短編集

~生徒会室~

🚪）ﾊﾞﾀﾝｯ

生徒会長の黄会長は、何事にも冷静だ。

行動が早く女子からの 隠れファンも多い。

......俺は、男だが黄会長に想いを寄せている。

俺は副会長だが、理由は生徒会に入りたかったのもあるが黄会長と少しでも近くにいたかったからだ。

そう思いながら、俺は今日も生徒会の仕事をする。

~数週間後~

接点は主に生徒会室か、 廊下でたまに会うかだ。

黄会長は別クラス、、自分から話しかけられない俺はなかなか黄会長のいるクラスに行けないのだ。

目の前の光景に思わず変な声が出た。

頭にハテナを浮かべて俺の顔を見る黄会長、、待って....////

~放課後~

あの後、HRが終わって直ぐに 教室を出て会長の元へ向かった。

今は会長と桜の長道を 歩いているところだ。

まだ桜が散ることは無い。

会長の斜め後ろから歩く俺に一切振り向かずにただ無言で進んでいく。

何を話せばいいか、どんな声をかければいいかわからなくて 沈黙が続いてしまうのがもうあたり前になってしまった。

無言で歩いていると目的地に着く。

ほかの木よりも人一倍大きく桜が 満開に咲いている。

...待って、 ....そんなこと言われたら...。

これからの日常が、、 大きく変わりそうだなぁ、、、♪

END