阿部亮平
ラウール
阿部亮平
気付けばあの森の中にいた
横にはラウール
翔太の姿は……
ラウール
阿部亮平
ラウール
阿部亮平
ラウール
暗い森の中
いつ、どこでアイツらに襲われるか分からない不安と恐怖に足が震えそうになりながら、ラウールと一緒に歩き出した
怖くて阿部ちゃんにしがみつきながら、しばらく歩いていると
ラウール
視線の先には今にも崩れそうな古い建物が
阿部亮平
ラウール
小声で話しながらその建物に近付く
ガタッ
ラウール
阿部亮平
と、突然建物から物音が
思わず飛び跳ね、阿部ちゃんを掴む手に力がこもった
ラウール
阿部亮平
ラウール
ゴクリ……と、どちらともなく喉が鳴る
カタン
ラウール
阿部亮平
渡辺翔太
そこから現れたのは、不安そうな顔をしたしょっぴーだった
ラウール
阿部亮平
ラウール
渡辺翔太
阿部亮平
渡辺翔太
阿部亮平
渡辺翔太
ラウール
阿部亮平
ラウール
1人で不安だったところに2人が合流してくれて建物の中に入る
さっきまで恐怖しかなかった暗闇が少し、和らいだ感覚がした
渡辺翔太
阿部亮平
ラウール
渡辺翔太
不安そうに呟くラウールの背中にそっと触れる
その身体は小さく震えていた
阿部亮平
渡辺翔太
阿部亮平
ラウール
ラウールの目には涙が浮かんでいる
それはそうだろう……
自分が殺されるところを何度も経験するなんて………そんなの……
ラウール
渡辺翔太
阿部亮平
ラウール
どれだけ時間が経ったのだろう
2人を建物の奥に隠れさせて、俺は出入り口の近くで身を屈め、息を殺しながら外の気配を伺い続けていた
と、小さな音を立て、2人がそばに来た
渡辺翔太
阿部亮平
ラウール
渡辺翔太
その時、突然ゾワッと身の毛がよだつ気配が
阿部亮平
ラウール
2人の視線の先には、壁の隙間から覗く1つの血走った目
ガタガタガタガタ!!
ラウール
不自然に止まったラウの声にチラリと目線を向けると阿部がラウの口を抑えていた
壁が激しく揺れ、今にも壊れそうだ
このままじゃ……また全員……
それなら………
渡辺翔太
阿部亮平
揺れる壁を見ながら静かに立ち上がると、後ろから阿部ちゃんの声
一つ息を吐き、ラウールを宥めている阿部に視線を向けた
渡辺翔太
阿部亮平
ラウール
渡辺翔太
渡辺翔太
阿部亮平
2人にできる限りの笑顔を向け、俺は外に飛び出した
コメント
3件
怖がりなのに頑張ってる🥺