、とにかく!

課長(犬飼 警部)

奴らの確保を急ぎましょう!

課長(犬飼 警部)

地下の場所は

課長(犬飼 警部)

うろ覚えですが俺が覚えてます!

要 アキラ

分かりました!
急ぎましょう!!

ウツミ 警部

あっおい、2人とも!

ガチャ……

ガチャンッ!

ウツミ 警部

2人で突っ走りやがって!
追え!

捜査官

はい!

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

9

ユーザー

声聞いても、思い出せないかと思った。

ユーザー

リョウさんを 助けたとしても 記憶が戻らないよなぁ… というか その前に ○人鬼の子達は 逃げそうだね ( ・∇・)

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