/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
私には、憧れの人がいる
私とは比べ物にならないくらいの人気者。
私なんかに憧れられてて、迷惑かもと思う時がある。
でも、憧れは消せない……。
勇斗
おはよー
大智
はよー
陽
おっはー
私の憧れ、勇斗くん
香伊莉
(今日も明るいなー)
私とは正反対
美波
勇斗くぅん
美波
おはよぉ
美波
今日もかぁっこいいねぇ〜
勇斗
美波、おはよ
美波
ねぇ〜好きぃ
美波
つ、き、あ、っ、て♡
勇斗
ごめんなー
勇斗
俺、好きな人いるんだよ
美波
えぇ〜
大智
お前、毎日これなのによく飽きねぇな
美波
いつか私のほぉ向いてくれるかもじゃん
陽
勇斗はしつこいやつ嫌いやと思う
美波
そんなことないよねぇ？
勇斗
ｿﾝﾅｺﾄﾅｲ…ﾖ(^ω^;)
香伊莉
(勇斗くん、好きな人いるんだよな)
香伊莉
(誰なんだろう)
俺には、好きな人がいる
その人は勉強ができて、優しい人
俺なんかが好きになっていい人ではない
この思いはそっとしまって置くべき……？
勇斗
おはよー
そう入ってきて、1番に目につくのは彼女。
勇斗
(今日も勉強してる……)
勇斗
(偉いなー)
そう、俺は香伊莉のことが好きだ。
私たちの出会いは4月
香伊莉
今日から、ここが家……
香伊莉ママ
そうよ
両親が離婚し、誰も知らない土地へ
母と引越してきた
お隣さん
香伊莉ママ
こんにちは
香伊莉ママ
隣に越してきた速水(はやみ)です。
勇斗ママ
あらまあ
勇斗ママ
ご丁寧にどうもありがとうございます
香伊莉ママ
香伊莉、挨拶して
香伊莉
香伊莉です
勇斗ママ
あら
勇斗ママ
香伊莉ちゃん歳は？
香伊莉
17です
勇斗ママ
あら、うちのと同い年！
勇斗ママ
ちょっとー！
勇斗ママ
勇斗ー！
勇斗
なんだよー
勇斗ママ
こちら、隣に越してきた速水さん
勇斗
ども
勇斗ママ
こっちは娘さんの
香伊莉
香伊莉です
勇斗ママ
あんたと同い年だってよ
勇斗
そーなんだ
勇斗
よろしく
香伊莉
よろしくお願いします
勇斗
硬い〜
勇斗
リラックス〜
勇斗
敬語なしー
香伊莉
よ、よろしく
勇斗
おけおけ〜
勇斗ママ
もう！
勇斗ママ
お調子者で困るわ
香伊莉ママ
あら、うちなんか逆に……
いわゆる井戸端会議が始まってしまった
色々はしょると、
勇斗くんのお父さんは単身赴任で滅多に帰ってこないらしい
勇斗くん家もうちも親が帰ってくるのが遅い
高校が同じになるらしい
で、遅くなる時は一緒にご飯食べることに……
香伊莉
(まだ続いてる……)
香伊莉
(大人の適応能力恐るべし)
勇斗
ごめんなーなんか長くなってるみたいで
香伊莉
ううん
香伊莉
お母さんの楽しそうな顔、久しぶりに見たし
香伊莉
よかった
勇斗
そっか
勇斗
今、ヒマ？
香伊莉
え、うん
勇斗
井戸端会議長くなりそうだから、俺がこの辺案内するわ
香伊莉
ありがとう！
勇斗
よし、じゃ、ちょっくら行ってくるわ
勇斗ママ
いってらー
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