謙社side
長尾
長尾
冬のもうすぐ日が暮れるとき。
居残りをして、教室には俺1人。
放課後の教室に1人って、なんかロマンチック。
準備も終わり教室を出たら...
長尾
とても透き通るような声。無意識に声の持ち主の方へ向かう。
着いたのは音楽室。ドアを少し開けてみたら人影が。
後ろを向いており、顔が見えない。だが、
長尾
長尾
黒くてさらさらな髪をなびかせ、外を見ながら歌っている。
ギターも弾けるんや。
ポロっと出た言葉に気づいていないのか、ずっと歌っている。
○○
長尾
慌てて片付けてる姿を見てそう思ってしまった。
俺って、女嫌いなはずなのに。
早く帰らなくてはと思うが、足が動かない。
○○
○○
長尾
長尾
沈黙が流れる。
一瞬で目を逸らされ、嫌いなのかと思ってしまう。
長尾
○○
髪を耳に賭けながら喋るその姿は誰が見ても息をのむだろう。
桜咲○○。クラスメイトで校内の有名人。 ー高校で初めて女子と話した相手ー
主
主
主
主
主
主
主
○○
コメント
1件
フォロー失礼します!!🙇♀️🙇♀️🙇♂️