コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ここは病院。
僕はここに住んでいる。
僕はここで部屋を借りる代わりに人々の心のケアをしている。
僕は、そのために生まれてきたのだ。
立花
僕は自分以外に誰もいない部屋の中で挨拶をする。
挨拶は基本だ。
出来なければ誰も認めてくれない。
僕は歯を磨き、頭だけシャンプーで洗い、そして、ベトベトしてる脇だけを洗った。
脇の洗い方は簡単。
まずタオルを濡らし、そこに微量のシャンプーをつけてゴシゴシ洗うだけ。
簡単だろ?
そしたらいい匂いのする脇の完成さ。
僕は昔、自分のあそこは世界一綺麗だという自身があった。
なにせ、僕は昔、お風呂に3回も入っていたからだ。
僕こそが世界一。
僕は洗いたての服を着て、ジーンズを履き、あまり音のしない普通の靴を履く。
病院内の音は僕は気をつけている。
確かに病院はおしゃべりや子供の声、移動する音など聞こえるが、それでも僕は気をつけている。
これは僕なりの美学なのだ。
僕は廊下に出ると、迷わずあそこへ向かった。
立花
僕は部屋を開けながらそういうと、中にいた弱々しい女の子がこちらを向いた。
306の少女
306の少女
少女は少し笑いながらそういうと、風でふわふわしているカーテンを眺める。
306の少女
羨ましい?
僕は困惑した。
何もできないただふわふわしている感情のないそれを僕は見た。
立花
立花
少女はゆっくりこちらを振り向き、真顔になる。
306の少女
立花
僕は何を思ったのか、そういうと少女は目をキラキラとさせ、こちらを向く。
306の少女
306の少女
306の少女
僕はその言葉に思わずニヤニヤする。そして僕は、僕は、僕は。
306の少女
306の少女
僕ははっとすると、少し怯えてる少女の前で僕はニヤニヤしていた。
立花
306の少女
もう一人の僕。
それは、僕はたまに自分でなくなるときがある。それを言い訳するかのように、僕は二重人格といっている。医者にはこのことは話してないが、何しろ治療して消えてしまうのは寂しく思える。それで僕は、仲のいい人にしか教えてない。
立花
立花
306の少女
306の少女
少女の顔を見ていると、何故か自分ではいられなくなるような感じがして嫌だった。
306の少女
立花
僕は思わず笑った。
そんなことを言うはずのない人がそんなことを言うのだから。
306の少女
立花
306の少女
306の少女
どっくん。
僕は今までに何度か感じたことのある何かを感じた。
どっくん。
立花
僕はその何かを抑えきれなくて、気づいたら自分の右手の親指を噛んていた。
立花
306の少女
立花
立花
306の少女
立花
306の少女
僕は下を見ると、右手が少女の首へといっていた。
立花
僕は舌打ちをして他の部屋にいくことにした。
立花
何も刺激がない。
こんな退屈な生活、いつまで続くのだろうか。
僕はけつをかきむしりながらそう思った。
プリン先生
僕は聞き覚えなのないものに反応した。
プリン先生
プリン先生
立花
プリン先生
プリン先生
プリン先生
立花
プリン先生
プリン先生
立花
プリン先生
プリン先生
立花
プリン先生
プリン先生
立花