お蔵入りにしようとさえ
思ってしまいましたが
きちんと完結させる事に
しました(o・ω・))-ω-))ウム
もしよろしければ①、
ストーリーの把握だけなら
②から見て頂けると幸いです
それでは(= ・ω・)っ
怜介
怜介
何なんだよあいつ…
怜介は家に帰りながらも
ずっと来夢の事を考えていた
怜介
……………
怜介
……落ち着かねぇ…
怜介
…LINEの着信音…?
怜介
怜介
…ぅわっ、あいつだ
ただ一件来夢から来ていた
LINEのメッセージに怜介は
憂鬱な感情を覚えた
来夢
早速送ったよ♥
来夢
愛しの彼氏君♪
怜介
怜介
やめろ
怜介
普通に気持ち悪い
来夢
はぁ…やっぱり
怜介君は冷たいね
来夢
普段でもダルそう
なのに、文面上だと
もっと素っ気ないな
怜介
悪いか?
来夢
悪いに決まってるよ
来夢
私の機嫌を損ねると
来夢
ろくな事無いよ?
来夢
下手したら君の命に
関わるかも知れないよ
怜介
怜介
ハイハイ分かったよ
来夢
怜介君…
来夢
君、案外
度胸あるんだね
来夢
あんな事されて、
まだそんな態度で
いられるんだぁ…?
怜介
怜介
いや、ごめん
怜介
確かにそうだったな
来夢
はははっ!
来夢
怜介君、学習しないで
反抗的な態度とるのに
いざ脅されたらすぐ
ヘタレちゃうんだ〜!
来夢
馬鹿だなぁ…(笑)
怜介
怜介
おい
来夢
ははっ!何も
言い返せない?
来夢
まぁいいよ
来夢
そう言うちょっと
馬鹿な所も、私が
調教して直すから。
来夢
だから安心してね
来夢
…彼氏君♪
怜介
やめろ
来夢
( ´・ω・`)やーだよ
来夢
残念でした〜♪
来夢
君に権利なんて
もう無いんだよ!?
来夢
舞い上がっちゃう
なァ!!
来夢
(ノ゚▽゚)ノ<アハハハハハ
怜介
怜介
お前、おかしい
来夢
来夢
おかしい?
来夢
おかしいなんて、
とっくに知ってるよ
来夢
何言ってるの?
来夢
ほんとに馬鹿だね〜…
怜介
怜介
怜介
なぁ
来夢
ん?なァに?
怜介
お前さ
怜介
怜介
俺の事、ほんとに
好きなのか?
来夢
来夢
怜介君、いきなり
どうしたの?
来夢
何でそんな事
聞くのかな?
怜介
怜介
いや、だって
怜介
無理矢理恋人
なんかにしたのに
扱いが雑って言うか
怜介
酷く乱暴じゃない?
来夢
来夢
いいとこ突いたね
来夢
そうだよ、その通り
来夢
私ね、絶対その人を
モノにする為には
来夢
どうすればいいか、
って思って考えたんだ
来夢
ずっとね。
来夢
そしたらあまりに
簡単で単純な事
だったんだよ
来夢
来夢
強制的に、何が何でも
一緒に居させればいい
来夢
ってさ!!
来夢
脅すなり周りを殺すなり
来夢
そうすれば絶対絶対
君は傍に居てくれる!!
来夢
これ程安心出来て
確実な方法は無いよ!?
怜介
怜介
うわ…
来夢
まぁそうだろうね
来夢
引くなんて
分かってたよ(`ε´)
来夢
でね。
来夢
私、そういう愛を
持ってる人なんだけど
来夢
君と付き合えたのが
まず嬉し過ぎて
来夢
何が何だか分からなく
なっちゃってるの。
来夢
だからね。
来夢
来夢
私に、愛を
確かめさせて?
怜介
怜介
えっ
怜介
はっ?
来夢
安心して、
拷問じゃ無いよ?
来夢
普通にキスとか
ハグとか、恋人
らしい事がしたい
来夢
お願い…♥
怜介
無理に決まってるだろ
来夢
そっか、じゃあ
強硬手段だね
来夢
何しようか?
来夢
まず全身を縄で
がんじ絡めにして
いや、裸にするのが
先か〜♪♪
来夢
あぁ、ゾクゾク
してきたよ♥♥
来夢
会って触れなきゃ
私壊れちゃうよ?
来夢
来夢
ねぇ、どうする?
来夢
私はもう我慢出来ない
怜介
怜介
…やばいやばい……
怜介
このままじゃ
殺される…‼‼
来夢
怜介君?
来夢
返事してよ
来夢
ねぇ怜介君
来夢
私ほんとに
壊れちゃうよ?
来夢
いや、
来夢
君を殺しちゃう。
来夢
今来てくれれば
何もしないから
来夢
早くおいで?ね。
来夢
もういいよ
来夢
私から行ってあげる
来夢
君が来ないならね
怜介
怜介
は?
怜介
嘘…だろ?
怜介
えっえっえっ、
怜介
やばいって…
怜介
ちょ無理無理無理っ…‼‼
怜介
怜介母
あら、
怜介の友達?
来夢
はい、そうです
来夢
遊ぶ約束をしていて…
怜介母
そう、怜介
呼ぼうか?
来夢
いえ、大丈夫です
部屋で遊ぶ約束なので
怜介母
そっか、じゃあ
怜介の部屋分かる?
