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狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

皆さんこんにちは!

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

狐亜チョコレート(「🍫・ω・)「🍫です!

魅珠 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

どした、チョコレート(「🍫・ω・)「🍫なんてw

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

魅珠もやってるじゃんw

朱音 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

全員やってるね

美音 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

まぁ理由でもあるんでしょ?

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

はいはい!今回はですね…

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

もうすぐバレンタイン!

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

ということで!

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

ストーリー作ってみました!

魅珠 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

でも狐亜は恋愛系苦手でしょ?

朱音 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

そこ、どしたの?

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

ふっふっふっ…

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

………………。

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

(´;ω;`)

美音 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

エッ?!何、どしたの?!

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

恋愛かけないからファンタジーにしちゃった…⋯:((´;ω;)):

朱音 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

おかしいだろw

狐亜 チョコレート(「🍫・ω・)「🍫

前置き長くなりましたが、どうぞ!

皆さん初めまして…

谷口 秋葉 小6です

好きな人がいません。

どうすればいいんだ…

秋葉ママ

秋葉〜?バレンタインのチョコどうすんの?

秋葉

はえ?!忘れてた!

今日は2月12日。 うわおーい、チョコが無い!

秋葉

まずいまずい!

秋葉

せめて優菜に渡す友チョコ位は用意しないと!

秋葉ママ

手作りチョコにするの?

秋葉

呑気だなぁうちの母親は…

秋葉

いや、まじで手作りは時間的に厳しそうだから市販のやつにするわ

秋葉ママ

あら、そう。

ん…ちょいと待てよ…?

秋葉

この前…

秋葉

優菜は誰にチョコあげるの?

優菜

えー…誰だろ?

優菜

そんな秋葉は誰?

秋葉

優菜以外に渡せる人がおらんw

優菜

ありがとー!

秋葉

うえへへ…

優菜

笑い方キモいんで前言撤回。

秋葉

あああぁぁ…

優菜

…………。

優菜

ごめん…

秋葉

あ、うん。

優菜

冗談だから気にしないでね!

優菜

あ、ここだ。

秋葉

え?

優菜

ここだ。

秋葉

あれ、こんなとこにコンビニなんてあったっけ?

優菜

ないんだよ、それが!

秋葉

………………は?

優菜

いやね、都市伝説は本当だったのね!

秋葉

都市伝説…?

秋葉

ごめん、話についていけない…

優菜

あ、すまん。

優菜

香織から聞いた噂なんだけどさ…

香織

ねえ、知ってる?

香織

四丁目のコンビニの話。

香織

あそこね、実は普段はコンビニなんてなくて、

香織

ただの廃病院らしいよ。

香織

そこのコンビニはバレンタインの日にしか姿を現さなくて、

香織

そのコンビニの中はバレンタインのアイテム…チョコとかで埋め尽くされてる。

香織

そこのコンビニのアイテムで手作りチョコを作って友達にあげると、

香織

その友達とは「ずっと友達」でいられるらしいよ!

香織

これ、お姉ちゃんの体験談なの。

香織

え、でも絶対あるよ!

香織

気になるんなら行ってみな!

優菜

っとまぁ、こんな話を香織が学校でしていてね。

優菜

だから秋葉に内緒でチョコ渡そうと思ってたのにー!

秋葉

あはは… 私が一緒に行きたいと言ってあんな拒否られたのはこれかー!

優菜

ごめんごめん!

秋葉

まぁいいや。入ろ。

ウイーン

秋葉

ここがさっきのコンビニの中か…

優菜

中はものすごく…

優菜

その…

優菜

なんて言うか…

優菜

飲食店らしいね。

秋葉

ね。

秋葉

あ、でも

秋葉

売り物は全部バレンタイン関連の物だよ!

彼に渡す手作りチョコを 可愛く彩る♡ ‧✦‧キラキラのデコレーション‧✦‧

バレンタインチョコといえば 手作りがやっぱり王道! 簡単手作りチョコキット! ♡トリュフチョコ♡ ♡ハート型のチョコレート♡

気になる彼に今年こそ 想いを伝えよう♪ ❀本命「好きでした」チョコ❀

秋葉

宣伝が個性的ね…

優菜

うん…

気になる人がいない2人。

秋葉

あ、これじゃない?

