テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
#読み切り
#ご本人様には関係ありません
「お前、ヒーローの子供なんだろ」
光吸
個性が発現する前、父が少し目を離した隙に私より何倍も大きな子供に絡まれた
その子達はおーるほぉーわんと言う名前の人に頼まれたらしい
無理矢理連れ去ろうとしてきたので怖くて声が上手く出なくて助けが呼べなかった
そんな時
空
ニッコニコで駆け寄ってきたのが姉であった
どうやら遊びだと思っていたようだ
ただ、状況を見て察したらしい
1人の子供が私を羽交い締めにしてもう1人が手をポキポキと鳴らしながら姉の方へ向かう
光吸
空
薄笑いだった
恐怖で硬直するでも泣くでもなく、薄笑いを浮かべて少年の方へゆっくり歩む
姉が殴られる瞬間を見たくなくてギュッと目を瞑った
目を瞑って、落とされたのか砂の感触と衝撃を感じた
光吸
目を開けた
目の前には大きな子供が倒れていた
普通はおねえちゃんすごい!となる所だろう
だけど
異質、異質だった、姉は
どちらかと言えば恐怖が経った
なんとなく、このひとはころさないと
ころさないといけないにんげんだ
そう思った
子供にしては随分と物騒な考えをしていた
……それくらい異質だった、少年を倒した後でも殴り続けていた 鬼の様な笑い方だった
何度か殺そうとした
でも失敗した
中学三年生、何の焦りかは分からないが早く殺さないとと言う衝動に駆られた
……結果は失敗
空
その時の姉は成長しきれいていない純粋のソレに見えた
光吸
足が震えて駄目だ
空さんは気付いてないみたい
……
去り際にチラリと空さんを見た
光吸
光吸
心の中で謝って、逃げるように家から出た
光吸
光吸
いや、無駄な事は考えるな
…
自分が知らない間に思ったより絆されていたようだ
光吸
光吸
目頭が熱くなる
視界がぼやけてよく見えない
光吸
光吸
光吸
頬を自分で引っ叩く
光吸
呼吸を整えて、再度、空の場所を確認し窓から個性を発動して飛んだ
…個性…鍛えないと終わってたなぁ あの人化け物だし