来夢
はい、大丈夫です!
怜介母
そう、じゃあ
上がってどうぞ
来夢
はい、失礼します
来夢
(怜介君の匂いで
分かるよ…♥)
来夢
(部屋なんか
あっと言う間に♥)
来夢
やぁ、怜介君♪
来夢
わぁっ、凄い
怯え様だね…
来夢
こっち向いてよ、
…そんな勇気無いか
来夢
怜介君…♥
悍ましい(おぞましい)程
甘えた声で後ろから抱き着く
怜介
…や…めろ…っ‼‼
来夢
…ふふっ
怜介
……‼‼‼‼…
来夢
…大丈夫、何もしないよ
来夢
ほんとに、
恋人らしい事が
したいだけ。
来夢
私達、これでも
付き合ってるんだよ
来夢
それくらい、
当然だよね?
怜介
来夢
あぁ、まだそんな
体固くしちゃってさ…
来夢
可愛いけど、
面白くないよ
来夢
来夢
…ねぇ
来夢
こっち向いてよ…?
来夢
逆らっても意味は無い
従って無事なら従おうと
ゆっくり後ろを振り向いた
怜介
…っ…‼‼‼……
来夢
来夢
ちょっと、ね
着飾ってみたの
焦りと恐怖を掻き毟る
威圧的な狂気を帯びた声
とは全く違う豹変した様な
女の子らしい声色、発言
はっきり言ってしまえば
伝説級にタイプだ、可愛い。
俺の好みにドストライクだ
来夢
どうかな?
来夢
可愛い?
来夢
怜介
………っ……
怜介
怜介
……可愛い……////…
来夢
えっ?ふふふっ
来夢
ありがとう、怜介君
その時の笑顔は、
今までと比にならない程
優しきて眩しくて──────
怜介
怜介
……可愛い…っ
来夢
ははっ、何で
2回も言うのかな?
来夢
来夢
…そんなに可愛い?
怜介
……うん…////……
来夢
…!!…っ…………
来夢
来夢
…怜介君、私が
怖くないの?
怜介
…!………。
怜介
怜介
…そりゃ…怖いけど…
来夢
怜介
怜介
……その分、今は…、
怜介
…可愛い…///…
来夢
…!?…怜介君…っ
来夢
来夢
本当に…私が
怖くないの?
来夢
それとも…
来夢
来夢
…まだ、私が怖い?
来夢
どちらにしろ、
私のモノにしたい
のは変わらないけど…
聞いた事の無い弱い口調
儚げで女の子らしい姿に
葛藤が激しく渦巻く─────
来夢
来夢
ねぇ、怜介君…
怜介
…!……何?…
来夢
来夢
怜介君は、こんな
物騒で乱暴な私の、
来夢
…傍にいて…
くれるかな?
怜介
!!…っっ……
怜介
今、断ったらどうなるのか
そんな事を考える前に答えていた
来夢
怜介
怜介
……うんっ…///
来夢
…!!!っ……
来夢
……怜介君……///
来夢
来夢
ギャップ萌えって、
ヤツかな?
来夢
今まで怖くて避けたい
イメージだったから、
急にこんな格好されて
来夢
…ちょっと、動揺して
錯覚してるんじゃ…
無いの?そうでしょ?
怜介
…………い、いや…
来夢
……え?…
怜介
怜介
その、今は普通に、
素直に可愛いなって
思ったし、魅力に
気付いたって言うか
怜介
こう、魅せられたって
言うか…ね、まぁ、……
怜介
怜介
…言っちゃえば、
惚れたんだよ。
怜介
一目惚れって奴
なんだろうね。…
確かにギャップ萌え
だけどさ、その…
来夢
来夢
怜介君……
来夢
…うん、分かった
来夢
君の言いたい事は
もう十分分かったよ。
来夢
照れ臭そうで
可愛かったよ…怜介君。
怜介
……っ……!…
来夢
…………怜介君……。
来夢
来夢
……それじゃあ……
来夢
これからも、
よろしくね?
怜介
……!………
怜介
怜介
……うん。////…
来夢
……ふふっ
来夢
来夢
……遂に怜介君と
付き合い始めて
半年……
来夢
関係は変わらず
良好っと……♪
来夢
ああ〜!こんなに
上手く行くと
思わなかった!
来夢
落として落として
好みの格好しただけ
なのに、あんな
惚れちゃうなんてさ
来夢
やっぱり怜介君って
チョロいね…♪
来夢
来夢
……やっと私のモノ…
来夢
…やっと私のモノに
出来たんだ……
来夢
…………あぁ…ぁあっ…
来夢
……はぁ…はぁ…♥
来夢
…どうしよう…
ちょっと興奮して
きちゃった……
来夢
アハハハハハッ!!♥
来夢
やっぱり最高だよ
怜介君…ッ♥♥
来夢
このままずっーと
私の手の中に堕ちて
いいんだよ…?
来夢
来夢
………なんて。
来夢
怜介君には絶対
気付かれちゃ
いけないけどね。
来夢
来夢
さて、怜介君。
来夢
このまま普通に
結ばれるだけじゃ
つまらない。
来夢
どうしようも
無いくらい依存
させないとね…?
来夢
どうしてあげようか。
来夢
ふふっ…
来夢
…はははっ…
来夢
それじゃこれからも
よろしくね?
来夢
来夢
怜
来夢
介
来夢
君♪