本命チョコは王道だけど 今年は友チョコも用意しましょう! ✩ずーーっと友達!☆ ☆永遠に途切れぬ絆セット☆

優菜

題名面白いんだけどこれ!

秋葉

これで手作りチョコを作って…

秋葉

優菜にあげたら

秋葉

永遠に私たちの絆は切れない…?

優菜

ね!買お!

店員

お会計1200円となります。

秋葉

はいこれ。

店員

ありがとうございました。またのお越しを…

優菜

すみません店員さん!

店員

はい?

優菜

…………あ、

優菜

すみません、やっぱりなんでもないです

店員

あ…はい。

秋葉

もう、優菜!行こ!

優菜

ごめんごめん!

秋葉

あれが使えるじゃん!

秋葉ママ

え?なんの事?

秋葉

母さん!

秋葉ママ

何?

秋葉

今から、チョコ作るよ!

秋葉ママ

え、え…?

秋葉

ほら、母さんも手伝って!

秋葉ママ

はぁ…分かったわよ。

秋葉

トリュフチョコセットかー…

秋葉ママ

母さん、こう見えて実はパティシエの弟子やってた時もあったのよ!

秋葉

え?!そうなの?!

秋葉ママ

結局、そのパティシエさんと…

秋葉ママ

あらいけない。湯煎を直ぐに行って、その板チョコを溶かしなさい。ゆっくり溶かすのよ!

秋葉

分かった!

秋葉

(さすがは元パティシエの弟子。指示も早いし…何より…)

秋葉

(チョコの扱いに慣れてる。)

秋葉ママ

秋葉!こっちよ。

秋葉

はーい!ココアパウダーだよね!

秋葉ママ

ええ!そこの、トレイに適当にぶちまけなさい!

秋葉

はいっ!

さささささ…

秋葉ママ

いいわね。ここからは、秋葉。

秋葉ママ

できるかしら?

秋葉

え?何を?

秋葉ママ

溶かしたチョコは丸めて固めてあるけれど、

秋葉ママ

そのチョコをココアパウダーにまんべんなくつけなさい。

秋葉

え?なんでお母さんがやらないの?

秋葉ママ

………………きっとあそこのコンビニで買ってきた物でしょ?

秋葉

あそこのコンビニ…?

秋葉ママ

四丁目の、通称

秋葉ママ

「バレンタインのコンビニ」。

秋葉ママ

普段は廃病院だけどバレンタインの時のみ、コンビニに姿を変え、バレンタインのお菓子を売る。

秋葉

え?なんで分かったの?

秋葉ママ

分かってたわよ。あの噂は母さんが流したやつなんだから。

秋葉ママ

噂好きな秋葉も食いついて来るかもって思って。

秋葉

え?なんで噂を流したの?

秋葉ママ

まぁ、それは知らなくてもいいことよ。

秋葉ママ

ほら、よそ見しない!

秋葉ママ

出来たチョコはここに置いておいて。

秋葉ママ

母さんが冷蔵庫で冷やし固めるから。

秋葉

う、うん。

翌日…

秋葉

え?!

秋葉

今、優菜なんて…?

優菜

私も信じたくないよ…

優菜

遠くに引っ越すなんて…

秋葉

転校…?

優菜

になるね。

秋葉

え、なんで…

秋葉

なんでこんなことに…!

優菜

私も分からない…

優菜

もしかしたら夏休みとかに会えるかもね!

秋葉

でも…私にとっての友達は優菜しかいなかったのに…

優菜

ごめん…

秋葉

なんで謝るの…?悪いのは私でも優菜でもないのに…

優菜

うん…

優菜

急に決まったの…

優菜

明日、引っ越すの。

優菜

大阪に。

秋葉

そんなの、遠すぎていけない…

優菜

分かってるよ、私ももう少し近くに…

優菜

せめて、東京都内とかでもいいからって、お願いしたのに…!

秋葉

うん…

これは運命なんだ…

受け入れなくちゃいけない…

でも待ってよ…!

まだ、 優菜にチョコ 渡してない…!

バレンタインデーは明日…

どうしよう…!

今日は2月14日 バレンタインデー。

この日は、いつもなら 優菜とチョコ交換して、 美味しいチョコを一緒に食べる、 楽しいイベントの日。

でも今年からは違う。

なんで、こんな日に 引っ越しちゃうの?

乗用車の窓から、 優菜が顔を覗かせる。

優菜

あきはーーー!

秋葉

優菜ーー!

私を呼んでくれている…

秋葉

これ!受け取って!

走る車に追いつこうと、 得意の瞬足でできる限りスピードを 最大にして走る。

しかしどうも、車には叶わない…

そして、私は 右手に握っていた「モノ」を

投げつけた

秋葉

キャッチしてー!

優菜

あああぁぁっと!

優菜

あっ…

取り逃した…!

その時、突然車が止まった。

優菜パパ

はぁ、大丈夫か?君。

秋葉

優菜の、お父さん…?

優菜パパ

これ。大事な物なんじゃないか?

手渡されたのは、 さっき投げた トリュフチョコ。

それを見た瞬間、 何故か涙が込み上げてくる。

秋葉

優菜…ごめん…

優菜

…え?

秋葉

チョコ、ぐっちゃぐちゃになっちゃった…!

優菜

頂戴。

秋葉

え?

優菜

ほら、食べて…!

優菜の顔は、私の作ったチョコ同様 涙でぐちゃぐちゃになっていた。

私は食べた。

優菜のくれたチョコを。

優菜の作ってくれたチョコは、 私が作った甘いチョコじゃなく、

まるで今の私たちみたいに 苦く、 辛そうな味だった。

そこに、微かな甘みがある…

秋葉

ううっ…

秋葉

美味しい…!

優菜

これで… 私たちの絆は永遠だよ!

秋葉ママ

偉い子達ね。

秋葉ママ

やっぱり、未来の見える超能力は役に立つわ。

秋葉ママ

そのために、彼に弟子入りして良かった…

秋葉ママ

あの人…こんなほろ苦いチョコの作り方くらい教えてくれてもいいじゃないの…!

秋葉ママ

私が弟子入りしたあの時は仲は悪かったけど…今じゃ

夫婦だものね…

秋葉ママ

お父さん…わざわざあんなコンビニまで作っちゃって…

秋葉ママ

ホントに、あの子たち思いなのね…!

分からなかった方の為の解説です

秋葉のお母さんは、未来が見える いわゆる超能力者です。 秋葉のお母さんはパティシエに 弟子入りしていたと言ってましたが 秋葉のお母さんが弟子入りしたのは 秋葉のお父さんでした。 秋葉のお父さんも実は超能力者で 魔法のようなもので 例のコンビニを作ったのです。 よく分からん設定でごめんなさい

ちなみに、まだ続きます

秋葉

お母さん!パティシエに弟子入りしてたなら、お菓子の作り方くらいだいたい分かるでしょ?

秋葉

何か教えて!

秋葉ママ

あら、いきなりどうしたのよ?

秋葉

あのね、優菜がもし夏休みとかに帰ってきてくれたらお菓子をあげたいなって。

秋葉

だから、その時は手作りがいいでしょ?

秋葉ママ

あ、あぁ…

秋葉ママ

優菜ちゃんの事ね?

秋葉

ん?母さん何か知ってるの?

秋葉ママ

実はね…

秋葉ママ

やっぱり戻ってくるらしいの!

秋葉

え?

秋葉

えええぇ?!

秋葉ママ

いや、ね?

秋葉ママ

ちょいと優菜ちゃんのお父さんが手違いだったらしくて。

秋葉ママ

せっかく引っ越したのに、なんなんだよ!って言ってたわね〜

秋葉

それ…は…!

秋葉

あのチョコ、本物だったんだ!

秋葉

「2人の絆は永遠に…」かぁ〜

秋葉

よぉし!

秋葉

母さん!

秋葉ママ

何よ?

秋葉

お菓子作るよ!

秋葉

優菜に、おかえりって言うためのお菓子を!

楽しんで頂けたでしょうか? 面白かったなら光栄です!

END

この作品はいかがでしたか?

1,110

コメント

5

ユーザー

おぉー!!!凄い素敵なストーリーだね!!

ユーザー

すごっ!!感動だ〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

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